みほです。
先日沖縄は梅雨入りしました。
毎日毎日雨降ってましたが今日は晴れ間もみえています。
そんな座間味ですが
まだ気温があがったり下がったりしているので夜は上から一枚羽織れるものを
用意した方がいいかもしれません。
さて
最近、宮古島でマンゴー栽培をしていた友達がついに販売を開始しました!!
彼とは座間味島で出会ってからの友達で
数年前に宮古島へ移住し、ダイビングもしながら農業をしていました。
そしてこだわって育てたマンゴーには熱い想いが込められています。
来月か再来月に発送してもらえるので注文しました。
今から楽しみです(*´▽`*)
そういうあたしも、
2年前からやろうとしていたことが現実にできそうです。
今回、
写真を使った商品を作るにあたって
自分はなんで写真を撮り続けるのか、それを形にしようとしているか。
その根っこの部分を固めようと思います。
まず初めに
あたしは小学生の時小児喘息でした。
動物が好きなのに触ることも近寄ることもできない状態で
幼い時の夢は、当時から鳥が好きだったのでタカを自在に操る「鷹匠」。
しかし喘息が治った中学生のときでもまだ、発作が怖くて毛のある動物に近づけずにいました。
中学2年の冬に出会った1冊の漫画。
あたしの人生はこの漫画から始まりました。
「瞳の中の王国」
それまでイルカという生き物すら知らなかったのに
読んでいるうちにイルカに興味を持ち始めたのです。
簡単に紹介すると
水族館にいるイルカは海と水槽とどっちのほうが幸せか?というのが
メインになるお話です。
ここでこんなシーンがあります。
「こいつらもジャンプしたとき ちらっとみえると思わないか 海」
「本当は海みるために跳んでいるのかもしれない・・・」
初めてこの漫画を読んだときはイルカの気持ちというよりも
イルカのトレーナーのほうに興味があって(もともと鷹匠になりたかったくらいなので)
読んでいました。
イルカに興味を持ち
実際に高知県桂浜水族館へ行きイルカをみて
イルカをバンバンとばすトレーナーさんがかっこよくて憧れは募るばかり。
このときはトレーナーになるのが夢になってました。
しかし
漫画を繰り返し読んでいるうちに
イルカたちはこの状態で(水槽で飼われていて)幸せなのか、ということを考えるようになりました。
今は亡き「せいこ」。
初めてみたイルカです。
「手を入れないでください」と書かれていたのにかかわらず
ずっと目の前で止まっているせいこに思わずなでたくなって手を入れて噛まれたのは
今でもいい思い出です。
少し狭めのプールにせいこともう1頭。
毎日が同じ風景、同じ行動。
水族館の外には広い海が広がっていて
沖ではニタリクジラやイルカたちがいるのに
この子たちはこれからもずっと同じ風景、同じ場所。
そんなときに上の言葉がよみがえってきたんです。
「本当は海みるために跳んでいるのかもしれない・・・」
せいこは本当は海に帰りたかったのかもしれない
もしかしたら海をみるために跳んでいるのかな・・・
今となってはイルカの視力は0.1くらいと知っているので
遠くがみえるわけではないとわかるのですがそれでも、うっかりこんなこと思っちゃいますよね。
そう
そしてこんなこと考え始めたらこの子たちの野生の姿に興味がわいてくるのは必然的。
自分が目指すのは作られた世界ではなく(水族館)
自然の中にあるのではないかと感じて進路を決めた高3の秋でした。
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みほ