音楽という食物

ジャズ系を中心に好きな音楽について

A-ha/Scoundrel Days

2010-08-18 22:57:24 | 洋楽


日本にとって「なんでもかんでもアメリカ」の時代に突如やってきたノルウェーのA-ha。
おなじみTake On MeでC-C-Bにハマっていた小6の自分を洋楽畑に引き抜いた。

その期待を受けて出たこの2ndアルバムは大枚叩いて買った、たしか3枚目のmyCDです。
当時の友人はCDプレーヤーがなかったのでLPでこのアルバムを買って、どっちの方が良いだのなんだの喧嘩した覚えがあります。
最近デラックスエディションという未発表曲をたらふく詰め込んだ奴が出たようで、普段はこういうのは気に留めないんですがこのアルバムに関しては悩んでいます。しかもジャケがLPバージョンではないですか。正直ジャケの大きさとデザインではLPの方が良いと思っていた自分はグラグラ来ています(ちなみに友人宅のステレオの方が音が圧勝で、最終的には私が負けを認めていました)。

↓LPバージョン 


内容がどうでも良い記事になっている時点で自分はこの作品、特に思い入れがあるなぁと思っておりますが、当時今より遥かに情報が少ない北欧のイメージをこの作品によって受けてしまいました。ヒドいもんでジャケのように緑がかったセピア調の世界がそこにはあると今でも思っています(大げさ)。

ジャケはその辺にしておいて、内容がもちろん素晴らしいのです、図抜けて。

歌声は高いイメージでしたがここではドドーンと低く始まります。邦楽にはあり得ない不吉な1曲目です。そして全編重く美しい空気感で支配されており、それは初めて見る美しい色彩で統一されていて今聴いてもその印象は変わらない。

あと最近気付いたのですが、最近の作品とは違って生ドラムが暴れまくっているのが大きな特徴かもしれません。大胆かつ的確なキーボードワークとガンガン突っ込んでくるドラムがこの作品の核になっているのだと思います。そして未だに新鮮な独自の音世界。なんかうさん臭い賞賛系ワードが並んでしまいますが、この作品の魅力を人に伝えられるかというと何故か自信はない。結局多感な頃に聴いたという経験はそう簡単に超えられないと思っているからでもあります。しかしながら今初めて聴いたとしても感じるものは大きいだろうなと言う気もします。

何がいいたいのかと言うと、私はこの作品が大好きで、このデラックスエディションというのが出て買おうかどうか迷っていて今とても楽しい、ということです。
最後まで読んで頂いてすみませんでした(笑)。

 

お好み度:●●●●● ●●●●●


1. Scoundrel Days
2. The Swing Of Things
3. I've Been Losing You
4. October
5. Manhattan Skyline
6. Cry Wolf
7. We're Looking For The Whales
8. The Weight Of The Wind
9. Maybe, Maybe
10. Soft Rains Of April

1986年作品

建物スナップ1

2010-08-18 21:44:14 | 住宅・建築・家具


普段の買い物コースに気になる建物があります。
道路に面する部分はかなりの距離に渡って木製ルーバーがかかっていて圧巻なのですが、自分が気に入っているのは妻側の階段室が見えるこの小さな面です。

何回見ても気持ちが良い。バランスだけなんですがきっと。

この建物どこかの企業の本社か何かだと思っていたら「サレジオ高専」という高等専門学校だとのこと。なおさらビックリ。そういえばサレジオ系の建物はもの凄く美しいものが他にもあって昔写真集も買っていた。すばらしいなぁ。こういう学校で育ったら何か違うんだろうなぁ、こう、、、感性の行く先が。




脇にまわるとシンメトリーでした。こうなると逆にどうってことないか?




でもズームで見てみると、、、うーん、楽しそう。侵入出来ないもんか、、、(危険)。




寄って見ると思いっきり設備のダクトが出ているのでした。しかしデザインとしてしまっている英断、逆に凄さが増している。




何でしょう、エコ系の授業の施設かな?周囲には緑が残っているのも良い。



これ、音楽と何の関係もないのですが、根っこのところは同じようなところがあると思っています。あちこちにあるスポットを忘れる前に記録していきたいので、ちょくちょく入れていきたいと思います。