アイデアリズム idealism daydream

やっと治療が終わり、寛解しました

[前回から]

2011年08月04日


(外来医療費明細書、尿検査、請求書兼領収書の図)
  • いつも通り尿検査から
    • 「尿は綺麗でしたよ」
    • 「そうですか・・・」
  • それからエコー検査
    • 「だいぶん、綺麗になってきていますね」
    • 「はぁ、そうですか・・・」
  • 次に触診
    • 「ずいぶん、柔らかくなってきましたね」
    • 「そんな気もします」
 患部の腫瘍みたいなものについてはエコー検査では綺麗なのですが、触るとグミくらいの固さで、小指の爪の先くらいの大きさの「何かがある」という感じです。
 こういうのを「しこり」とでも言うのでしょうか。

(診察券[裏]の図)

「痛みはありますか?」
「ありません」
「そうですか・・・。それでは今回で治療を一旦終了しましょう。
 来週、経過のお電話を下さい。それから3ヶ月後、もう一度診させて下さい。
 もし容態が急変したらいつでもお電話下さい」
「分かりました、ありがとうございました」
 と、言う事で、ようやく「寛解(かんかい=日常生活に支障がない程度に治まった)」したのであります。

 外科的な手術をしたわけではありませんが、2ヶ月と半月ひたすら「効くのかどうか分からない薬」を飲み続けるのが不安で辛く感じました。

 また、卵巣腫瘍精巣腫瘍だった場合は(私の場合、上記の通り手術をしていないのでハッキリとは分からない)、
  • 良性腫瘍悪性腫瘍(ガン)なのかは摘出手術しなければ確実には分からない
  • 悪性腫瘍に転化すると進行が極めて早く、余命1ヶ月くらいしかない
  • そんなわけで腫瘍が疑われた時点で普通は手術
だそうなので、どうして私には「こんなにもつまらない事」が次々と起こるのだろうか・・・とも思いつつ、
  • 最初に膀胱炎などの別の病気の炎症があったので、早期発見、早期治療ができた
  • なによりも、このような病気があるという事が分かった
  • がん患者の気持ち(孤独感や辛さ)が何となく分かった
  • 内科的な治療だけで寛解とは実はラッキーだったかもしれない
 と、そんな今日この頃。

[続く]
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