風信子(ひやしんす)の☆本の紹介&エッセー☆俳句

濫読・雑読の風信子(ひやしんす)が気の向くままに、お気に入りの本を紹介いたします。

☆ 「書き換えられた外務省HPの日米首脳会談概要」疑惑  (by 天木直人のブログ)

2011年11月20日 | ☆3月11日(地震)以降の日本の問題
風信子は、外務省HPの日米首脳会談概要のTPP部分が書きかえられているという情報をツイッターで得ました。

先ず最初の情報は、
 @yosizou_kさんのツイートです。
    【拡散】Peace Philosophy Centre: 外務省HPの日米首脳会談概要のTPP部分が書きかえられている http://bit.ly/uMuJO8 良識ある議員は、 この事実を知ることになれば国会で政府を追及することになるだろう。そう しなければ嘘だ。

次に飛んだのは、
 Peace Philosophy Centreさん。
    ツイッター@yes_peace さんが、私が11月13日に共有した外務省HPの日米首脳会談概要の日付が11月18日に変わっていると教えてくれて、探したところ、@zamamiyagarei さんがキャッシュを見つけてくれた。野田首相発言の撤回要請、それに対する米側の拒否などで問題になっていたTPPの部分が差し替えられたのではないかと思ったが、比べてみたらやはりそうだった。

最後に、たどりついた情報源は、
 天木直人のブログ」です。

以下を転載させていただきます。

 「書き換えられた外務省HPの日米首脳会談概要」疑惑 
  私の読者から衝撃的な情報が寄せられた。

 11月12日にホノルルで行われた野田首相とオバマ大統領との首脳会談について、その概要を国民に知らせる外務省のHPが書き換えられたというのだ。

 いうまでもなく、TPPの交渉参加に関してどのようなやり取りがあったかについては最大の政治問題であるとともに政府が国民に対して正しく情報公開すべき重要な問題だ。

 その責任を果たしているのが外務省のHPである。

 その外務省のHPにおいて、一旦公表されたものが何の説明もなく書き換えられていたとしたらどうか。

 私のもとに寄せられた情報は以下の通りだ。

 すなわち11月13日の外務省のHPでは首脳会談のTPPに関する部分は次のようになっていたという。

・・・(2)環太平洋経済連携(TPP)協定
 野田総理から,今般,日本政府として,TPP交渉参加に向けて,関係国との協議に入ることとした,一年前の横浜APECでの日米首脳会談以降,東日本大震災があり,慎重論も強かったが,日本を再生し,豊かで安定したアジア太平洋の未来を切り拓くため,自分自身が判断した,今後交渉参加に向けて米国をはじめとする関係国との協議を進めたく,オバマ大統領の協力を得たい旨を伝えた。オバマ大統領からは,日本の決定を歓迎するとともに,今後の協議の中で日本側と協力していきたい旨の発言があった・・・

 ところが、11月18日のHPでは次のように書き換えられているというのだ。

・・・(2)環太平洋経済連携(TPP)協定
 野田総理から,今般,日本政府として,TPP交渉参加に向けて,関係国との協議に入ることとした,一年前の横浜APECでの日米首脳会談以降,東日本大震災があり,慎重論も強かったが,日本を再生し,豊かで安定したアジア太平洋の未来を切り拓くため,自分自身が判断した昨年11月に決定した「包括的経済連携に関する基本方針」に基づき高いレベルの経済連携を進めていく,今後交渉参加に向けて米国をはじめとする関係国との協議を進めたく,オバマ大統領の協力を得たい旨を伝えた。オバマ大統領からは,日本の決定を歓迎するとともに,今後の協議の中で日本側と協力していきたい旨の発言があった・・・


 どこが違うか。

 それは本文四行目の中ごろにある「自分自身が判断した」の後に、次のような文章が新たの付け加えられたのだ。

 「昨年11月に決定した『包括的経済連携に関する基本方針』に基づき高いレベルの経済連携を進めていく」

 これは明らかな意図的追加であり、大きな意味を持つ。

 周知のとおり今回の日米首脳会談では、野田首相がすべての品目およびサービスを交渉の対象とする事について、オバマ大統領との会談で言ったか言わなかったかで日米間の発表ぶりが異なった。

 日本側が米国に訂正を求めたが米国は応じなかった。

 そのことが野田首相の裏切り、二枚舌ではないか、という批判につながった。

 そしてその問題の追及は今後も続くに違いない。

 それを見越して外務省はアリバイ工作をしたに違いない。

 外務省のHPを作成する部局は対外広報部でありマイナーな部局だ。物事の何もわかっていない連中が担当部局からの情報を貼り付けているだけだ。

 その部局がこんな重要な問題で加筆・修正できるはずはない。

 これは明らかに日米首脳会談を担当している部局が追加修正させたのだ。

 誰が、どういう配慮から、この重大な追加修正を命じたのか。

 それは、野田首相や玄葉外務大臣、枝野経済産業大臣の指示か。それとも外務官僚の小細工か。

 そうだとしたら首相や大臣はそれを知っていたのか。

 外務省と経済産業省の共謀か。それとも外務官僚の浅知恵か。

 これらの検証はこの国の外交を考える上で極めて重要だ。

 政治家と官僚の主導権の実態を知る上で、極めて重要だ。

 政府・官僚が国民を欺いているかどうかを知る上で極めて重要だ。

 そして何よりもこの国のメディアが権力監視の役割を果たしているかどうかを知る上で極めて重要だ。

 私はこの情報を私の有料メルマガの読者からの投稿で知った。

 その情報を、一般読者が読むことのできる私の無料ブログでも紹介するつもりだ。

 そうすれば大手メディアの目にも触れるはずだ。

 ここまでの重大な情報を、知っていながら記事にして追及しないようでは大手メディアの正体がわかる。

 しかしたとえ大手メディアが書かなくても、TPP反対派の国会議員がこの事実を知ることになれば国会で政府を追及することになるだろう。そうしなければ嘘だ。

 私はこの外務省のHPの書き換え疑惑問題が、TPP問題の正体を明らかにしてくれる事を心から願っている。         了 


密かに、相手国の都合に合わせたような書き換えである。で、野田氏への攻撃をかわす目的もあるというのか・・・。

なんだか、やはり野田氏がアメリカ向けと国内向けに言葉を替えているような塩梅でもある証拠ともいえよう。

追加された文章は、日本にとって恐るべき事を含んでいる。何もかも承知で交渉に入りたいと述べたということになってしまう・・・。

   



 
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