Voice

WAVEが日頃気付いたこと、
現状報告その他

夜ふかし継続中

2014-02-14 08:16:25 | Weblog
ハッピーバレンタインの東京は粉雪舞う空模様。作ったチョコも凍る寒さ(|| ゜Д゜)ですね(笑)

昨夜はソチオリンピック男子SP!!万全の体制で夜ふかしを決行しましたが、睡魔に勝てず最後まで見れませんでした(;_;)しかし、一番の見所は目撃。なんとプルシェンコ選手が棄権・・・っ!?画面の前で驚愕してしまいました。でも、あの団体戦の気迫を思い出すと薄々こうなることは彼はじめ、周りのスタッフやコーチも覚悟の上でのことだったのではないでしょうか。もしロシアの団体戦のメンバーも彼の体調等を知っての上であったなら・・・あるいは本当に特別な思いでの団体戦の金メダルだったのかもしれず、フィギュアファン、プルシェンコファンとしてはなんとも胸が熱くなる結果でありました。彼を見てフィギュアを始め、彼を追って成長してきた数々の選手たちと同じ舞台で最高の演技を見せてくれたプルシェンコ選手に心から尊敬の念を抱きます。

また、羽生選手の鳥肌が立つような素晴らしい演技にはとても感動しました。それを追うパトリック・チャン選手の演技にも圧倒され、真夜中に大興奮でした。それから何よりもプルシェンコ選手の棄権によって滑走順にズレが生じ、次々と選手たちの演技が乱れていく中、アメリカのアボット選手の頑張りに会場中が手拍子と励ましに満ち溢れていたあの瞬間も感動的でした。ロシアの地でアメリカの選手にあそこまで暖かい交流の拍手が沸き起こったこと、スポーツの素晴らしさを感じずにはおれませんでした。滑走直前に佐藤コーチが選手に語りかけるあの表情・・・。緊張が画面を通してこちらにまで伝わってくるようでした。

スポーツという選手の身一つで表現する舞台というのは結果はどうあれ、その人の人間性や努力の具合が如実に感じられるものです。怠けていれば動きや技術はすぐに鈍ってしまうし、もちろん精神的にも自信のなさに現れます。才能も努力がなければただの人。毎日の練習とにじむような努力によって磨き上げられた動きは、ほんの一瞬しか見れません。でもその一瞬でその選手がどれだけ頑張ってきたかというのを感じた時に人の心は動かされるのだなあと思います。