お久しぶりです。
クジラのストーカーのみほです(笑)
6月13日から15日にかけて北海道の羅臼へ行ってきました!
もちろん目的はホエールウォッチング!
ターゲットはシャチ!
今回は低気圧の影響で天気も悪そうだったので
心配でしたがなんとかウォッチング中は雨も降らず
波も落ちて無事に出港できました。
今回お世話になったのは「エバーグリーン」。
2時間半で8000円です。
初日の午後のみ少し波がありましたが
2日目の午前も午後も凪ていて
こんな海でウォッチングできるなんて!ってそれだけで感動!
ただ今の時期は南風の影響でガス発生率が高くかなり狭い視界からの出港になりました。
午前よりも午後のほうが視界が晴れやすいそうです。
さて、今回出会えたクジラたち、まずはミンククジラ。
ミンクはブローが薄く
ちょこっとしかでてきてくれないので見つけるのも大変みたいです。。
こんだけ凪ていているからこそこんだけ姿をしっかりみることができました。
船の近くで何回かブローしてくれたのでブローの音も聞こえましたよ☆
次にイシイルカ。
速く泳ぐこのイルカは水しぶきをあげながら泳いでいるので遠くにいてもわかりやすかったです。
こんなに陸に近い場所にいるときもあるのです!
基本的に船と遊んでくれないイルカみたいですが
ラッキーなことに1回だけ船についてくれました!
船の下、真横、前などいろんな場所に現れて
もうあたし狂喜乱舞(笑)
ありがとう、イシイルカたち!
そして今回の目玉、シャチ!
去年は5月の半ばくらいから姿を現してくれていたシャチが
今年はまだ数回しか発見されていないとのことで
探すときは半端なく集中。
シャチはとてもデリケートなのでなるべく遠くからアプローチをするそうです。
双眼鏡で水平線をひたすら見続け
第一発見はまずはこんな感じ。
高い黒い棒が数本。
これを双眼鏡でみつけます。
そこへ
少しずつ近づいてはシャチが離れていってるかどうかを見て
近づくかどうかを決めていきます。
長年シャチを見続けているベテラン船長と
サポートするガイドさん。
たとえシャチに近づけなかったとしても
こういうウォッチングはほんとにすてきです。
船長さんもマイク使ってガイドさんとやりとりしてるので
なんでシャチに近づかないか、その考えをお客さんみんなが知ることができます。
これいいなぁ。
だれだってみんな近くで見たいと思うけど
今は追わない納得できる理由を知ることができたら
少し寂しくてもシャチのため・・・って思える人も多いと思います。
ほんと、理想のウォッチング。
あたしたちは運がいいことに
午前中に水平線にシャチをみることができ
午後には船のそばでみることができました。
5頭の家族で特別なにか行動をしていたわけではないけど
午前あんなに遠かったシャチが
午後にはこんな近くでみることができたことに感動でしたよ。
この羅臼の海は
日露の境界線があるため
遠くまで出ることはできません。
でも
こんな限られた海の中で
何種類もの鯨類と
何種類もの鳥類に出会えるというのはすごいことで
まさに自然の宝庫です。
そして船長の性格は操船にもでるもので
あと2隻、ウォッチング船をみかけましたが
個人的には気持ちのいいものではありませんでしが。
それを察してかガイドさんが
「船長さんの性格って操船にでますよね。やっぱり気になります?」
って。
思わずハイ、と答えてしまったけど本音ですよねー。
お客さんの満足度と生き物への配慮って難しいもんです。はい。
なぁんて
学ぶことも遊ぶことにも満足できたウォッチングでした(^O^)
みほ