風信子(ひやしんす)の☆本の紹介&エッセー☆俳句

濫読・雑読の風信子(ひやしんす)が気の向くままに、お気に入りの本を紹介いたします。

☆ TPP協定による徹底した規制緩和を利用し、政府は国民皆保険制度を止めたいのではないかとの猜疑。

2011年11月12日 | ☆3月11日(地震)以降の日本の問題
文藝春秋12月号が発売された。

文藝春秋 2011年 12月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
文藝春秋


いつも購入している唯一の雑誌だから、アルプラザへ買い物に行ったついでに大垣書店に寄って買ったのだ。

今月号を手にとるなりビクッとしてしまった。

表紙には、衝撃レポート 人工透析は必要か」 とあった。

これは、大変だ と思ったのは、一昨年に亡くなった私の父を含めて夫の兄弟等の身内の3人が腎臓病(慢性腎不全)を患い、人工透析の医療を受け続けているからだ。

せちがらい世の中、それでなくても自己責任とか高額医療費が国の負担を重くする、という記事を読むことがあり、

衝撃レポート 人工透析は必要か」もついに出たかと思ったのだ。

ところが、記事の中身を読むと、「慢性腎不全の患者の皆さん、もっと保存療法をしたら透析療法は先へ延ばせますよ。」という医師の椎貝達夫さんの話であった。
     連続キャンペーン第一弾 「抗がん剤は効かない」以上のタブーに挑む 
 患者よ あなたに透析は必要か   医師 椎貝達夫                 
 毎年三万七千人が人工透析患者に。
しかし、そのうち一万三千人は透析を始めずに生きていける。いったん始めればやめられない治療を安易に選ぶな!
透析なしで一千人の患者を救った医師の告発! 
         


本当に人騒がせな見出しである。

同じように驚いた方もおられた。ブログ:「病床軟弱」さんである。

全国の透析患者は2010年末で約30万人です。家族や身内、親戚なども含めると100万人以上を驚かせたかも知れない、「見出し」ではないでしょうか

もっと言葉には配慮をして欲しいものです。



ということで、やれやれ、ひと安心という事で終わり。かしらん・・・。

椎貝達夫さんの説を読めば読むほど、大変な事態が差し迫ってきているということに気が付きました。

以前に、東京都知事さへも、誰かとの対談で大変な事態だと言っていました。

「透析する人は、毎年、1万人も増えていくんですよ。この透析患者に掛かる医療費は総額1兆円と巨額なんですよ。」

対談者:「透析というのはですね、一回に4時間もかかり週に3回も病院へいかなければなりません。実に大変です。」

都知事:「そうなんですか。」

対談者:「そうなんですよ。」

都知事が、この透析患者の医療費を、心中どうしたいと考えているのかと推し量ると、非常に不気味に感じた対談であった。

で、この医師の椎貝達夫さんの話である。

続きはまた・・・。






 
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