座間味島・・・うみの日記 

海・クジラ・自然の写真をアップしていこうと思います。

バリのダイビング事故で思い返したこと

2014年02月21日 15時55分53秒 | 

ふわっふわの白い鳥の羽のような雪がチラつく草津から

みほです(^O^)/

今日、スタッフの子に自分の年齢言ったら「めっちゃ元気ですよね~」

えっ?年齢に元気って関係あるの?

っていうかそもそもここでまだあたし6割くらいしか元気はなってないけど・・・

なぁんて思っていました(笑)


さて、話はバリのダイビング事故のことで思い返したことがあります。

このドリフトダイビング、ダイバーのかたにはわかるかたも多いかもしれませんが

潮に流されて浮上したところに船に迎えに来てもらうというダイビングです。

今回、船長さんが問題視されていますよね。


あたしは以前勤めていたショップで

和船で何回かドリフトの船長をしていました。

このショップでは

どのルートでまわる予定で何分後にどこで浮上などを

ガイドと打ち合わせをしてからお客様を海へ入ってもらいます。

10分、15分に一回はフリーフロー(エアーをたくさんだして「ここにいるよー!」というサイン)

をしてもらいとにかくひたすらダイバーの泡を遠くから追います。

浮上のときにはフロートと呼ばれるオレンジや黄色の目印を海面にあげてくれるので

これを目印にお迎えに行きます。

とにかくお客様が潜ってちゃんと船にあがりきるまでは

あたしにとっては緊張の時間でした。

風にあおられて暗礁にぶつからないように

流されながらポイントを離脱できるように

船のペラでダイバーをまかないように

泡を見失わないように・・・。

基礎に忠実に、叩きこまれた安全管理がしっかりできるように

船長というのはみんなの命を預かっているのだから

いつもこのことを頭に入れていました。

あまり緊張しすぎてもいけないので自分なりにリラックスできるように

独り言をひたすら言っていたり鼻歌を歌ってみたり。

あたしが事故もなくドリフトでの船長をすることができたのは

しっかり教えてくれて上司のおかげだと

このニュースをみて感じました。

特にこのような事故があったことで

どんだけ慣れたとしても

ホームのポイントやったとしても

基礎は大切、心構えも大切、そう痛感しました。

今は海から離れていますが

いつか戻ることになったときは

初心に返ってしっかり海の中を案内していきたいと思いました。



バリではまだ残り一名、まだ見つかっていません。

早く見つかることを祈っています。







みほ

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