アイデアリズム idealism daydream

ピロリ菌の真相 その4

(その3から)

-----余談として-----

 N林さんがO村に対して不審に感じていた事があったそうです。

1.金融業界がなぜかO村に融資をしようとしない

 N林さんはO村と一緒にいくつもの金融関係の会社を回って融資先を探していましたが、ことごとく断られたそうです。
 私とN林さんの一致した意見ではO村は既にブラックリストに載っているのか、それに近い状態なので、傷の無いN林さんに対して(暗に)金策を迫ったのかも知れない、と。

2.不可思議な旅券

 N林さんはO村のデスクの中に出張とは違う不可思議な旅券があるのを発見した事があるそうです。
 N林さんは「女カモ知れない」と直感で思ったそうです。

3.不審な行動

 N林さんが金策や営業活動している最中に、とある土手の横を通り過ぎているとO村の車を幾度となく見かけたそうです。

-----N林さんの近況-----

「この裁判所からの手紙とか督促状とか一体何なの?」
「ああ、これは事務所の2階(住居部分)を借りていた時、家賃を滞納していたから大家さんともめていたときの分」
「そうなんだ」
「もう自己破産するしかなくなって、結局大家さんと和解(調停)したけん。やっと今月で滞納していた家賃(の支払い)は終わりになったよ」
「良かったね、なんかホッとした」

 N林さんは車が好きなためか、現在では車のお店で働いています。
 ただ1点だけ「N林さんはどうして(自社のクレジット)カードに入らないの?」と言われる時が困るそうです(自己破産するとそれから10年間は金融業者からの借り入れは出来なくなるため)。

-----新たなる決意-----

「でもな、私はO村を許さんよ! アンタをこんな目にあわしておいて感謝や謝罪の一言も無ければ、それが当たり前のようにノウノウとしとるじゃん」
「んー、でもオレの中では既に終わった事だしなぁ・・・」

「アンタ、自分の人生をメチャクチャにされたんよ! 分かっとるん?
 それにアンタだけじゃない。今、役員になっている人らや少なからず関わっている人らも、いずれはアンタと同じ道を辿る事になるんよ。私だってアンタに比べたら小ちゃいけれどひどい目にあわされたし。
 ホントなら今すぐにでもヤりに行きたいところなんだよ!」

「それだけは止めろよ!」

「うん。今は薬があるから私自身何とか抑制が利いてるし、訴訟も告訴も出来たから一応"なんとか我慢してる"状態じゃけん」
「そうか・・・」
「仇(かたき)を取ってやるよ! アンタのため、自分のため、みんなの為にも」
「あまり無理や無茶すんなよ・・・」
「分かった。ありがとう」

 こうして私の決意は一層強くなりました。

つづく

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