ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2015-203歴史の中の震災にしないで

2015年03月12日 | 日記
昨日の震災の式典で最も心打たれたのが
あの時大川中の生徒の追悼の言葉だった。

母をがれきの中で見つけたにもかかわらず
釘や木がささり足がおれた母を
一人では助けることも叶わず
「いかないで」という母の言葉に「有難う好きだよ」と伝え
泳いでにげたという切ない出来事。
誰もが感動したものと思う。

これを聞いた時
戦争の空襲でにげまどう中
大事な人をたすけられず
自分だけにげざるをえない状況とにているものだと感じた。

また新聞のコメントの中で最も目を引き付けられたのが
歴史の中で風化させたくないという
ある政治家のコメントだった。

3・11を震災の日として法案を作る動きについて
それが今なのかということが問題です。
記念日ができると、歴史の中の震災になってしまう。せめて
16年度には住宅再建も7割近く進む。
せめてそこまで待って欲しい。

これは津波で家族を失い、自分も仮設にはいっている
ある国会議員の言葉である。





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