
現在、高松市屋島中町にある四国村に山本醸造場醤油蔵、麹室が移築再現され、重要有形民俗文化財に指定されている。
旧所在地は、東かがわ市引田である。
讃岐の醤油作りは、文化年間(1810年頃)に小豆島を中心に興り、東讃の引田、西讃の仁尾等の地域で盛んになった。香川県は、明治中期から昭和10年代にかけて全国第二位の生産石高をあげていた。
ここに移築復原された醤油蔵2棟と麹室は、いずれも引田町の山本醸造場で永年使用されてきたものである。建物の一部には、18世紀後半頃とみられる梁材等がそのまま使用されている。
今では醤油醸造も近代化し、古い醸造用具は殆んど姿を消したが、この蔵では天保9年(1836年)に作られた仕込桶や押槽(おしぶね)等昔の用具を使って醤油作利の作業場を再現した。
案内板より。
平成25年3月撮影。
→重要有形民俗文化財 山本醸造場醤油蔵、麹室2【東かがわ市引田】四国村
←国登録有形文化財 日下家住宅長屋門【東かがわ市引田】
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