2021-120 コロナに明け暮れたこの１年

先日、ＮＨＫのコロナ対策の報道番組をみた。
７７兆円、一人当たり６０万円が費やされたようだ。
クリスマスの２５日に盛岡の老舗のそば屋が閉店してしまった。
勿体ない。しかしコロナで万事休すと。店主が嘆いていた。
本当に生活を脅かされた方々に行き届いたのだろうか。
昨年、国民一人に１０万給付の１３兆円は記憶に新しい。
そして今年は１８才以下の子育て世帯に１０万給付。上限額は世帯主の９６０万円。
夫婦共働きで独りが９００万円で１８００万でも給付対象とか。明らかに矛盾している。
アメリカでも大幅な支援をしているが８万ドルの世帯は給付対象外とか。
日本では検証が出来ないからと逃げ腰の政治の有り様。

産直出荷も昨日終了。
新しい店員が入った。何でも前は大手の温泉にで働いていたが解雇されたと。
「コロナが収まったら戻ってきて」と、声がけされたようだ。
旅館、ホテル、飲食店、観光の不況は農業にも影響大だ。
１ｈａの米農家が「今年は１０万の赤字だ。」と地元新聞に掲載されていた。
昨年・今年と米の値段が下がり２年間で１俵当たり３８%下落、６０キロが１万前後なのだ。
これでは経営が厳しく存続が危ぶまれる。
必要な所に支援をする。これが真の政治ではないだろうか。

などと思いつつ今年もあとわずか。
来年こそ、よい年でありますように。