偕楽園の蓮の花が見ごろを迎えています。
蓮(ハス、英: lotus)は泥の多い池や沼を好むが、
その葉や花はとてもきれいな状態を保っています。
ヒンドゥー教では蓮華は純粋さや善性の象徴とされ、
中国や日本では「蓮は泥より出でて泥に染まらず」と
言い習わして蓮を愛してきています。
植物学者に依ってハスの葉には天然の自浄機構が
備わっていることを発見されています。
ハスはインド原産のハス科多年性水生植物です。
古名「はちす」は、花托の形状を蜂の巣に見立てています。
猛暑で熱中症?
ハスの花を指して「蓮華」(れんげ)といい、(一蓮托生)
仏教とともに伝来し古くから使われた名です。
また地下茎は「蓮根」(れんこん、はすね)といい、野菜名で通用しています。
はすの実と呼ばれる果実(種子)にもでん粉が豊富であり生食さます。
若い緑色の花托が生食にはよく、花托は堅牢そうですが
スポンジのようにビリビリと簡単に破れます。
柔らかな皮の中に白い蓮の実が入っています。
種は緑色のドングリに似た形状で甘味と苦みがあり、
生のトウモロコシに似た食感を持つそうです。
茨城の収穫量日本一の農産物はメロン,くり,れんこん,
ちんげんさい,秋冬はくさい,夏秋なす,夏秋ピーマンなど実に多様です。
黄門様も茨城が農業で栄えることは想定外だったでしょう。
これから竹林を通って好文亭へ向かいます。