いい女よりもいい男の数は少ない

男の恋愛ブログです。
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好きでいて

2017-03-04 01:10:38 | 日記
「よかったら、お茶でもしませんか?」

都庁近くのカフェでスマホゲームをしていると、自動ドアが開く音がした。ふと顔を上げると鍛えた男性が入ってくるところだった。人を探している様子の彼に軽く会釈をすると、ほっとしたような表情を見せこちらにやって来た。

「はじめまして!」

「はじめまして。」

その日彼は普段サラリーマンをしながらゴーゴーをしていると話してくれた。そして好きだ、とも。ゴーゴーは好きにならない。職業差別をしているのだ。そんな自分は、もう1度お茶をする約束をした。

2度目のデートはまるで男女のカップルのようだった。彼が寄りたい店に付き合い、おしゃれなお店で食事を楽しんだ。この男は女性にもてるだろう。やるだけならゲイからももてるかもしれない。ただ、何かが足りない。オレと同じことを感じた男は彼を選ばないだろう。一緒にいて楽しいとか顔が好きだとか、そういう恋愛を30過ぎて自分はしない。生きる意味などと言うと大げさかもしれないが、この子の為に仕事を頑張ろう。財布に1万入っていたのなら、この子の為に遣いたい。そんな恋愛を探している。

彼の横にいる男は、きっとオレじゃなくてもいい気がした。好きな気持ちは本当だろうが、オレじゃなくてもいいのだ。彼に何かが足りないとしたら、色々と充足されている事だろうか。彼は1人で生きていけるのだ。

幸せにしたいと思える相手を好きでいたいと思っている。




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