いい女よりもいい男の数は少ない

男の恋愛ブログです。
過去の記事は随時掲載していきます。
以前読んで下さっていた方、ありがとうございます。

ICE CITRUS

2009-04-25 01:00:28 | 男の生き様

本格的に体を鍛え始めたのは3年前、海外の雑誌の切り抜きを持ってよくジムのスタッフさんにフォームを教わっていた。中でも一番親切だった男性スタッフがいて、悪いなとは思いつつも見かければいつも教わりに行っていた。そんなスタッフさんもいつの間にか退職し、自分はこの2年ちょっとの間、別のトレーナーさんに教わりながら、とにかく鍛えて体を変えた。風の便りで、3年前のそのスタッフさんは当時大学生のアルバイトで、就職するので辞めたとのこと。自分はマシンと簡単なダンベルしか使っていなかったから、大学生だった彼から教わった全てが、フリーウェイト中心の今の原点になっている。

先日、スーツの男性がジムの入口に立っていた。ふと見ると、3年前の彼だった。転職して、今度は正社員として、もう一度このジムで働くのだそうだ。懐かしかったし、びっくりしたし、何より嬉しかったし、また会えて本当によかった。

「覚えてないかもしれませんが、昔よくフォームを教わっていました。」

挨拶をしに近づいて、そう伝えると、すぐに首を振って答えてくれた。

「覚えていますよ。見違えましたね。肩幅とか全然違いますよ。」

そりゃあ10kg近く増えれば変わるだろうな。これも、今のトレーナーさん、ひいては目の前にいるスタッフさんのおかげだ。

「ずっと感謝していました。」

「嬉しいです、そう言ってもらえると。」

本当にいい人だなあって思った。3年前も今も。この人に教わって新しい一歩を踏み出す会員は何人いるのだろうか、と、話している最中にふと思った。

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小さな恋

2009-04-23 23:32:39 | 男の生き様

会うまで1週間ほどメールのやり取りをしていた。メールをいつもちゃんと送ってくれるので、その1週間は常に携帯をチェックして、オレからも積極的にメールを送った。返事がちょっと遅いと心配になり、送信済みのメールを読み返して失礼がなかったどうかを入念に確認する毎日だった。長文メールが来ると嬉しかったし、短いメールだと少し寂しかった。仕事の帰りにメールを打ちこみながら、ふと思った。

「恋人でもないのに、オレ、どうかしちゃったのかな?」

会う前から好きになっていた。会ってもしダメでも友達として永久に仲良くしていけばいい。そんな、ゲイ初心者みたいな恋ができたことに感謝していた。

「なぜ、好きになったのだろう。会ってもいない相手に。」

彼からのメールが好きだった。さり気なく優しくて、どこか抜けてて、一生懸命オレにメールをしてくれているのが文章を通して伝わってくる。しつこくないし、自然にメールをいっぱい送ってくれる。どんどん好きになっていくのが分かった。

「好きな人なんて最初からいない。縁があった人を、段々好きになっていくものだから。」

待ち合わせ場所に現れたのは、笑顔が可愛いマッチョな年下の坊主だった。それが今の彼だ。

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トークショー

2009-04-21 12:01:59 | 男の生き様

ゲイであることを、悪いことだと、マイノリティだと思っていない?男が好きか女が好きかなんて、紅茶が好きかコーヒーが好きかぐらいの違い。決まったことなのだから、胸を張って生きていこう。そう自分は以前言われて前に進んだ。

「ノーマルの男だってホモみたいなもんよ?男同士で抱き合ったりしてるじゃない!」

今何かに悩んでいる人は、色々な人と出会うことをお勧めします。自分の主張は捨てて、トークショーに来たつもりで話を聞いてみて下さい。きっと明日はもっと晴れやかな気分で迎えられる気がします。

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恋愛相談するならば・・・

2009-04-21 01:10:22 | 男の生き様

恋愛の相談が、「なかなか上手くいかない。」というものなら助かるが、「出会いがない」的な趣旨のものだと辟易する。例えオレが出会いをセッティングしたとしても恐らく上手くいかないのではないか。掲示板やWANTEDを見ての通り、「出会い」を求めている人口は多い。無数、といってもいいかもしれないほどだ。なのに出会えない。それは自分が対象とはされていないからだ。

自分がそうだったから言えるのだが、要領が悪いからモテないのだと思う。「モテ」のポイントなど決まりきっているのだから、そこだけ押さえておけばいいのに、それができていない。体質とか体型とか、ああだこうだと言う人に対しては、かなりキツいがこういう言い方をしている。「じゃあ、学生時代は運動をしていたけど今は仕事が忙しくてジムになんか行ってられないっていう男性をあなたは好きになるの?」と。

こういう男性がいた。仕事が本当に忙しいのでジムには行かず、深夜に近所を20分ほど走っていたそう。別に走りたくない日は走らなかったし、20分っていうのも特に意味はなく、15分でやめる日もあったそうだ。「何もしていない」というのもストレスだ。自己嫌悪の1つかもしれない。それを回避するために、とりあえず、「何もしていなくはない」という状態を作り上げた。自尊心がくすぐられたそう。やばい、オレ、ジョギングしてますって言えちゃうじゃん!現在彼は週2ジム、週5ジョギングという生活を送っている。

「出会い」というのはライフスタイルの審査でもあると思う。顔、体が悪ければスタートラインにもつけないと思っていたが、顔・体がよくてもライフスタイルそのものに尊敬できないような人物であれば、やはりつまずく。では全て100点でなければならないのかと言うと、そこは要領の良さが必要となってくる。自分が白であれば、赤や青に対抗するのではなく、美しい白を目指すべきなのだ。では、どうすれば美しい白になれるのか。それは、目立つ欠点をいかに減らすかだと思う。いい男はとにかくアラが目立つので、自分はあまり上手くいかない事が多い。イライラするわけ(笑)。だから、顔=普通、体=平均以上の男が待ち合わせに遅れずやってきて、ドアを開けてくれたり席を譲ってくれたり、タバコ吸ってもいいかな?と聞いてくれたり、以下妄想続く(笑)、と、まあ、そういう男がいいワケ。自分がそういう男がいいなら、自分がまずそういう男にならなければ、という考えなので、とりあえず自分はそういう感じにはなっています。多分(笑)。簡単でしょ。顔=普通で、体=平均以上だよ?ジム行ってて「体=平均以上」になれなかったら失格だし。

それくらい「出会い」は簡単だと思っています。

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完璧な恋愛

2009-04-07 12:43:30 | 男の生き様

顔が100点だったとしても、中身が0点だったら、顔は50点になると思っている。それぐらい、顔は無力だ。出会って、何度も会っていくうちに、会話力やマナー、社会性など次々と「科目」が増えていけば、顔の良し悪しなど、もうどうでもよくなってくるのではないか。そう思えば、”顔か体か”といった2択は無意味な論議だと思う。