なんでもルーキー

『禍福は糾える(あざなえる)縄のごとし・・』 
我が身に降りかかる災いと幸せに、一喜一憂することなく生きたい。

天覧山

2011年06月26日 | 家族



埼玉県飯能市に天覧山という名の小さな山がある。

飯能市はほとんど(7割)が山で、この山から西に奥武蔵の山々が連なっている。

「関東平野もここまでか・・・。」

以前と言っても、もう7年も8年も前になるが、長女がまだ幼稚園に入園する前の頃は

トレッキング(登山ではない)にはまってた時期があり、埼玉県西部の奥武蔵の山々によく

登ってた。

ここ飯能や、横瀬町、秩父、小川町あたり一帯を「奥武蔵」と呼び、標高1000メートル前後の比較的登り

安い山が多くある。

都民のほとんどは奥多摩や丹沢方面へ向かうし、奥武蔵はほとんど無名の山が多いが、そのため観光地化

されてないので人も少なく、一人静かにトレッキングするには最適な地域と言えよう

さて・・・すっかりトレッキングはご無沙汰であるが、たまには運動がてら山に登るのも良いかな

思い、次女を連れて登ることにした。

車は飯能市民会館の駐車場に停める。

ここは公園も併設されてて、しかもきれいに整備されている・・。

道路を挟んで、すぐのところに「天覧山入口」の看板があるので迷うことはない・・。



標高200メートルにも満たないとはいえ山は山・・。

だんだん坂も急になり、中腹を過ぎたあたりからは未舗装の山道に・・。



息を切らしながらも、20分も歩けば頂上へ到着。





この天覧山の名前の由来は、明治天皇がこの山で陸軍演習を統括したのをきっかけに付いたという。

途中登山ルートが二手に分かれるが、左の岩場ルートに行くと、徳川綱吉の母「桂昌院」が奉献した

十六羅漢石像がある。



頂上からの景色は低山と侮るなかれ!。

飯能の町並みや、天候次第では遠く都心や奥武蔵、奥多摩の山々・・・その先には富士山まで見えるという。

また、山登り始めようかな・・・