ネットで検索した情報ですが、日本政府の環境省によると、3月の震災により、被災した岩手県、宮城県、福島県の沿岸地域には推定2380万トンの瓦礫があるとのこと。
当ブログで2011年10月05日にUPした記事、≪☆ ブログ、「放射能から子どもを守りたい高槻住民の日記」を紹介します。≫では、学校給食の安全性を高槻市に問い合わせに行ったお母さん達の活動をお知らせしました。彼女達は汚染瓦礫の問題についても活動をはじめていて、私も市の対応を気にかけていました。
こうした動きは全国的な動きとなっていて、自治体のなかには再考して受け入れない選択をした処もでてきました。
高槻市としても現場(焼却所)では受け入れを不安に感じていても、行政(事務系)としては大阪府(橋下知事)に逆らえないという思考で消極的な対応だったようです。
さらに踏み込めば、先ごろ、高槻市は佐賀県の武雄市と「災害相互応援協定」を結びましたが、武雄市の樋渡 啓祐(ひわたし けいすけ)市長は、総務庁に勤務していた折に高槻市に出向されていたという経歴の持ち主です。元官僚としては、がれきの件も協力よろしくと一言あったかも知れず。
そのせいもあってか、高槻市は市民の問い合わせにもハッキリした返答はせず、
環境事業室長は、「10月18日締め切りの大阪府への高槻市の回答ですが、受け入れないという回答はしない。」
「反対する理由がない。」という態度を取られたそうです。
高槻市民の事を考えるよりは、国や府への意向を損ないたくないという目線は、下へ向かってはケンモホロロの態度となって出ているということだそうですが・・・。
他の方のブログで、被災地瓦礫の国への回答結果を全国各地の自治体に問い合わせた処、高槻市の電話対応が悪かったと2回も載っていましたよ。3か所の自治体が対応が悪かったそうです。その中の一つです。感じ悪い電話の応対は是非ともやめてください。アンケートを取っただけなのですから。
最後に、国のがれきアンケートは回答欄が「受け入れ」前提のものしかなく不評を呼んでいましたが、大阪府は回答なしという返事でも良いと妥協してきたようです。
その情報は、10月21日と24日の高槻市議の二木洋子(ふたきようこ)氏のブログでも経過が分かります。
高槻の市会議員の方はもっと市民に情報発信をしないと駄目だと思います。
参考資料:
世界的規模の日本の瓦礫に関する著名運動
"http://nanohana.me/
「いきいき日誌」
放射能から子どもを守る会・高槻
「放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ」
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当ブログで2011年10月05日にUPした記事、≪☆ ブログ、「放射能から子どもを守りたい高槻住民の日記」を紹介します。≫では、学校給食の安全性を高槻市に問い合わせに行ったお母さん達の活動をお知らせしました。彼女達は汚染瓦礫の問題についても活動をはじめていて、私も市の対応を気にかけていました。
こうした動きは全国的な動きとなっていて、自治体のなかには再考して受け入れない選択をした処もでてきました。
受け入れに対する姿勢がわかった自治体 |
●愛媛 被災がれき受け入れず 20市町3事務組合 ●石川 震災がれき受け入れ「不可」 ●香川 震災廃棄物は受け入れず 香川の17市町 ●大分 震災地がれき受け入れる自治体がゼロに ●静岡 知事「がれき受け入れを」 県内に再検討呼びかけ ●京都 震災ゴミ 受け入れ撤回 ●兵庫 「がれき受け入れ困難」兵庫県内すべての市町回答 ●三重、被災地がれき受け入れゼロ 13市町・組合が撤回 ●宮崎 がれき受け入れ、全市町村が消極的 ●熊本 被災地がれき受け入れ拒否 熊本市など環境省に ●【岐阜】国へ根強い不信の声 大震災がれき受け入れゼロ ●秋田 東日本大震災:がれき、受け入れは「ゼロ」 県調査、25市町村・組合が回答 ●熊本・宮崎・鹿児島 震災がれき 九州3県受け入れゼロ ●佐賀 震災がれき 放射性物質汚染が懸念 県内受け入れ困難 ●福岡市が震災がれき拒否回答 県に「安全性保証できず」 ●【滋賀】被災地がれき、全市町が受け入れ不可 放射線不安に市民感情 以上、今まで判明している情報だそうです。 |
高槻市としても現場(焼却所)では受け入れを不安に感じていても、行政(事務系)としては大阪府(橋下知事)に逆らえないという思考で消極的な対応だったようです。
さらに踏み込めば、先ごろ、高槻市は佐賀県の武雄市と「災害相互応援協定」を結びましたが、武雄市の樋渡 啓祐(ひわたし けいすけ)市長は、総務庁に勤務していた折に高槻市に出向されていたという経歴の持ち主です。元官僚としては、がれきの件も協力よろしくと一言あったかも知れず。
そのせいもあってか、高槻市は市民の問い合わせにもハッキリした返答はせず、
環境事業室長は、「10月18日締め切りの大阪府への高槻市の回答ですが、受け入れないという回答はしない。」
「反対する理由がない。」という態度を取られたそうです。
高槻市民の事を考えるよりは、国や府への意向を損ないたくないという目線は、下へ向かってはケンモホロロの態度となって出ているということだそうですが・・・。
他の方のブログで、被災地瓦礫の国への回答結果を全国各地の自治体に問い合わせた処、高槻市の電話対応が悪かったと2回も載っていましたよ。3か所の自治体が対応が悪かったそうです。その中の一つです。感じ悪い電話の応対は是非ともやめてください。アンケートを取っただけなのですから。
最後に、国のがれきアンケートは回答欄が「受け入れ」前提のものしかなく不評を呼んでいましたが、大阪府は回答なしという返事でも良いと妥協してきたようです。
その情報は、10月21日と24日の高槻市議の二木洋子(ふたきようこ)氏のブログでも経過が分かります。
高槻の市会議員の方はもっと市民に情報発信をしないと駄目だと思います。
参考資料:
世界的規模の日本の瓦礫に関する著名運動
"http://nanohana.me/
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朝日新聞:宮崎版10月22日によると、
≪環境省廃棄物対策課は「(調査は)前向きな回答をした自治体と、被災自治体とをつなぐためのもので、
『反対』や『どちらでもない』という回答を求める気はなかった。
(がれきの受け入れに絡む)放射性物質で健康被害を生んだり、環境汚染を生んだりするという見方は、誤解だと思っているので、引き続き説明していく必要がある」としている。≫
とあり、前回、処理能力あるとした自治体への再度の確認(受け容れ可能量の再調査)という事らしいです。
ですので、東電が新たな設備の設置等の補償の件につきましては、第三者委員会が東電の賠償総額を4.5兆円としたという記事の中身を検討しないと分かりません。
でも、情報ひとつ。福島第一原発で死亡した四次下請け作業員のタイ人妻に東電「50万円やるからこれで国に帰れ!」という話を読みました。⇒http://gendai.ismedia.jp/articles/-/22858
原発を誘致している県で瓦礫受け入れ拒否をされるなら、廃炉にしてから反対して下さい。
どちらが国民の健康害しているか!!!
それより、原発再稼働を目論む政府に今すぐ反対の抗議をお願いします。
地元の高校生が募金の他に様々な場面でサービスを提供していました。こうした活動こそが必要なのだと思います。
私個人としては瓦礫は地元で処理することが良いという認識です。
それとは別に、「明日は我が身」さんの意見には賛成です。脱原発については、学校給食のあり方を考える全国の母親達が立ち上がり、高槻市民も最初はそこから始めて活動していますよ。再稼働に反対の抗議の声もあげています。
以前にも☆ 「がれき受け入れについて医師の立場からの意見書」の紹介です。というのを書いていますのでご覧くださいね。⇒ http://blog.goo.ne.jp/hyacinth_haru/e/d7006a157ad470ca624f6ed9dc6f7416
でも最近は、この記事をUPした頃よりも沢山の情報がネットにあがっております。
それを御紹介します。
岩手県の現状の全てを次のブログ主がまとめています。ぜひご覧くださいね。
「子ども達を放射能から守るネットワーク@ちば」→ http://takumiuna.makusta.jp/e167422.html
「みんなの力で瓦礫処理」田中康夫氏 → http://blogos.com/article/33513/
「「瓦礫」のトリック・・・その危険性とトリックを正しく知ろう」武田邦彦 (中部大学)→ http://takedanet.com/2012/02/post_740a.html
以上ですが探せば豊富な情報がでてくるはずです。
つまり、
(1)環境省発表の阪神・淡路大震災の瓦礫は2000万トン。東日本大震災は2300万トン。即ち岩手・宮城・福島3県に及ぶ後者は、被災面積当たりの瓦礫(がれき)分量は相対的に少ないのです。
(2)阪神・淡路の瓦礫はリサイクル後に大阪湾や神戸湾に埋蔵されたのです。なぜ地盤沈下の土地に嵩上げ土盛りしないのですか。関西大社会安全学部の河田恵昭学部長(社会安全学)も昨年の大地震いぜんに、東京大地震の瓦礫処理について詳細な提言を文書で政府に渡してあります。これは焼却はアスベストや重金属により危険としてあります。
(3)当の岩手県民が地元での処分を望んでいて県に却下されているということ。利権のせいです。田中氏は、「これぞ産廃利権! 仙谷由人氏と共に東電から献金を受け(朝日新聞1面既報)、父君が北関東の産廃業界で重鎮の枝野幸男氏、同じく東電が重用する細野豪志氏に「李下に冠を正さず」の警句を捧げねば、と僕が慨嘆する所以です。」と言っています。
(5)250キロ離れているというのは東京で汚染が拡大しているのをみても安易な思考です。もちろん徐々にこちらも増えてきているし、夏場は葉野菜の育たない沖縄では流通している野菜はセシウム濃度が高いそうです。
(6)感情論ではなく理性で考えて進んでいきましょう。手を取り合っていくことが大事なんです。大阪は岩手をメインにした援助をこの一年して参りました。高槻市でも、これからも手を差し伸べていくつもりです。(重複した援助にならないように関西広域連合で相談のうえ担当する県を決めたのです。)
なお、瓦礫について大阪でも男性は賛成しているかたも多いみたいですよ。女性は警戒心というか子育てを通して不安を持ち勉強会をやりはじめ、脱原発運動を始めて行っているようです。
やはり日本人は助け合う、支え合う、分ち合う、そんな気持ちを失ってはいけないのかな?と思いました。