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誕生日に寄せて

2016-11-26 09:24:10 | Weblog
今日で無事32回目の誕生日を迎えました。
自分の誕生日って比較的体調が良い時が多く、今年も心身ともに健康に迎えられて良かったな、と思います。

せっかくなので、今考えていることや仕事のことなど久しぶりにブログに綴ってみたいと思います。
やたら長いので、時間が無い方は飛ばしてください(笑)

今年の秋、色々自分自身はもちろん、身の回りで大分変化がありました。
私自身責任の大きい立場になったのもありますし、良い出会い、悪い出会い(あくまで仕事のようなことで)たくさんありました。でも30過ぎて今までの経験から、20代の頃のように精神すり減らすような落ち込みとか仕事の仕方にはならないよう、心に余裕が出てきているような気がします。

これから目指す形としては、ある意味上手く円を描いて公私ともに活動することです。コンセンサス、合意を得る、というか。

自分の心の幅を広げるような、内面での新しい挑戦は益々増やしていきたいと思うのですが、一方で、周りとの協調性や意見の対立が起きた際には自分の意見をどう主張していくかということのほかに、相手との共通項を見つけて止揚するベクトルが必要かな、と思います。

どちらかというと私は根がトゲトゲしていると言うか、短気で怒りっぽい(表面上はそう見えなくてもはらわたは煮えくり返ってる)ということがよくあります。そして一回頭に来たら、自分の意見を曲げない、相手を論理的に拒絶して受け入れない、という人間だと思います。「自分の方が絶対正しいんだ!」と思っている。

どのような人とも仲良し、ということはあり得ないんですが、一方で「自分も他人に対して酷いことをしているかも」「自分も同じことしてる時あるかも」と我がふりなおす気持ちがあれば少し穏やかにできると思います。そして冷静に話の着地地点を見つけられるようになれたら良いな、と。

そこから更に、「話をする前より前進している」「対立があったけど以前より環境としては良くなったかも」と思えるほど好転していればそれこそアウフヘーベン。

プライオリティ、優先順位をつけることとしてはまずその「止揚」が不可欠な要素かと思います。

なんでそのような事を最近考えるのか、まず自分の中の強烈なイデオロギーというか、考えの筋みたいなものがある一定量の人たちには理解不能な部分があって、でもそのイデオロギーは私の中で「人間として生きる」ための必要不可欠な要素なんですね。その筋が分からない人たちがいる。なんか筋をはき違えて生きている人が多い、そのように見えてしまう時がここ数年でした。

要するに、溌剌と自分の目標に向かって努力し、批判を恐れず邁進するような躍動感のある人間像がいて、それはマイノリティなんだと。やはり圧倒的にサイレントマジョリティの存在が周りには溢れていて、そしてその多くの人たちが向上心も無ければ変化に疎い(というか変化そのものを拒絶している、変化し続けるこの世の中の潮流に絶対的に合わない考え)であると思っていたんです。

私もその辺が若いってことだったんだと思うんですけど、その葛藤というか自分の正統性を主張することにカリカリ来ているときがあって、「周りは何も分かってない」とか思ってました。

確かに分かってない人の方が圧倒的に多いけど、その人たちには私に出来ない何かがあるかもしれない。私の得意分野では何もできない人だけど、逆に私には分からない部分があって、同じようにその人も私のことを「こいつは分かってないな」と思っているかもしれない、と最近になって思うようになりました。

社会は1つの考えで成り立っているのではなく、良いも悪いもごちゃまぜで、いろんな人が知恵を出し合っていかないと進まないことがあります。その色々な人たちをうまく乗せて、社会全体を良いものにしていく為には視野を全体に広げなきゃいけないな、ということです。

ふー、長くなってしまいました。
いつもこんなことを考えています。少しは人間が丸くなったでしょ?(笑)
次回は溜まっているお仕事紹介や、最近はまっていることなんかも載せていきます。

各方面からお誕生日のお祝いメッセージをいただきましてありがとうございます。
イラストレーターとして、人間としてこれからももっと精進していきますので、
皆様今後ともどうぞよろしくお願い致します!

イラストレーター南姫


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