なんでもルーキー

『禍福は糾える(あざなえる)縄のごとし・・』 
我が身に降りかかる災いと幸せに、一喜一憂することなく生きたい。

急遽・・・香川へ

2011年06月21日 | 家族

先々週の土曜の事。

香川のばあさんが室内で転倒し、大腿骨を骨折して入院したと連絡を受けた。

高齢者の大腿骨骨折は、たとえ手術が成功しても、リハビリが思うようにはかどらず

そのまま寝たきりの生活になり・・体力が落ち・・痴呆なども進行するなど・・・同じ怪我

でも、若い人とは比較にならないと聞いた。

香川の親戚からの話だけでは、どんな状況か一向に解からないし・・・。

遠く離れたこちらは不安が募る一方であるし・・。

姉と相談の上、急遽香川に帰ることに・・。

 

帰郷したのは先週の金曜。

仕事から帰り姉を車で拾い、片道800Kの長い道のりへ。

車での香川への帰郷は・・・かれこれ今回で6回目になるが、深夜の長距離運転前は毎回緊張する。

夜9時に狭山日高ICから高速に乗り、最初は中央道の諏訪湖SAまで走る・・。

その後は、暗くて長い中央道をひたすら南下し、約8Kにも及ぶ恵那山トンネルを超えた恵那峡SAで2回目

の休憩・・。

小牧JCで名神に入り、次なる休憩は滋賀の多賀SA。

その後は、時々休みながら京都~吹田と走り続け、中国自動車道、山陽自動車道、瀬戸中央自動車道へと・・。

瀬戸大橋を渡る頃には、すでに朝になっている・・。

いつもこのあたりで・・「あ~帰ってきた・・・」と眠気と疲れでボーっとしながらも、感慨にふけるのである・・。

「こんな事でなければ・・・帰郷も楽しめたのに・・」と思いながら高速を坂出北で下りた。

 

少し仮眠したあと、ばあさんの入院する病院へ・・・。

古い病院特有の、消毒液と排泄物の染み付いたようなあの独特のにおいは、私をいつも不安にする・・。

手術は無事成功したとの事でホッとするも・・・普段は気丈なばあさんの、痛みに耐えながらも孫に会えた

ことを喜び涙する姿に、私も思わず涙が出た・・。

 

これからも長くて辛いリハビリ生活が続くとのこと・・・。

月曜には姉も私も仕事があるため、翌日の朝には香川を発った・・・。

がんばって・・・元気になって・・・退院しようね・・・!「ばあちゃん・・・」。

 

余談だが、帰りの高速で人生初「高速渋滞29K」を経験した

TVで見ながら、「よくこんな渋滞の中運転するよなぁ~・・・」。

と、思っていたが、この日は偶然にも「高速休日1000円」の最後の日だった。

大月あたりから小仏トンネルまで抜けるのに、なんと!2時間を要した・・・。

帰りの高速は13時間かかったが、事故なく無事帰ってこれてよかった・・・