座間味島・・・うみの日記 

海・クジラ・自然の写真をアップしていこうと思います。

りくとすいちゅう

2011年07月31日 20時00分12秒 | うみ

みほです

沖縄の南に台風があるなんて思えないくらいいいお天気のなか

今日の午前中はボートスノーケリングをしてきましたよ

親子で海遊びに参加されていて1本目は娘さんがダイビングでお母さんがスノーケリング。

2本目は親子でスノーケリングを楽しんでいただきました

浅瀬でみるサンゴはとてもキラキラしているし魚は多いのでお二人と喜んでいました



スノーケリングでとった写真です。

水深2メートルくらいです。

スノーケリングでもこれだけステキな写真が撮れるんですよ

娘さんも写真を撮るのに夢中になっていました。

いい写真撮れたのかな?



親子で仲良しってほほえましいですね


実は今日行ったポイントは

昨日せいじさんとスノーケリングのポイント開発したばっかりの場所で

ダイバーは浅すぎていけないのです。

そこでこんな写真を撮ってみました。



先日、せいじさんが半水面の写真を撮っていたので

あたしも負けじとがんばってみました。

いつも船の上から海を見てると

「ここにはこんなサンゴがあってこんな魚がいて・・・」と想像しながらポイントの復習をするのですが

目で見るのは海。頭の中では海の中を思い出す。

これに近いのが半水面写真だと撮ってみて気がつきました。

船の上からみると黒いサンゴのかたまりしか見えないけど

実際はキラキラとしたサンゴと魚がいる。

陸と水中のコラボってステキです

ちなみに今日のお客様も半水面で撮らせていただきました



写真一枚に空と海の中が写る。

あたしにはとっても神秘的です。



新しく手にした「半水面写真を撮る方法」。

腕に磨きをかけてスノーケリングで陸と水中をつなぐ写真も撮っていこうと思います☆



                                        みほ@

ちいさいくじら 3がつ。

2011年07月29日 19時55分17秒 | くじら

みほです

今日は一日クジラに関する仕事をしていました。

レストランにある写真の展示の方法を変えるために写真の加工や

レイアウトの作成など今季のホエールウォッチングの様子がよみがえります

それと同時進行させていたのが

「小さなクジラ」についてです。

2011年3月18日に私たちはある親子に遭遇しました。

3月に親子クジラに出会うのは珍しくはないのですが

珍しいのは仔クジラの大きさでした。

通常、ザトウクジラの子どもは4メートルから5メートル未満で生まれてくるといわれています。

しかしその日であった仔クジラは明らかに小さかったのでした。

体中にある傷。

生まれて間もないのかとも思いましたがそれにしては体色が灰色に近い色をしていなかったのです。(通常生まれたては薄い灰色に近い色をしています)

夢中で写真を撮っていたらいきなり・・・



仔クジラが海面に姿を現しました。

母クジラの口先に乗ったようです。

この仔クジラと、この「持ち上げ行動」についてあまりにも不思議だったので

知り合いの海洋ほ乳類の研究者の方にメールをしてみました。

母クジラのフジツボの直径から計算してもやはりこの仔クジラは3メートルないそうです。

未熟児・・・なのでしょうか。

持ち上げ行動も、イルカはこのように母が子供の呼吸を助けるために口先で下から「持ち上げる」行動をするのですが

クジラでは・・・・?

うーん。



結局この親子クジラとはその日以来会っていません。

生きていてほしいと

この親子と出会った人は願っています。




さて、研究者のかたといろいろ話をしていくなかで今回のこの仔クジラについて「学術誌」の一部で記事を書かせていただくことになりました。

まだ時間はたくさんあるので

しっかり煮詰めて投稿しようと思います。





                                     みほ@









わらいのたえないすのーける

2011年07月25日 18時27分14秒 | うみ

みほです

今日は午前中にかっぷるのお客様とボートスノーケルにいってきました

女性のお客様はスノーケル自体初めてとのこと。

これはしっかり楽しんでいただけねば!!

ということで一つ目のポイントは海底砂漠。

ここは先日スノーケルのポイント開発したばっかりの場所。

やっとお客様をお連れすることができました☆

まず出会ったのはサンゴに隠れるデバスズメダイの幼魚。

あまりの多さに叫んだり興奮したりしていました

そしてナマコ!

気持ち悪い!と叫びながらもしっかり触るお二人。

ナマコは永遠のアイドルですね


photo by miyasan

そして今日は魚眼レンズを持っていたせいじさんに

海底から撮ってもらいました。

みんなで大の字になったのに・・・

あれ?あたしだけ変な形してる・・・?


photo by miyasan



そして次は阿真水路。

エントリーするときにダイバーみたいにやってみたいと

いっていたので

みんなでジャイアントエントリー

デバスズメの群れに突っ込んだりウミヘビを触ったり

コクテンフグを捕まえて喜んだり。

笑いの耐えないスノーケルでした。

あーおもしろかった☆

これを機に、もっと海を好きになってほしいなと思う

みほなのでした


                      みほ@

わいどまくろさつえい

2011年07月23日 20時42分05秒 | うみ


みほです

今日の午前は古座間味ビーチ沖に沈めた古酒の様子見と

台風がきてもなくならないように再固定に行きました。



アルコール度数25度の菊の露という泡盛を

海底に一年沈めることで地上で数年経ったくらい熟成され古酒というものに変わるのです。

1箱に何本も入っていたりブロックで固定しているので持ち上げて

移動させるのも一苦労。

そんなとき大活躍したのがこれ!!



りふとばっく~~~~~(ドラえもん風に読んでください)

気球みたいなのになっていて

気球の空気が入る場所にはオクトパスで空気をいれます。

こうすることで200キロまでは浮かばすことができます。

世の中って便利

古酒はその付近にいるたくさんの魚に護衛されてますので安心ですよ☆



そして午後は1ファンダイブと撮影ダイブが1本。

最近お気に入りの阿真水路というポイント。

珊瑚の群生がとてもきれいなのと

そこに住み着いている魚が多くて被写体がとても多くて好きなんです。

今日の被写体はミスジリュウキュウスズメダイ。

ピンク紫色のサンゴに前から住み着いていて

浅瀬ということもあり自然光もあたってとてもきれいなんです。



サカナ・サンゴ・青・光

サンゴの色が映えてメリハリのついた写真になりました。



一匹のミスジちゃんを撮るのもいいのですが

こうやって住んでいるおうちや環境をいれる

「ワイドマクロ」

という撮り方。

それをあたしは背景を青にするために下からあおって撮ってます。


スノーケルのときに写真をとるのはなかなか難しいですが

ダイビングのときは海の中で息ができるので

じっくり自分の好きなアングルで撮っていきたいですね




                    みほ@



すてきなうみのなか

2011年07月21日 10時10分38秒 | うみ

みほです

今日はダイビングポイントの地形を覚えるというのを名目に

カメラ片手に潜ってきました。

最近よくいくブツブツサンゴ。

そこでみたものは・・・・・・・・



ポリプが咲きまくっている桜のようなイソバナ!!

あまりにも見事だったのでいろんな角度から写真を撮りました。




太陽をぽんやりいれて下からあおって撮ると

小さい魚たちが乱舞しているのがよくわかります。

このイソバナはみんなのおうちなのですよ~~~


そして場所は変わって海底砂漠。

心引かれたのはきれいなイソギンチャクに住んでいるカクレクマノミ。

顔はそんなにかわいくなかったのですが

背景を海の青にして撮れるのに魅力を感じたあたしは

撮影開始。



これあたし目線。

ほんとはもっとほわんほわん感をだしたかったのですが

絞りを開放して撮るのはあたしにはまだ難しいです・・・・。

そして・・・



クマノミ目線!



イソギンチャクの刺胞はクマノミには効きません。

やっぱりイソギンチャクってやわらかいのかなぁ~~?



サカナの視点

あたしの視点


こういう撮り方もありですね^-^



                         みほ@