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株式会社ミネージュ 代表取締役 峯田 友貴 社長

2022-10-24 07:00:00 | インタビュー記事
  • 日時:2022年10月7日(金)
  • 場所:ニューヨークラウンジ/ストリングスホテル 名古屋
  • インタビュアー:株式会社エアシード 村瀬美紀

 

◆峯田 友貴(みねだ ゆき)氏 プロフィール

愛知県生まれ。株式会社デンソーにて5年間勤務後、美容専門学校

及びネイルスクールに入校。同学校卒業後、

老舗の大手ネイルサロン&サロン『ネイリックス』名古屋松坂屋店

にてネイリストとして勤務。同社を約3か月で退職し、愛知県安城

市内のマンションの一室で、ネイルサロンを開業。現在は株式会社

ミネージュを設立し、複数のネイルサロン、ヘアサロン、アイビュ

ーティーサロン、エステサロンを運営。

 

 

◆現在運営しているサロンについて教えてください。

 愛知県名古屋市の栄にネイルサロンを1店舗。同県岡崎市内にアイ

ビューティー・ネイル・エステの複合サロンを2店舗。そして、同

県安城市内にヘア・まつげ・ネイル・エステの複合サロンを1店舗

運営しています。一時期は、県外にも店舗がありましたが、色々あ

りそちらの店舗は手放したところです。

 

◆今の仕事をするきっかけになった人などはいらっしゃいますか。

 

それは間違いなく、ヘアメイクアップアーティストの藤原美智子さ

んです。藤原美智子さんは、当時高校生だった私にとって強い憧れ

の対象であり、私の生き方の目標にもなった方です。当時、「ヘア

メイクアップアーティスト」としてメディアで「化粧」や「ヘアセ

ット」の提案だけではなく、自分らしく美しく輝くためのライフス

タイルごとみせてくれたのが、藤原さんでした。藤原さんの影響を

受けた美容関係者は多く、私もそのうちの一人でした。メディアに

藤原さんのお部屋のインテリアが掲載されているのを見つけると、

当時高校生だった私は、貯金を崩して同じような家具を購入してみたり、

ミニマリストなってみたり、藤原さんのスタイルをよく真似し

ていました。それほど藤原さんは、当時の私にとってある意味
「衝撃」ともいえる憧れの存在でした。

 

◆現在複数美容サロンを運営している経営者としてご活躍の

峯田社長ですが、学生時代はどのような人物でしたか。

 

学生時代(高校生の頃)は、学級委員や部長などチームを引っ張

るようなリーダータイプではありませんでした。むしろ集団で

群れることより、自由に自分の好きなことを突き詰めていく

タイプでした。ただ、人から喜ばれることは好きだったので、

先生やクラスメイトからの頼まれ事には喜んで応えることは多かったです。

 

◆率先してリーダーシップをとるタイプというより、突き詰めたセ

ンスや持ち前の明るさに自然と周りに人が集まるタイプの学生時代

だったんですね。

 

そうかもしれません。それが今の仕事のルーツになっていることは

確かです。職人気質なので…笑

 

 

◆峯田社長の仕事で大切にしていることに「職人気質」であること

が強く感じられますがいかがでしょうか。

 

はい。ネイルにおいては、ずっと職人として誇りを持っていたから

だと思います。独立当初は、55,000円のマンションの一室でネイル

の施術を提供していましたが、月間で200万以上の売上をあげてい

ました。様々なご縁や運が良かった事もありますが、何より誰より

も磨いてきた「技術」あってものだとも感じています。

 

 

◆峯田社長のサロンでは「3か月で稼げるネイリスト」に仕上げる

とお伺いしましたが、そのノウハウも「職人気質」であることに

起因していますか。

 

はい、そうですね。とにかく「反復練習」を中心とした現場主義

を大切にしています。資格があっても「ネイルができること」と

「売れるネイル技術を持っていること」は別だと考えています。

初月は100名ほどの施術をやってもらいます。早い方だと2か月

遅い方でも4,5か月かければ「売れる技術」を身につけることが

できます。なので、私の中で「3か月」を区切りにしています。

また、これからネイリストを目指す方々のためにも、新しい挑戦

も始めています。

 

 

◆その、『新しい挑戦』についてお伺いできますか。

 

 

はい、それはオリジナルジェルネイルの開発とネイルスクールの

立ち上げです。これ実はずっと実現したかったことなんです。

ジェルの品質は「発色」「テクスチャ-」「硬化熱」がポイントに

なってきます。「発色」は時間が経過ても黄ばみがでないか。

「テクスチャ-」はネイリストが塗りやすい粘度や質感か。

そして、「硬化熱」はジェルを固める際に爪に感じる熱さのことです。

この「硬化熱」を可能な限り抑えたいのです

がそのバランスが難しく…。ジェルと自爪の密着度が高いほど、お

客様が感じる熱の温度が高くなってしまいます。だからといって

密着度を低くする硬未化ジェルが残りやすくなってしまいます。

私が実現したいジェルは、新人のネイリストの方でも比較的

クオリティの高い施術ができるジェルネイルであることが

第一にあります。また、若い方でも取り扱いやすいように、

可能な限り安価で販売できるようにも工夫しているところです。

他にもこだわりはたくさん詰めているので、開発はかなり

時間をかけています。

先行して始まるネイルスクールも現場主義の次世代ネイルスクール

ですので楽しみにしていてください。

 

 

◆峯田社長の仕事に対する姿勢や熱い想いが周囲を動かす原動力に

なっていることを、お話させて頂きながら肌で感じさせて頂きまし

た。最後に、峯田社長が人生で一番大切にしていることを

お伺いしてもよろしいでしょうか。

 

はい。それは、「自由」であることです。よく「自由」であること

と「自由奔放」であることが混同されがちですが、私の中でその2

つは明確に違います。「自由奔放」は、まさに「奔放」、気分のまま

に自我を押し付けるような意味を感じます。対して「自由」である

ことは縛られることもなければ、周りや相手を縛ることもありませ

ん。なので、自分の好きを突き通すために相手に制限をさせるよ

うな言葉や行動は、私にとって「自由」ではないですね。

美容の世界は技術を持った方の集まりなので、自分を含めて(笑)

勝ち気な性格の方が多いです。その中で組織として一丸となって成

功していくには、心で感じて頭で考えることができる人が必要だと

感じます。勿論、私自身もそんな人間になれるように、自分の中の

バランスを見ながら成長してる最中です。

 

 

◆本日はお忙しい中、インタビューのお時間を頂きありがとうござ

います。

 

 

 

 

インタビュー時にご自身の豊富な経験を語ってくださる峯田氏。

合間に見せる豪快な笑顔は、その場の空気を魅了する、生まれなが

らのムードメーカーであることを感じさせてくれました。

 

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峯田社長のカリスマ性と、強くも優しい想いを感じられる時間でし

た。貴重なお時間を頂き感謝致します。

実は記事の内容以外に、もっと深い話や笑ってしまう話も多くして

頂きましたが、今回の記事の中には収まりきりませんでした。(笑)

引続き峯田社長のご活躍を追いかけていきたいと思います。

原稿作成/村瀬美紀(株式会社エアシード)

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