三寒四温の東京

暖かいなと思ったら今日は夕方から雪予報？皆さま寒暖の差で体調など崩されませんようどうぞご自愛ください。

イラストの仕事が先月で少し片付き、通常モードですがもう3月。2月は短い分余計に早く過ぎ去ってしまった気がします。春の漫画のネタをひねり出そうと日々頭を悩ませていますが、漫画の中のように早く暖かい気候になって欲しいものです。

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ウクライナの情勢についてのニュースをネットで探して調べています。中東問題などと同様、日本では詳しく報道されませんが本当に大変な状況なのですね。そして根本には宗教や民族の問題以上にその国を取り巻く環境が大いに関係している訳です。諸外国、特に大国の政治的な思惑と利用価値によって平和な国が血まみれになっていく。遠い国日本でその事実を知ることで何も出来ないと思いながらも、何故か「知らなければ」という気持ちに襲われます。

そして、なんて日本は平和ボケしているんだろうという気持ちが重なります。海外に旅行して日本に帰ってくると、その手厚いサービスに感激します。と同時になんて日本は客を甘やかすんだろうという気にさえなってきます。ここまでしなくても・・・というくらいお人好し。だからODAにしても、自国の債務も天文学的数値なのに他の国に対しての救済や資金援助が多額なのもうなずける、というものでしょう。でもそれが日本なのです。

今、中国からの大気汚染がひどいです。韓国や他の近隣諸国も黄砂や霧状の排気で景色どころではありません。それに対して日本の空の美しいこと。日本人の心が美しい、と言うつもりはもう頭ありませんが、こんだけ環境がよけりゃお人好しにもなるってもんです。大災害に見舞われても他人の事に気を配る余裕があるのもこんなお人好し国家だからです。もちろん例外はあります。

でもひとつそのお人よし、いい顔しい、にも問題があって、要するに嫌われたくない・見栄っ張りということなんですね。日本人方が嫌悪感を持っていてもとりあえず笑顔でつなごうとする。でも海外と折衝、外交するときにはそれじゃだめなんだと思います。筋の通らないところは断固自分の意見というのも出していかないと。それを押し通すことがよし、ということではなく、もしかしたら自分の無知や知らない文化がそこで判明するかもしれないし、とにかく他人と意見を交わすことを日本人は忌み嫌う傾向にあるんではないでしょうか。

無用な言い争いは必要ないし、どんだけこちらが心を折って話をしても頭の固い非常識な人間というのもいます。でも常識ある人同士の有意義な意見交換はとても大切です。それには、「対話をする人（国）同士が精神的に自律していること」が必要不可欠になってくると、私は思います。