



三豊市仁尾町の仁尾城跡に覚城院はある。
大寧山不動護国寺と号し、七宝山麓にあったと云う。
本尊は千手観音(県重文)。真言宗御室派。
仁保浦大寧山覚城院縁起によれば、
創建時期不詳。
治安年間(1021-1024)定朝が再興。
嘉禄2年(1226)罹災。
寛元3年(1245)沙門隆胤、再興を図る。
元徳2年(1330)隆憲、本堂再建の勧進。
応永33年(1426)増吽が堂宇修復。
以後、守護細川氏と共に隆盛した。
天正7年(1579)長宗我部元親の兵火に遭う。
生駒氏の庇護の下、西院五ヶ院の一つに数えられた。
宝永4年(1707)三等上人により仁尾城跡である現在地に移転。覚城院と号す。
平成26年9月撮影。
→重要文化財 覚城院鐘楼【三豊市仁尾町】
←国に和せざれば、以て軍を出すべからず(『呉子』)
←仁尾城跡(覚城院)~山崎豊治の陣屋跡か【三豊市仁尾町】
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