制御屋の雑記

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ウォン高ドル安、手の打ちようがない

2006-04-09 | 半島関連
 最近ずーっとこのウォンの対ドル相場をチェックしてますが、ほんとにおもしろいですねw
 はてさてどうなることやら、ワロス曲線ww

 【釜山日報】
 ウォンの対ドル相場が950ウォン台の近辺で騰落を繰り返し、950ウォン台も危ぶまれている中、ウォン高ドル安の流れを阻止できる有効な対策がないとの指摘が出ている。
 ソウル外国為替市場では7日、ウォン相場が前日の終値より1.50ウォン値上がりした955.0ウォンで寄り付き後、時間が経つにつれて少しずつウォン高が進んでいた。
 前日よりドル高で取引が始まったウォン相場が、再び下げに転じて8年5ヶ月ぶりのウォン高水準となっていることを考えると、950ウォン台も割り込みかねないとの分析が支配的だ。
 市場では、ドル買い心理があまりにも弱まり、下落基調はなかなか落ち着きを取り戻せないと見ている。
 特に、韓国当局が口先介入に乗り出すと見られているが、その「効き目」がないのもウォン高基調の原因と見られる。
 2003年、財政経済部が域外先物市場に無理やり介入したことが問題になって以来、財経部が積極的に市場に介入できず、そのため、為替政策の中心軸がなくなったと指摘されている。
 これにより、外国為替市場では形式的な口先介入以外、これといった市場安定策を打ち出せない政府の限界が露呈するとともに企業がドルの叩き売りをしていることがウォン高ドル安に拍車を掛けていると見ている。
 為替専門家らは、外国勢の株式買い入れを懸念した輸出企業が競ってドル売りに乗り出す「囚人のジレンマ」が深刻化する場合、920ウォン台までウォン高が進む可能性もあると展望している。
 先月末、外国人の株式配当金の送金によるドル需要でドル相場が上がるとする当局の展望に望みをつないでいた企業が、これ以上当局に期待せず、ドルを投売りしているからだ。
 他社のドル売りでさらにドル安が進む前に、ドルを売りたいとする「囚人のジレンマ」が再燃して、去年初頭のようにドルが暴落しかねないとの指摘もある。
 都市銀行のある為替ディーラーは、「投機的なドル売りの動きもあって当局の強力な介入や円とドルの急騰がなければ、1ドル=920ウォン台までのドル安もありうる」とし、「今のところ、当局の市場介入は効果が薄く、市場が回復するまで気長に待つほかない」と述べた。
 イ・ジョンヒ 記者
 http://japanese.busanilbo.com/index301.asp?gubun=R&i_db=board6&i_sno=326
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