混乱の連続 "電子機器の簡単な組み立て"のお仕事 その13

それにしてもこの会社は色々な作業があるものだなぁ・・・

　私自身「混乱の連続」で周りに迷惑をかけっぱなしという感じです。それでも辞めさせられる事もなく、暖かく(というか、生暖かく)見守られている・・・といった感じです。

っつーかな、言い訳を言わせて頂くならば"私に与えられた仕事の種類や量が多すぎてついていくのに必死なためか、常に追われている感じがする&ナカナカ覚えられない"

　と言うのが現状かなぁ・・・と。

　私にとって新しい作業の時はなるべく忘れないよう、常にメモを取っています。相手には「メモなんか取らずに体で覚えたら?」なんて良く言われます。「いい加減慣れろよ」と。相手にしてみれば毎日同じ事をしていて日常茶飯事ですが、私にとっては初めての出来事。
　でもそういう事があんまり理解してもらえないようで、私がいかにも「ちんたらメモを取っている」ように見えるらしく無駄な時間のように思えるのかも知れません。
　そういうわけで、最近では現場では「ハイ分かりました」と目や手で覚えておいて家に帰ってから忘れないうちに「まるでこんな風に日記を書くように」メモを書いています。

　今ざっとメモを見返し、数えてみるとA4用紙に23枚です。薬品の特性や危険度はあまり教えてもらえない(というか皆知らない)のでインターネットで調べてはプリントアウトし、なるべく怪我をしたり変な疾患が出ないように気をつけています。数えてみるとA4用紙に29枚。

合計A4用紙52枚だってばよ～(2005年12月02日現在)

　私が入社してからほぼ2ヶ月。日数にして約60日です。ほぼ毎日メモを取っているかインターネットで調べものをしているのかという事になります。

頭の中だけでヒョイヒョイ覚えられるわけないだろう、どう考えてみても!

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　今日は午前中「モールド」、午後からは別館で「部品挿入」をしました。
　今回の部品のモールドは何回かやっているためか、比較的スムーズに出来ました(一応工場長にやり方を教えてもらいましたが)。

　別館での部品挿入は最初は「仕事が少ないんだって」「楽勝じゃん」というムードが漂っていましたが、次の違う種類の基板が入ってきたとたんに状況は一変しました。
　用意された部品が太くて短くて固く、おまけにテキトーに加工されているためか、

ぎゃーっ、全然入んないじゃん!!

　凍り付く一同。急遽「全員でラジオペンチを使い、部品の加工をしながら挿入していく」というとんでもなく混乱の状態になってしまいました。
　私もシクハクしっぱなしで、基板自体を折りそうになったり傷だらけにしてみたりと散々なハメに。

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　それはそうと本社と別館ではタイムカードの時刻が微妙に違っていて、本社は実時間、別館では3分強遅いという、これまたとんでもないことになっています。
　今日の私は本社から別館へ応援に来ているということになっていて、タイムカードは本社で押す、でも実労は別館の時間に合わせるといった感じです。問題は交通機関。別館の時間で仕事を終えてしまうと「会社から駅のプラットホームまで走っていかないとJRの時刻に間に合わない」という。
　別館のタイムカードの時間を実時間に合わせれば、一件落着なのですが、別館のタイムカードは他の機械と連動しているそうなので直ぐには直せないのだそうです。

　そこで「本社からの応援の人でJRの人は、仕事終了のチャイムが鳴らなくても実時間で本社へ戻っても良い」という対症療法的なルールを作ってもらいました。
　だけれど、今日その一日目から上記にあるように「追いまくられていた」ということもあったり、そのルールをすっかり忘れていたり、あろうことか「この壁掛け時計ちょっと狂ってるンだよね」と昔誰かが言った事が頭をよぎったことがあったりして(事実はぴったり実時間に合わせてあるそうです)、「対症療法的なルールが一日と持たず見事にダッシュでかえるハメになった」私でありました。

我ながらぬかったわ～
混乱とかあせりは良くないよね

　そんな感じで。