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寝不足の3週間が幕開け

2014-02-07 10:31:40 | Weblog
とうとう私の中でのソチ五輪が始まりました。というのも昨日深夜から、フィギュアスケート団体戦予選が始まりました。なんといっても私の最初の感動は、あのプルシェンコと羽生くんとパトリックが同じ画面に(試合は第一グループと第二とで分かれていたので同画面ではなかったのですが、公式練習中に3人が写って)いるということがとんでもなく信じられない奇跡のよう・・・!ここにヤグディンはいないけど、あのプルシェンコがリンクに帰ってきた!SPが始まり、曲がかかった瞬間に身震いしてしまいました。プルシェンコの4回転がまた見れるなんてっ!!隣の家の方には非常に迷惑なのかもしれない歓声をあげてしまいました。
怪我の前の現役の状態だったらもっと精彩があったかなとか、最後のスピンにビールマンポジションを取っていたんだろうな、とかは思いますが、確実に大人の味のある情感のこもった演技だったと思います。これは以前荒川静香さんも言ってましたが、ベテランになると演技に深みが出るという。鈴木明子さんもそうですがプルシェンコの演技からは怪我や苦難を味わってきた彼の想いが含まれているような気がします。それを身をもって知っているロシアのファンからのあの大歓声からもそれは伺えますね。

そしてとにかく羽生選手のほれぼれするような躍動的なSP!やっぱり団体戦っていいもんですね。国別対校選手権の時もそうでしたけど、ファンの目線で言うと、あの日本チームの中にまさに自分も一緒にいるような感じで応援してしまいます。高橋君はプログラムの使用曲についての事で公の場所に姿を現さない関係者サイドの配慮なのかもしれないですけど、それがちょっと心残り・・・。
しかし何を差し置いてもこのオリンピックの舞台でなんであそこまで堂々と演技できるんでしょうね。どういうモチベーションなんでしょう。しかも最終滑走・・・。やっぱり相当な量の練習や努力があそこまでの自信につながるんでしょうね。

個人的には、第一滑走のイギリスのマシュー選手も素晴らしかったと思います。なんてったって冬の五輪フィギュアスケート初種目の第一滑走。通説として、第一滑走は中々高得点につながりにくいと言われています。でも彼は歴史の1ページを自分の演技から始められることを誇りに思うというコメントがあったそうで、演技からもそんな実直な雰囲気が伝わってきます。そんな緊張する場面でいきなりコンビネーションジャンプを成功させてみせました。自己最高得点でしたし、会場からは彼に対しての暖かい拍手があがったと思います。

ペアについては後日。NHK杯でボロソジャー・トランコフ組のことが大好きになってしまったので、その演技に大注目です!