みほです。
風が強く本日は中止となりました。
さて今日はちょーっとわたしからぬお話をひとつ。
以前、本島からきていたダイビング船がクジラを勢いよく追いかけた・・・という話をしましたが
それについてです。
座間味ではホエールウォッチングの発祥の地でもある小笠原にならって
自主ルールを設けています。
そしてそのルールがお飾りにならないように
ルールの改定もしています。
座間味が完璧に守れているかと言われればそれは違います。
海況や状況によってそのときの最善をとっているときだってありますからね。
しかし
それぞれの船長さんたちがクジラにストレスを与えないという気持ちがあるのは
事実です。
冬にウォッチングを本業としている方たちはそうなんですよ。
視界が悪くて1ポッドしかクジラがいないのに船がたくさん出航するとき
「少し探してみていなかったらそっち行くわ~~」といって
1ポッドのクジラに集中しないようにしてくださる船長さんたちがいるんです。
でも
「ダイビングしてたら近くにクジラいたから少しだけみ~~~よう!」といって
片手間でくる船長さんは違うんです。
ある日とある船が親子クジラに向かって勢いよく走り、もう危ない!と思うようなとこで減速。
この日は2回ブローみただけですぐに別のダイビングポイントへ走っていきました。
しかもクジラのそばを離れる時も少し離れてからスピードをあげるのではなく
そばにいるときからブイーーーーンって。
はい、船の写真撮ってお店の名前調べましたよ。(私これ、よくやります(笑))
S那覇店の船。
ありゃ~~~
このショップさんはホエールウォッチングもしてるはずやのに
こんな操船するの?って目を疑ってしまいましたね。
ダイビングのイントラさんや船長さんとウォッチングの船長さんが違うのかもしれませんが
それにしても仮にも「くじら博士」がいるってうたっている以上
こんなことするのはよくないと思いますよ~~~。
みるならそっと近づいてそっと離れてほしいわけです。
ただそれだけ。
今回のもケラマ海峡でのんびりしていたこの親子クジラも次に上がった場所はかなり離れた場所でした。
ダイビング中にチンアナゴがいて
自分らがみて終わったからって言って
チンアナゴがいる上を通ってわざわざ引っ込ますようなことしないですよね?
自分たちがよければそれでいいんですか?ってなるんです。
ダイビングしてて頭のうえブイーーーンって通られて
気持ちいいわけないですよね(´・ω・`)
座間味の展望台からはいろんなお客様がみています。
特に私たちスタッフが近くにいる時は
一緒になってクジラをみていることがあるんです。
「あの船すごいスピードでクジラのそばまでいったけど大丈夫なの?」
現に聞かれたことありますよ。
ケラマだから・・・とかやなくて
全体的に「ウォッチングする」ということに関しての意識をあげていきたいですね。
みほ
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