皆様こんばんは。
本日はLG杯2回戦が行われましたが・・・。
芝野虎丸七段は、朴廷桓九段に完封されました(恐らく)。
朴九段が全体的にさらさらと打ち回し、勝負所ではしっかり読み切って勝ちを決めたと思います。
理想的な勝ち方で、流石のものでした。
また、一力遼八段も姜東潤九段に敗れました。
今回、韓国勢はベテランが頑張っている印象ですね。
姜九段もその一人です。
もっとも、ベテランといってもまだ29歳ですが・・・。
近年は「若手」の定義がだいぶ変わっています。

1図(テーマ図)
姜九段(黒)と一力八段の対局です。
黒△と詰められ、白△が弱体化しました。
囲碁における有名な原則として、弱い石から動くというものがあるので・・・。

2図(変化図)
白1、3と飛べば自然なようですが、黒2、4と追撃されると、自然と下辺の白模様が痩せていきます。
黒Aの動き出しも厳しくなりそうですね。
プロはこのような、相手だけに都合の良い展開は許さないものです。

3図(実戦)
そこで、一力八段は白1と、下辺から動きました。
原則に従っているだけではプロの碁ではありません。
黒2を待って、それから白3、5と動き出しています。
下辺も左辺も両方頑張ってしまおうという、ある意味では欲張った打ち回しですね。
一力八段らしい、積極戦法と言えるでしょう。
途中まで一力八段が順調に打ち回しているように見えたのですが、どうだったのでしょうか・・・。
結果は残念でした。
本日はLG杯2回戦が行われましたが・・・。
芝野虎丸七段は、朴廷桓九段に完封されました(恐らく)。
朴九段が全体的にさらさらと打ち回し、勝負所ではしっかり読み切って勝ちを決めたと思います。
理想的な勝ち方で、流石のものでした。
また、一力遼八段も姜東潤九段に敗れました。
今回、韓国勢はベテランが頑張っている印象ですね。
姜九段もその一人です。
もっとも、ベテランといってもまだ29歳ですが・・・。

近年は「若手」の定義がだいぶ変わっています。

1図(テーマ図)
姜九段(黒)と一力八段の対局です。
黒△と詰められ、白△が弱体化しました。
囲碁における有名な原則として、弱い石から動くというものがあるので・・・。

2図(変化図)
白1、3と飛べば自然なようですが、黒2、4と追撃されると、自然と下辺の白模様が痩せていきます。
黒Aの動き出しも厳しくなりそうですね。
プロはこのような、相手だけに都合の良い展開は許さないものです。

3図(実戦)
そこで、一力八段は白1と、下辺から動きました。
原則に従っているだけではプロの碁ではありません。
黒2を待って、それから白3、5と動き出しています。
下辺も左辺も両方頑張ってしまおうという、ある意味では欲張った打ち回しですね。
一力八段らしい、積極戦法と言えるでしょう。
途中まで一力八段が順調に打ち回しているように見えたのですが、どうだったのでしょうか・・・。
結果は残念でした。