ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2018-76 続、「終わった人」の内館氏の講演

2018年07月11日 | 日記
73回のブログの続きから。
なぜ盛岡の地を舞台にしようとしたのか
父親が盛岡出身で幼少期親に連れられて盛岡市内によく来ていたとのこと。
そこで見る岩手山は美しいだけでなく威厳がある山。
また10年前文士劇の打ち上げで倒れて医大に4カ月入院したこともエピソードとして
明かしてくれた。
盛岡を舞台にしたのはふるさとの原風景が残っていると。
最後に主人公が田舎に戻るのだがふるさともテーマの1つであったと。

定年を迎えた主人公
終わった本人が終わったと認めたくない
まだまだ若い者には負けないという意識から空回りする展開なのだが
「第1ラウンドは終わったのだ。その後の第2ラウンドをどう生きるかなのだ。」
ということを強調されていた。

では第2ラウンドはどう生きるのか
1つは今まで出来なかった趣味や昔からやってみたい知的好奇心を満たすことをする。
くれぐれも社会に役立てようとは思わないこと、自分の欲求に応えるものでいいのだ。
これに楽しくできない人はどんなことでもいいから仕事をみつけるということ。

よく定年数年前から準備することが大事という人がいるが
一切やる必要がない。
定年過ぎてからで十分間に合う。
それよりは「社会的な現役の仕事を十分やり遂げることが大事だ」

それによって第二ラウンドに移行できるのだということ。

なかなかの名言である。







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