「佐伯直」と「和気公」の関係

四国学院大学構内遺跡を西望。
佐伯氏の氏寺である仲村廃寺と同じ軒丸瓦の破片が出土した。
仲村廃寺から善通寺伽藍への移転に伴い、集落も伽藍周辺へ移動したと思われる。
真言宗開祖である弘法大師空海と天台寺門宗の開祖である智証大師円珍とは親戚である。
円珍の母が空海の姉妹とも、空海の姪とも云われる。円珍の父は和気公宅成という。
吉備の「和気」とは別系統。
平成14年撮影。

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弘法大師空海の祖、佐伯一族とは

四国学院大学構内遺跡を南望。6C後半～8C前半。
竪穴住居、高床式住居跡など発見。
弘法大師空海の祖、佐伯一族とは何者だろうか。
空海の父は、佐伯直田公。姓（かばね）に「直」が付いていることから国造家だと考えられる。
針間国造の分家説、針間国造の分家の讃岐国造説など。
いずれにせよこの善通寺市一帯は、古墳・遺跡の密集度からみても讃岐の中心に相応しい所だったのではないか。
平成14年撮影。

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佐伯氏の集落跡か（四国学院大学構内遺跡）

四国学院大学構内遺跡、平成14年発掘（善通寺市・四国学院大学調査団）。
弘法大師空海の祖佐伯一族のものとみられる集落跡が初めて見つかった。
同大図書館新設工事に伴う発掘調査。
平成14年7月撮影。

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