
おいり製造本舗(福屋)を西望。富士見町商店街、富士見町四丁目。
嫁入菓子贈答品販売・結納用品一式販売。
おいりとは、餅米から作られるあられであり、外は薄い殻のような食感で中は空洞。色は紅白だったと思うたが、最近では黄・桃・橙と五色あるいは七色とか。
特に西讃では、披露宴の引き出物として箱入りの「おいり」をつける慣習がある。
「おいり」は、丸亀城主生駒親正公の姫君がお輿入れの際、郡家(ぐんげ)の百姓が五色の餅花を煎って作ったあられを献上したことに由来する。「おいり」は「煎る」と嫁に「入る」をかけ、丸い形は「心を丸く持ってマメに働く」に通じる。
生駒公が、讃岐17万石の国主になったのが文禄4年(1595)なので400年以上の歴史がある。
平成22年4月撮影。
→旧富士見座跡(旧キリン劇場跡、富士見町四丁目)へ
←富士見町商店街(富士見町四丁目)へ
お読み下さり、ありがとうございます。ブログランキングに参加しています。
下のボタンのどれか一つ押して下さればとても嬉しいです。





※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます