転載します。
その通りだと思います。
日本人の一人として大変恥じ入り,、穴があれば入りたいくらいです。
誠に申し訳なく思いますし、こうやって言って下さることに大変感謝します。
黄恵瑛 U.S.A.に於いて
台湾の前総統、李登輝の五月間の訪日に対し、又又日本政府がビザ発給を拒んでいるようだが、日本政府が中国の圧力に屈し、台湾前総統のプライドを傷つけ、踏みにじるようなら、何もへりくだって日本政府に嘆願してまで日本に行く必要はないと思う。それに条件付きで政治的言動まで制限するようでは犯人同様の扱いではないか。
一人の政治家として、海外で記者会見し、講演し,他国の政治家と意見交換するのは当然のことである。それなのに何故過去に於いて台湾の野党二党の連、宋 党首の訪日時に其の言動制限はなかったのか。彼らが中国人だから特別待遇なのか?日本政府は今でも台湾人を殖民扱いにしているようだ。反日主義の中国に怯え、親日主義の台湾人を馬鹿にしている。
李登輝はかつて我が台湾国の元首であり、親日派であった。その様な我が国の尊敬すべき大人物に対し、日本政府の無礼極まる対応に台湾の一市民として憤慨に堪えない。
京都大学出身で21歳まで日本人であり日本国の為にも戦った数々の思い出があり、日本に対する郷愁を感じて、高齢になった今、せめて動ける間にでも日本の“奥の細道散策”のささやかな願望を叶えたいのである。
李登輝は台湾の前総統であったが故、当然のことながら、台湾国の前途を憂い、アジア平和の為、例え、日本で中国の軍拡や野心を批判し、日本との協力を要望したとて、日本国にどんな不利が生じるというのか。それは日台両国の安全に繋がることで日本国は歓迎すべきである。日本は何の為に今,日米ミサイル防衛に取り組んでいるのか、中国に対抗し、アジアの平和を守る為ではないのか?
中国が大国と自称するが、小国台湾の前総統(今では一市民)の訪日をそんなに恐れ阻止しようとしているのは共産政権が李登輝の中国批判だけで揺らぐ程、自信のない独裁政権であるからだ。
筆者も日本教育を受けた台湾人である。過去の日本人に対する毅然とした大和魂のイメージは消え失せた。
戦後、日本政府は金銭と謝罪の外交を続けてきた。
金銭をばら撒きペコペコ謝れば中国の怒りは鎮まり、過去の過ちは許してもらえると信じている。あまりにもお人好しだが、結果は逆であり、日本の援助金は中国の軍拡に使われ、日本を脅かしている。今尚その貴重な国財を中国の機嫌取りに使い続けると中国の李鵬氏が言ったように二十年後日本国は消滅しかねない。
アジアの平和を守るなら、日本は台湾の戦略地位を重視し,台湾を軍事同盟に引き入れるべきである。そして日本の敗戦で国無き民となった台湾人にせめてもの関心を示し激励の言葉を掛けて日台交流を深めるべきではないか。何故、日本政府が深刻な恐中病に罹ったのか理解できないが、李登輝の訪日は日本にとって百利有って一害無しである。
日本政府の賢明な選択を期待したい。
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害務省の方々は一度李登輝さんに講義して頂いたらいい。国家論でも何でもいいから、