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WAVEが日頃気付いたこと、
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2月がはじまる

2014-02-01 10:23:48 | Weblog
今日から2月です。このところ暦通りの寒い日があるかと思いきや、春めいたような暖かい日もあって、しかも来週月曜日は最高気温19度とか予報が出ています。どうなっちゃってるの~(・3・) ま、このまま今シーズンは風邪をひかないまま春を迎えたい、そして春先の花粉症と戦うための体力を養いたい・・・といったところです♫

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ニュースを見ていたら、元巡査部長の人間が後輩に対して大食いを強要していて依願退職していた事件が報道されていました。その元巡査部長は「後輩が嫌な顔をするのが見たかった、鍛えようと思った」と述べたそうです。私は、このようなことがニュースになることにとても驚きました。警察だけでなく体育会系の団体、会社組織、その多くがこういうことは日常茶飯事だからです。今回それで死者が出ていないのにかなり多くのメディアで取り上げられています。少しは世の中もましになってきている証拠なんでしょうか?こういうことがまかり通っていることがそもそもおかしいのに、誰も「おかしい」とは言わない、それが日本の「先輩、後輩」社会であり、縦割りの社会です。

威圧的な態度で後輩に対して嫌がらせをしたり、後輩の迷惑になるようなことをしないと自分を正当化出来ない先輩、あるいは上司。「なめられるから」「いじめてやらないと調子に乗るから」といった子供じみた言い訳を吐いている事自体、その人間の幼稚で低能さを表していることに気づいて欲しいものです。

「鍛えるため」というのはもはや死語です。人間は、そんなに簡単に強くなったり鍛えられたりはしません。ある意味、上司・先輩・教師の言葉や態度で後輩が、子供が強くなったと自負している事のそのほとんどが幻想です。確かにちょっと強くなったり頼もしくなったりするかもしれませんが、その子供達などがちょっと困難に出くわしたら、そんな強さはいとも簡単に切れてしまうものです。そういう大人たちの言う「強さ」というのは、第三者の手によって作られるものではなく、おそらくはひとりひとりの人が自ら考え、苦しみ、答えやそれなりの道を見出して自力で掴み取っていく力なのです。誰かのおかげで鍛えられ、強くなっていくという構図は今の私にとってはおままごとにしか聞こえません。人の悩みはそれぞれですが、この元巡査部長が言う言葉や態度で鍛えられるものなど微塵も無いと思います。後輩の警察官の方々がこれから嫌な思い出で2時的被害に遭わないよう、また同じことを後輩の人に繰り返さないでくれることを願ってやみません。