皆様こんばんは。
昨日の問題について、読者の方からこのようなご指摘がありました。
白1に対して、このように打つと外側の白が持たないのではないか? とのことです。
確かに、この図だと白が危なく見えますね。
問題としては不完全で、これでは本などには載せられないレベルです。
その際は周囲の形を整えてからにしましょう・・・。
話は変わりますが、世界アマは日本代表が韓国、中国に連敗して優勝争いから脱落しました。
残念な結果ですが、両国の代表は掛け値無しでプロ級ですからね・・・。
ただ、勝負にならないレベルではなかったので、いつか日本代表が勝つ日もくるでしょう。
さて、本日は幽玄の間で中継されていた、関西棋院日本棋院対抗戦、出口万里子初段(関西棋院)と星合志保二段(日本棋院)の対局をご紹介しましょう。
両棋院の対抗戦と聞くと、かつて行われていた東西対抗戦が連想されます。
当時の両棋院は対立関係であり、敵愾心むき出しで戦っていたと伝わっています。
しかし、そんな時代も今は昔、現在は良き競争相手として切磋琢磨しています。
1図(テーマ図)
出口初段の黒番、黒△と下辺の黒模様を広げた場面です。
白としては、Aと打つのが普通の形であり、安全に下辺に進出できます。
あるいは、Bなどと技を飛ばしたくなる人もいるかもしれません。
2図(実戦)
ところが、実戦は白1のツケ!
これは単に黒地を荒らそうという手ではなく、黒△の攻めを狙っています。
なんとも強気の発想ですね。
3図(実戦)
白△までと進んだ場面です。
下辺右側の白は左下白と分断されて弱い石になりましたが、「黒△も弱いでしょう」と主張しています。
ここから黒も怒って白に攻めかかり、激しい戦いが始まりました。
私がテーマ図から白を持てば、このような進行になることはないでしょう。
プロが100人いれば100の、1000人いれば1000人の世界があります。
それも碁の面白いところですね。
昨日の問題について、読者の方からこのようなご指摘がありました。
白1に対して、このように打つと外側の白が持たないのではないか? とのことです。
確かに、この図だと白が危なく見えますね。
問題としては不完全で、これでは本などには載せられないレベルです。
その際は周囲の形を整えてからにしましょう・・・。
話は変わりますが、世界アマは日本代表が韓国、中国に連敗して優勝争いから脱落しました。
残念な結果ですが、両国の代表は掛け値無しでプロ級ですからね・・・。
ただ、勝負にならないレベルではなかったので、いつか日本代表が勝つ日もくるでしょう。
さて、本日は幽玄の間で中継されていた、関西棋院日本棋院対抗戦、出口万里子初段(関西棋院)と星合志保二段(日本棋院)の対局をご紹介しましょう。
両棋院の対抗戦と聞くと、かつて行われていた東西対抗戦が連想されます。
当時の両棋院は対立関係であり、敵愾心むき出しで戦っていたと伝わっています。
しかし、そんな時代も今は昔、現在は良き競争相手として切磋琢磨しています。
1図(テーマ図)
出口初段の黒番、黒△と下辺の黒模様を広げた場面です。
白としては、Aと打つのが普通の形であり、安全に下辺に進出できます。
あるいは、Bなどと技を飛ばしたくなる人もいるかもしれません。
2図(実戦)
ところが、実戦は白1のツケ!
これは単に黒地を荒らそうという手ではなく、黒△の攻めを狙っています。
なんとも強気の発想ですね。
3図(実戦)
白△までと進んだ場面です。
下辺右側の白は左下白と分断されて弱い石になりましたが、「黒△も弱いでしょう」と主張しています。
ここから黒も怒って白に攻めかかり、激しい戦いが始まりました。
私がテーマ図から白を持てば、このような進行になることはないでしょう。
プロが100人いれば100の、1000人いれば1000人の世界があります。
それも碁の面白いところですね。