goo blog サービス終了のお知らせ 

Re

Re=response=応答、感応=物事に触れて心が動くこと。小田和正さんの大好きな曲からいただきました。

まずはこれ!

2008-11-24 | 観る、聴く


渋谷の駅で17日にお目見えとなった、
故岡本太郎さんの巨大壁画『明日の神話』です。
公開3日目、田舎モンのあたくしがまっさきに見てきましたっ!(自慢)

源内観劇予定が19日。
17日夕方のニュースで除幕の話題を見てびっくり!
そういえば、夏に『ウーマン~』を観に行ったとき、
ぴかちゅうさんとこの前を通って教えていただいたんだっけ。
(ありがと~~、ぴかちゅうさん!)
真っ先に見られるじゃん、ラッキー♪♪
 
原爆炸裂の瞬間を描いたとされるこの壁画。
幅30メートル、高さ5.5メートル。
デカいです。凄まじい色とタッチです。
釘付けになります。そしてドキドキします。
「芸術は爆発だっ!!」
岡本太郎のパワーを全身で浴びることができます。

おおお。
源内目当ての都上りで、すんばらしい土産がつきました。
これからコクーンに行かれる方。
ぜひ、これもご覧になってきてくださいね♪

止まらない涙は

2008-10-01 | 観る、聴く

NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』
ときどき思い立ったように見るのですが、
ゆうべもほんとに「たまたま」でした。
でも、もしかしたら神さまが「見てみなさい」と
そっと仕向けてくれたのかも。
大反響に応えてのアンコール放送でした。
見られてよかった!

9月30日放送分 がん看護専門看護士 田村恵子さん

もう・・涙が止まりませんでした。
見終わってからもずっと。
なんだかいつもとは違うところから、
どんどんどんどん涙が溢れてくる感じ。
いつもと違う涙。
どう探してもみても、
自分なんかのなかにある言葉では到底言い尽くせない「何か」に
言いようのないほど心を動かされたようです。

茂木さんが日記にこう書いていました。
「悲しみの涙ではなく、
 人が生きるということの『真実』に触れた感動の涙であろう」

なるほど・・。
言葉にするとシンプルだけど、茂木さんが充てた「真実」という
二文字が抱えているものを、確かにそのとき共有できた気がします。
今もって、それ以上に自分の言葉では何も表現できないのが、
歯がゆくもありますが。

再放送があるので、今度はちゃんと録画しておこうと思います。
たぶん・・7日(火)午前1:00~1:44(月曜深夜)
になると思います。

古賀さんの考える「プロフェッショナル」とは。
「私の中のこれまでの経験に基づいてできている直感を、
 信じて揺るがないこと。そして、相手の方の力をそれ以上に
 信じてあきらめない。そういう人だというふうに思います」

親として、そんなふうであれたら、と思いました。
胸に刻んでおきます・・・

ドラマW 「ルパンの消息」

2008-09-25 | 観る、聴く

しばらくバラエティに富んだ役をこなして、やや固まりつつあった
イメージをうまく攪乱してみせた上川さん。
ひさびさに、オーソドックスな役柄で登場。
ただ、おなじみ横山作品、さらに先回の「震度0」がドラマとしても
役柄としても実に斬新で見応えのある上級品だったので、
最初からやや分が悪いのは覚悟。「震度0」越えはない、と見た。
そのうえで、ドラマW制作スタッフの気概と実力、また作品ごとに
確実に力を積み重ねているのがわかる最近の上川さんのお芝居に期待。

予想どおり、警察ドラマとして斬新さや思わぬ奥深さに唸るほどのことは
なかったけれど、最後まで集中力を欠かさせないストーリーの面白さや、
実力派の競演による見応え、濃密な空気・・など民放ドラマではまず
味わえない上質な味に満足です。
また、溝呂木という人物が、ドラマのなかで主役として出ばっていない
ところに、不思議と好感が持てました。

それにしても、まったくイヤな事件の話です。
事件、それも人が殺されるというのに良いも悪いもないですが、
事件の舞台が学校なだけに、
今回のそれはひときわ嫌悪感の募るものでした。
当時高校生だった3人、喜多(岡田義徳)・竜見(新井浩文)・
橘(柏原収史)、おバカだけど人を信じることや愛することに
とても純粋な少年たちだと感じました。
そんな彼らが、偏愛や欲望などに乱れ穢れた大人たちに
翻弄されたり利用された挙句、忌まわしい記憶を背負い続けなければ
ならない。ひどい話です。

一方、彼らの関与が疑われる時効間近のこの事件の指揮を
突然任された溝呂木(上川隆也)にも、背負い続ける苦々しい過去が。
同じく15年前、奇しくもその事件同日、
目の前で時効による敗北の苦渋を味わった「三億円事件」
まったく関連がないと思われるふたつの事件の接点に、
時効寸前の解決の糸口があり、驚くべき真相が明らかになります。

3人の元高校生、元教師の鮎美、相馬の妹幸子、そして溝呂木。
それぞれの思いに苛まれ続けた15年間に、いちおうの決着を見たか
のように思われます。しかし、
「記憶は眠らせておくことはできても、葬り去ることはできない」
これ、前週ドラマW「シリウスの道」でのセリフなのですが(笑)
彼らのなかで、あの15年前の苦い記憶は、決して消えない。

「残念だ。どうしようもなく、残念だ。」

溝呂木の吐露したひとことが重いです。
15年前の時効が、あらたな犯罪の火種となって人が死にあるいは
苦しんできたという事実。
22年を経た内海の逮捕は溝呂木にとって、15年前よりいっそうの
屈辱や無念に心かき乱される思いでしょう。
彼は、さらに重いものを背負ってしまったかのようにさえ思えます。
また元高校生たちや鮎美たちにも、明らかになった事実を前に、
「残念だ」という無念の思いは重なっていると思います。

本作の見どころ、いろいろありますが・・
まず、時効寸前に急遽集められた捜査チームの、個性的な面々が
いいですね。それぞれにプライドと独自のやり方というのがあって、
指揮官溝呂木などないがしろ、やりたい放題。
しかし、事件が核心に向かい捜査の方向性がおぼろげながら見えて
くるにつれ、溝呂木の指揮下にまとまるようになり、急造ながら
チームの力を発揮するようになります。
参考人と取調べ官の組み合わせ、溝呂木の指示によるものよらない
ものとありますが、これが絶妙でした!
同期で幹部候補ながら溝呂木の補佐役につけられた大友(吹越満)の
嫌味な存在感も抜群(笑)しかし彼も次第に時効直前解決に向けて
執念を燃やすようになります。

一方、取り調べられる側の人物たちも個性的な実力派揃い。
元高校生たち、学生服姿にはやや無理を感じましたが(笑)
これだけ難しいシーンがふんだんにあると、回想シーンに別の若手を
使っていたら失敗していたかもしれません。
三者三様キャラが明確に立っていて、彼らの言動と役者さんの芝居には
納得させられるところが多く、彼らには同情しました。

反対に、憎らしいほど胡散臭い存在感の内海や鮎美もさすが。
遠藤憲一さんの70年代スタイル、なかなか微妙でしたが(笑)
取調室での溝呂木との対決は、二度目の勝利に興奮の絶頂からまさかの
どんでん返し。突きつけられた完全犯罪の盲点と暴かれた真の己の心。
愚かで虚しい性の果てに流した涙に、たまらなく人間臭さを感じました。
鮎美には、羽田美智子さん独特の甘ったるさで、嫌悪感たっぷり(笑)
舞子との事情には同情しないこともないけど、在校中の生徒と交際
することも、その彼の心に甘えすぎることも、その挙句耐え切れず
彼を置き去りにしたことも、そして最後に涙涙・・何、この女っ(怒)
この人の心がもう少し強くて大人らしい判断があったのなら、
もとよりこんな悲劇は起こらなかったのに、と思えてなりません。

どんでん返しの連続が横山作品の醍醐味のひとつでもあるので、
今回も「そろそろ来るな」とか「もう1回くらいあるな」とか
良くも悪くも構えて観てしまうのですが(笑)
最初からいわくありげだった婦人警官が、ああいうエピソードを
携えて最後にささやかなカタルシスを感じさせてくれたのには
ちょっと驚きました。よかったです。佐藤めぐみさん好演でした。
この婦警と溝呂木が15年間抱えてきた思いに決着をつけさせよう
と、時効寸前の事件にふたりを導いたのが(きっかけは婦警自身だが)
藤原部長=長塚京三さん。静かで厳格な存在感が抜群、制服姿も
すてきでした。

で、いちばんの見どころはもちろん溝呂木=上川さんでしょう♪
ああ、やっぱりスーツ姿は良い良い~~!!
・・ではなく(笑)内海との対決ですね。
期待どおり、いや期待以上のものを見せてくれました!
指揮官という立場上、終始本部か取調室の外で、事件と捜査の進行を
冷静に客観的に見てきた彼が、最後に自ら取り調べ室に入ります。
内海に対する執念と事件解決への確信を胸のうちに秘め、
あくまで冷静にしかし眼光鋭く強気の第一声。おお、シビレタ~。
内海を見据え、事件の真相を訥々と暴いていく。
内海の挑発や嘲りにも動じない。
どころか、内海を15年前同様興奮の頂点にまで導いておいたところで、
机をバンッ!!隠しダマ「刑事訴訟法255条」を持ち出すしたたかさ。
内海を一転絶望に陥れ、さらに内海の醜く虚しい本心、つまり
女教師殺しと時効当日になって自ら名乗り出てきた本当の理由を
突きつける。沸き立つ感情を押し殺して。
そして、内海の逮捕。
「俺を捕まえて、満足か?」
呆然とする内海を横目に立ち去る溝呂木の背に、嘲るように問う内海。
「満足などするか!
 残念だ。どうしようもなく残念だ。」
内海の前で初めて声を荒げ吐露した溝呂木の言葉は、
怒りと悲しみと悔しさに満ちて響いた。おそらく内海の心にも。

熱さでガンガン押しまくるタイプだったのに、
最近はその熱さをぐっと奥に秘めてじわじわと押していく芝居に
とても見応えを感じます。もちろん演じる役の性格あってのことでは
ありますが、年齢的にも技術的にも、求められるものがシフトして
きているのだろうし、それにじゅうぶん応えられているだろうと、
嬉しく思います。
それから、これも役に求められるものの違いだとは思いますが、
「ひとりで頑張ってる、頑張りすぎてる」感がないのがよかった。
もともと求められる役にありがちなのだけど、これが強いと見ていて
つらいんですよね。
「震度0」の冬木も孤独だけど、彼には圧倒的な強さがあった。
溝呂木もいわばよそ者、ひとりだけど、指揮官として孤独さを
感じることは、ごく最初のほうをのぞいて、あまりありませんでした。
このドラマに、溝呂木が孤独かそうでないかは関係ないけど、
急造の組織に突然指揮官として放り込まれて、あの個性の強い面々の
なかで、溝呂木、うまくやってるなあと(笑)
あのなかでうまく立ち回る溝呂木を、あの現場の捜査官たちが徐々に
彼に感じるようになった信頼感と同様の感覚で見られました。


ドラマW、いい作品が多くて今後も期待が膨らみます。
また上川さんにお声のかかることがあれば、次は横山作品ではなく、
警察ものでもなく、まったく違うタイプの良作であったらいいなと
思います♪

観てきました。

2008-09-19 | 観る、聴く

『パコ~』観てきました。

う~~ん、やっぱりわたしはあまり楽しめませんでした。
そこそこ笑ったし、いいなあと思えるシーンいくつかはあったけど、
ゴテゴテで、ガチャガチャで、
毒々しくて、めまぐるしくて、
CGいっぱいで・・

なんか息苦しくて、疲れちゃった。
まあ、好みとか許容範囲(笑)の問題でしょう。
ストーリーが良くても、役者が良くても、
別の部分で気もち的に抵抗感がありすぎて、わたしはだめ。

いちおうパンフも買って(すでにここから消極的、笑)
監督の演出意図やそれに対する役者の解釈には、じゅうぶん納得
いくものがありました。
「ああ、そうだったんだ」という驚きではなく、むしろ
「ああ、そうだろうな、わかるわかる。」という感じで。
それらは読んでいて理想的、魅力的に感じるんですよ、すごく!
おお、そりゃ期待できるな、と。(読んだのは観た後だけど。笑)
でもね、それが具現化されていざ目の前に現れたら・・
予想以上にぶっ飛んでて。
期待をはるかに突き抜けて、わたしの許容範囲のボーダーを
突き破ったところ(嫌悪の域)まで行っちゃってたわけ。
だから・・
「わかるけど、わたしは勘弁ね」ってことで(笑)
うん、、これが↑もっとも正直な気もちですね。

それから、パコと大貫と浅野センセ以外は、
かな~り薄っぺらくなっちゃってますね・・
そこんところも、かな~り許せない部分ではある。
特に、室町については文句アリアリ(笑)
タマ子に
「自分を変えるって怖いかもしんねえ。だけどそうなら、今
あのじっちゃん、死ぬほど怖いってわかんねえ?!」
のような台詞で一喝されて、室町の心が動いていく、
・・ないやんか?!
消防士に助けられてから、タマ子に葛藤する自らをさらけ出す
シーンなんて、涙・涙・涙なしでは観られない傑作シーンなのに。
・・これもないやんか?!
「おまえの演技を観たいヤツがいるんだよ!」
・・のような台詞だっけ? う~ん、心に響いて来ない。
舞台版、タマ子はたしかにそう思っているはずなんだけど、
敢えてそうは口にしていなかったと思うけどな。
彼の、劇中劇の最後もなあ、、
室町の役者根性がいまいち表現しきれてなかったな。

原作を大切に、ということで、主な台詞はほぼ一字一句違わず
使われています。作家にとって言葉は作品の命だと思うので、
原作モノを扱うときには、その点ものすごくシビアになって欲しい
と願っています。だから今回そのあたりに安心感はありましたけど、
一方でその言い回しだとかタイミングだとかに違和感を感じる
こと度々。「ああ、、その言い方って違うんだよなあ」って(笑)
思い入れの強い(強すぎる)舞台版に固執しすぎているのは
わかってます。でもなかなか別物として観られないだもの・・。

おっと勢いに乗ると、あれもこれも書いちゃいそうなので、
もうやめときます。
この作品を楽しんだ人も、楽しめなかった自分自身も
気分悪くなりそうなので。

あ、これはどうしても。
タマ子が、ここではどうしても好きになれませんでしたっ。
もともと、なかの人も非常に苦手なんだけど。
ちゃんと描いてあげていないから、タマ子という「看護士」の良い
部分が全然感じられなかったです。

あとは・・
とにかく役者さんてのはスゴイなあ!ということ(笑)
役所さんのコメントだったかな、
「あの扮装が、役の気持ちを持ってきてくれた」って
つまり監督の意図どおりなわけで、監督こそがスゴイんですが、
それでも、あの扮装であそこまでやりきってしまう役者さんは
やっぱりスゴイです。
あの面々のなかで、自分だけ「恥ずかしいからできない」とは
死んでも言えないでしょうしねえ(笑)
あとは意地というか・・役者根性ですかね。
扮装からあそこまで引き出せてこそ「役者」というか。
自身も、それぞれにずいぶん楽しまれたことだと思います。

上川さん、ね。
楽しかったですよ。
それだけでなく、良い役、重要な役だったしね。
いうなれば、大王の化身なわけだから(笑)
舞台版より、ちょっと膨らませてありますね。
とてもわかりやすくい~い人になってるわ(笑)
こういうときに聞かれるやわらかい声、好きですけど、
映画館みたいなところで聞くと、なんかくすぐったいです(笑)
作品としては、わたしの好みでなくて残念ですが、
こういう作品でもたっぷり演じられてよかったなと思います。


あちこちでみなさん楽しんでおられるようで、
こんな感想を上げるのが、多少心苦しかったりするのですが、
ま・・頭の固い、こんな人もいたわけです。
そもそも、わたし、時々すこーーんとみんなから外れてる
ことがあるし(爆)
でもそれで「別にいいじゃん♪」と思うし。

この作品は、もうこれでごちそうさま。腹いっぱい。
とっとと次へ進むことにします(笑)

『宝塚BOYS』 名古屋大楽観劇

2008-09-10 | 観る、聴く

『宝塚BOYS』
9月7日(日)12:30 愛知厚生年金会館 1階12列センター
  原案:辻 則彦「男たちの宝塚」より
  脚本:中島淳彦  演出:鈴木裕美
  出演:葛山信吾 吉野圭吾 柳家花緑 山内圭哉 猪野 学
     瀬川 亮 森本亮治  初風 諄  山路和弘

あの宝塚歌劇団の、90年に及ぶ長い歴史のなかで、
かつて「男子部」が実在した。
「明日の宝塚スター」を夢見て集まった男たち。
しかし、彼らは結局メインステージに一度として立つことなく
解散することになった・・

笑いあり涙あり、そして美しい男たちの幻のレビューまで見られる、
バックステージもの青春グラフティだと思っていました。
いや、たしかにそうなのだけど、それだけではありませんでした。
夢と希望と不安の道を懸命に生きる彼らの姿には、
さらにいくつもの夢や人生が重ねられていて、
そのことは、彼らの生きざまを何倍も逞しく愛しく感じさせ、
ゆえに解散の事実の重さがいっそう募ります。

「男子部」が特設されたのは1945年、終戦間もない頃。
復員兵であったり、戦災で大切な人やものを失ったり・・と、
彼らはみな、暗い戦争時代に大きな心の傷を負っていました。
彼らは、生きられなかった者、守れなかった者たちのために、
そして自身と、平和で明るい未来のために、夢と希望を求めて
まったく新しい世界に挑んできました。
しかしそこでは、技術面での苦労はもとより、仲間同士の
いさかい、「男子部」に対するあからさまな嫌悪、またそれに
よる不遇などが彼らの道を阻み、彼らは幾度となく不安や挫折に
沈みます。それでも、彼らを支えたのは、

「できる者がやらなければ、できなかった者へ申し訳がたたない」

という強い思い。そして、宝塚での夢を断念せざるを得なかった
池田と君原の、厳しく温かいまなざしと後押し。ふたりもまた、
叶えられなかった夢を彼らに託し、彼らと共に生き直そうとして
いたのだと思います。
彼らは、夢と希望と大きな不安に葛藤しながら、実に9年の時を
過ごします。
しかし、とうとう男女合同公演の計画が持ち上がったにも拘らず、
突然の解散通告。

「二度目の終戦記念日だ」

彼らのひとりが発したこの言葉の重さ。
明確な情報や根拠を示されることなく、ただひたすらに不透明な
未来への希望と士気を鼓舞させられ続けた9年という時間。
そしてある日突然、何も知らされぬまま一方的に、
その一切を否定され捨て去ることを強いられる。
彼らが苦しみ続けた「戦争」とまさに同じことの繰り返し。
その、あまりに残酷な偶然(?!)に胸が締め付けられました。
前の場の台詞ですが、こんな台詞が甦ってきます。

「神さまは何を見ているのか」
「運が良いとか悪いとか、、聞きたくない」

彼らが、なぜこんなに苦しい思いを再びしなくてはいけない
のでしょう。
理不尽さに怒り震える彼らに、同じく無念の、いやもしかしたら
彼ら以上に傷ついた池田が、体の芯から絞り出すように言いました。

「運が悪いわけじゃない。力が足りなかったわけでもない。
 ただ、、ここが『宝塚』だったということだ」

一瞬にして・・すべてを悟ったような気がしました。
一瞬にして・・夢から覚めた思いがしました。
とめどなく流れていた涙が、一瞬止まりました。
でもしばらくして、
この言葉の意味をしっかり受け止めた彼らを観たとき、
やっぱり涙が落ちました。
なにもかも、わかりすぎる気がして・・
でも誰もどうすることもできなくて・・ただただ哀しい。

「ここで生きたことを、宝物にして」

実際にはもっと前の場での台詞ですが、
君原のおばちゃんの言葉があらためて心に沁みます。
7人が、長く親しんだ稽古場からそれぞれの道に旅立つとき。
池田も、宝塚を去り別の道を歩くという。
『清く 正しく 美しく』
その日も無言で威風堂々彼らを見下ろす『宝塚』の校訓。
姿勢を正し、深々と一礼する7人。

強く願えば、努力をすれば、夢は必ず叶う・・?
真実というのは、ひとそれぞれの心が決めるもの、じゃないかな。
叶う夢があれば、どうしたって叶わない夢もある。
夢が叶うことがすべてじゃない。
夢は華々しく現実にはならなかったけれども、
彼らは9年間精いっぱい夢を生きたのだと思います。

「夢は見るもんじゃない、掴むものだ」
星野の言葉。
彼らは、夢を掴んだとは言えないのでしょうか。
「きれいごとはもうたくさん」
「きれいでどこが悪い?!」(・・のような・・うろ覚え)
かつてのこんな言い争いもあらためて胸に響きます。

夢を生きた日々を、彼らがきっと心の宝物にして、
また新しい夢や希望を求め、力強く生きていけますよう。
そんな思いをこめて、心からの拍手を送りました。

個性的な7人の若い役者たちは、実にいきいきと役を生きていたし、
その彼らを、おそらく舞台の上でも裏でも支えてきただろう
年嵩のふたりの、安心感のある芝居と眼差しはすばらしかったです。
台詞は、素朴だけれども清廉な印象で、その言葉の意味をしばらく
かみ締めていたい、そう思わされるものがたくさんありました。
クライマックスは、セピア色の舞台が一転して幻のレビューに。
しばらくはその華やかさと輝きに目を奪われ心躍りましたが、
やがてそれまでのいろいろな思いが交錯して、涙で舞台が
見えなくなりました。でも、ここは夢舞台。涙より笑顔で
楽しまなくちゃと、精いっぱい手を叩きながら、彼らの輝く
晴れ姿を心のなかに収めました。

心に残る、ほんとうにいいお芝居でした。
ぜひ再演を繰り返し、長く人々に愛されてほしい作品だと
思いました。


印象的だった役者さん。
・柳家花緑さん・・・わが家では子ども番組でおなじみですが、
お芝居は初めて観ました。びっくり!!おまけにピアノに、
ダンスまでほんとにお上手。カテコの取りまとめも難なくこなし、
脱帽です。器用なんでしょうね。不器用な男を器用にこなして
いました。よかったと思います。
・吉野圭吾さん・・・やるね~~♪これでもかと長い手足と
しなやかな身体を見せてくれました。不幸な過去や実力ゆえの
プライドを抱え、高圧的でひねくれた物言いや人一倍の焦りを
見せる星野、彼ならではの名演だったと思います。
・山内圭哉さん・・・もうね~~、どこで何を演じても
「彼は彼!」ってのが許される彼はステキです(笑)
今回も大いに笑い、大いに泣かせてもらいましたよ!
・初風 諄さん・・・うっとりするような優しさあふれる
男子寮のおばちゃんでした。一番最初に何気なく歌を口ずさんだ
とき「このひと、只者じゃない!」と思ったら、れっきとした
元タカラジェンヌなんですね(笑)レビューでの晴れ姿、歌声、
ステキでした。
・山路和弘さん・・・これまでまったく存じませんでしたが・・
めちゃめちゃステキでした!!ダンディで、声がステキだし、
ちょっとお茶目なとこもよし、崩れるような男泣きがこれまた
泣かせる、く~たまらない(笑)でもね、パンフの稽古風景を
見ると誰だかわかんない(爆)テレビで観てもわかんないかも(笑)


大楽スペシャル(?)カーテンコール。
早々に客席のほとんどがスタンディング・オベーション。
この日は、名古屋だから・・というより大楽だから・・
いや、素直にそれにふさわしい舞台だったと思います。
なんと山路さんだけ、ヅカ名物のピンクの羽をしょって
照れくさそうに登場!
「せっかくスタッフが用意してくれたものですから」(笑)
羽をしょったまま、まず山路さんが代表して大楽のあいさつ。
「あ、どうぞ座って聞いてください」って笑えた♪
その後、東京楽でもあったようですが(大阪も?)、
どっかの劇団みたいに出演者のひとことあいさつがありました。
その前に山路さん、さっと下手にハケて羽を下ろしに(笑)
初風さんに始まりひとりずつ、短いながらも、この作品に
参加できたことへの喜びと感謝の気もちを語ってくれました。
山内クン。
「東京で始まったころは、こんなのやってられへん思いました
けど、今はもう1ヶ月やってもいいかなと・・」
ほかの出演者からやんや突っ込まれていました(笑)
「明日からは、ただの喜劇役者に戻ります」(場内爆笑)
葛山クン。
ちょっと放心状態っぽかったですね。観た目以上にこの作品は
出演者にとって大変な舞台だったようです。でもだからこそ、
この日の感慨はひとしおだったのでしょう。
花緑さん。
締めはやはりリーダーで。さすがうまくまとめますね(笑)
部活のようなノリで、チームワークの良さ、楽しさを
やはり喜んでいるようでした。

あいさつがひととおり終わり袖へはけるも、
再度スタンディングのお客さんにすぐ呼び戻されます。
「何せえ言うんやっ」とは、もちろん山内クン(笑)
「ピルエット~!」と、わたしの斜め前のおばちゃん。
隣の友だちとわたし「ピルエットって何?」「さあ??」(笑)
つま先でクルクルっと回るやつのことなんですね~。
山内クン「オレ、喜劇役者やから」
おばちゃん「まだ今日~~!」
山内クン、ちょっと困ったような顔しながら、
めぞ・ふぉるて(本日の芸名)のピルエット(爆笑)
すると、「違う、違う!」とばかりに、
続いて吉野さんが、プロのピルエットを披露。大拍手!
最後に、妖怪のポーズ!(大爆笑)
楽しいカテコも、これですべて終了。

泣いて笑って、、笑って笑って、
わたしたちも大満足で会場をあとにしました。
でも、目はまだまだ腫れぼったくて、帰り道恥ずかしかったあ!

すみれのは~な~♪

2008-09-07 | 観る、聴く

『宝塚BOYS』観てきました。

よかった~~~!!!
なるほど初演が絶賛されたのがわかる。
その初演は逃したけど、今回観られてほんとよかった。

ああ・・久しぶりの涙腺大決壊。
でもほんとうに楽しかった。
心に残るいい台詞がいっぱいあった。
みんながたまらなく愛しかった。
ああ・・いいお芝居観たなあ。感動・・。
こういうのこそ、何度も再演してほしいなあ。
DVD、、買っちゃおうかな(笑)

本日、なんと大楽でした。(あは・・知らなかった)
なので、カテコも特別。
スタンディングで大盛り上がり。
今日は、素直に立ってもOKだと思った。
キャスト全員のひとことあいさつあり。
思いはかなり熱かったようで、、やや放心状態の役者も。
だだ泣きのあとは、もう、、ちょっとしたことでもほろっとくる。
笑って泣いて、、最後まで忙しいこと忙しいこと。

で、感想は後日あらためて。
締め切り間近の原稿、まだ書けていないんだもの・・(汗)

KAZUMASA ODA TOUR 2008 「今日もどこかで」 in名古屋

2008-09-05 | 観る、聴く

9月4日、「今日は小田さんのライヴだ~♪」の朝。
いつものとおりテレビをつける。
いつものとおり「キャベジン」が流れてにっこり「おはよう♪」
(なにげに嬉しいこの日課。笑)
そこへ、ドカーーーン!!とビッグ・ニュース。
「小田和正 61歳2ヶ月最年長ドームツアー決定!」
え~~~~~~っ!!!  
寝耳に水とはまさにこのこと・・。
思いきり目が覚めた・・。

今回のツアーのファイナルとして、
「来たいのに来られない人のために」(小田さん談)
11月26・27日 東京ドーム
12月6日 名古屋ドーム、同20日京セラドーム大阪
追加公演、決定とのこと。

なんとサプライズをこともあろうに前日の名古屋公演でしたそうな。
「なんで今日じゃなかったのかね~(涙)」
と、今回も一緒に行く高校以来25年の小田友。
しかし、この報を受けて、この日も盛り上がること間違いなし♪
もちろん、名古屋ドーム、行く気満々。(次の週でなくて良かった!!)
一気にライヴモードに転換、わくわくどきどき。

(このあとかなり浮き沈みの激しい別件(別途報告)を乗り越え・・)

やってきました、日本ガイシホール。名古屋公演2日目。
(いまだに嫌いだ・・↑このネーミング)
先回(6月11日同ホール)はスタンド席、それもメインステージの
真横にあたるブロック、巨大な照明機器の真横でスタンド席最後列
・・という悲劇的な席。(しかしある一瞬、最前列となった席!)
今回はひさびさのアリーナ。
そして、花道が近い♪♪ゆえに超期待♪♪

3ヶ月前とまったく同じ設えのステージ、照明、スクリーン。
あの日高くて遠~いところから臨んだステージをもう一度。
そういえば、アリーナからスタンド席を見上げて、
意外にもくっきりはっきり最後列まで顔が見えることにびっくり。
わたしたち、そんなに見えてたのか・・とちょっと青くなる。
(そんなにお行儀悪かったわけではないが・・)
アリーナのほんとに端から端まで、花道を何本も延ばしたステージ。
来てくれたすべてのお客さんの、できるだけ近くまで行けるように
作られたステージだということを、あらためて思い知る。
そこを、この日も、小田さんは何度も何度も走って歌う・・。

オープニングのアニメが流れ、いったん真っ暗になったホールが、
「ひとごみを~♪」の声とともに、一瞬にして光に包まれる!
割れるような歓声、拍手。始まった!
先回同様、『こころ』でスタート。
いつもののびやかな声、みんなに手を振って歓声に応える。
ああ・・今日も元気だ!

前日のライヴで「ドームツアー」について自分の口から発表する
ことがひどく負担だったようで、この日はやっと気が楽になった
とのこと。「でもやると決めたからには、一生懸命やります」
頼もしいひとこと。そう!やると決めたなら、わたしたちだって
どこまでもついていきますよ♪

選曲は、残念ながら(!)6月とほぼ同じ。
回顧コーナーで一部秋の歌に差し替えられることを期待して
いたけど、もともとその気もなかったか、
「もう夏も終わりだけどまだ暑いからいいか」(小田さん)
というわけで、そのまま「夏の日」を歌う、など、、
ただし、曲順は少し変わっていた、と思う。

曲を書き始めたころの昔話を交えながら、
(あの名曲がまさかそんなふうに・・(笑)なエピソードいろいろ)

『僕の贈り物』(いちおう秋なので2番だけ。みんなで合唱)
『地球はせまくなりました』
『水曜日の午後』
『しあわせなんて』
『愛の歌』 ・・など。

先回は、こんな歌が今になって聴けるなんて!と感動。
もう何(十)年も聴くことすらなかった歌でさえ、
すらすらと口ずさめることに驚き。
当時(自分が出会た頃)の思い出が走馬灯のように思い出された。
今回は。
これらの曲を今こうして生で聴ける幸せを感じつつ、
ここは、この曲たちの在るべき場所ではないなと感じた。
違和感というものではないけど。
小さなホールで、ギターだけでふたりだけで、歌われるのが
似合う歌たち。
やっぱり、思い出のなかにそうーっとしまっておくのがいい。

以下、曲順はまったく関係なし。とくに印象的だった曲を。

♪『いつかどこかで』
わたしたちに近い花道でしっとりと・・。
ここで歌ってくれるときは
実にいい感じで小田さんを右アングルから心おきなく観られる♪
MCは、映画の絡みから(北野)たけしとのエピソードへ。
今や世界的な映画監督となった彼が
「今度映画作ってみようと思ってるんだ~」なんてぼそっと
言っていた頃の、でもわりとどうでもいい話(笑)

♪『たしかなこと』
うぅ・・この曲を最初から最後までこんな近くで聴けるなんて(涙)
位置的には小田さんを左手に、座席には横すわりになって聴いて
いたので、ギターで歌う小田さんの横に寄り添って聴いているような
なんとも贅沢なひととき。ここがでっかいホールだなんて思えない!
この曲の前のMCが小田さんらしくておもしろかった。
「たしかな ことなど 今なにも ないけど・・」
突然『Wow Wow』のフレーズをぼそっと歌ってみて、
「こんなこと歌ってたのに、今度はまったく逆のこと言って
 いるんですけど」
と笑いながら『たしかなこと』へ。
たしかなことはあるのかないのか・・。
あると思えばあるし、ないと思えばないってことで(笑)

♪『キラキラ』
またしても、この曲のときに小田さんがいちばん近くへ!!
そう、先回あんなスタンド最後列までまわってきてくれたのが
この曲のとき!「まただ~~!」と隣の友人と大興奮。
この曲では、あちこちの花道をめぐるのでわずかな時間だけど、
額の汗がキラキラ輝いてて、手を振って駆けていった。
「今だから できること それをけして わすれないで
 このとき このふたり そこへは戻れない」
メッセージが、キラキラと心のなかに降り注いでくる♪

♪『言葉にできない』
先回同様、圧巻! ライヴでも何度も聴く曲だけど、先回といい
今回といい、これまでない最高のパフォーマンスだと思う。
その圧倒的な歌の力(歌詞、メロディ、歌唱力すべてにおいて)
には永遠の輝きを感じる。
心をこめて歌う小田さんと会場をぎっしり埋めたオーディエンスの
思いは、このときしっかりと重なり合っていたはず。

♪『東京の空』
メインステージのグランドピアノで。これも実にいい!
「がんばっても がんばっても うまくいかない」
誰しも、小田さん自身もそんな時期があったわけで・・
思わずうるっとくる。
どんなに多用されても(笑)小田さんの曲のなかに出てくる
「空」や「風」は、好き。

♪『そのままの君がすき』
アリーナから観たステージ、照明がほんとに綺麗だった!
やぱりスタンドからはこうは観えない。
この曲のサビで、光の筋1本1本が降り注ぐさまがとても印象
に残っているので。

♪『愛を止めないで』『Yes No』『Yes-Yse-Yes』
定番中の定番。古い曲たちだけれども、これらにはいつの時代でも
やはりこういう舞台が似合う。
『Yes No』では今だにタンバリンが飛んでくるのを待つ自分が
いるし、『Yes-Yse-Yes』の大合唱にはやはり鳥肌が立つ。

♪『ダイジョウブ』
これが本編ラスト、でよかったかな。
(『風のようにうたがながれてた』だった??わかんなくなっちゃった)
「一緒に歌って」と呼びかけて曲が始まる。
全方向のオーディエンスに心から「ありがとう」を伝えるように
盛んに手を振ったり頭を下げたりしながら、
ときどきマイクを下ろしてみんなの声に生声を合わせたり、
それでもひとことひとことを
ていねいに歌いながら、花道をまわってゆく。
あんなすっごいアーティストとは思えないほど、
オーディエンスのひとりひとりの思いを大切にしてくれる姿に
もう、、うるうるうるうる。。
そんなときに、、この日、というかこれまでのなかで
最もすばらしい、信じられない瞬間。
「きっと だいじょうぶ~」のフレーズを、
目の前で、まさにこちらを見て、マイクを通してでなく
歌ってくれた!! ・・固まる・・
そのあとは、しばらく覚えてません(笑)
もう、、なんだって「ダイジョウブ」な気がしてきたよ。

アンコール1回目。
♪『またたく星に願いを』
♪『君住む街へ』

アンコール2回目。
MC「え~、ここからは別料金で」爆笑。
「名古屋は観光名所ではないのだけど、なぜかわたしの
コンサートにはゲストが来てくれます(笑)」
会場、騒然!! みんな顔を見合わせ「誰、誰、誰っ?!」
友人は、実はなんとなくそんな気がしてたと、本編の頃から
何度もスタンドのロイヤルボックスあたりを見ていたけど
暗くてよくわからなかったらしい。でもただならぬ雰囲気は
たしかにあったとか。

松たか子ちゃんが登場!

わたし、実はまだ残念ながら生舞台(お芝居)を観たことがない!
こんなかたちで初めて会えるとは。
たか子ちゃんにはこれまで曲の提供やプロデュースをしているし、
新婚ほやほやのご主人は、『ラヴストーりーは~』の印象的な
ギターでも有名な佐橋氏。そんな縁もあって、小田さんにとって
たか子ちゃんは小さいときから知っているような存在だとか。

小田「それで、その後どうなの? けんかとかするの?」
松 「(笑)あまり初対面の人(お客さん)にはそういうこと
  言わないんですけど・・たまにはそういうことも、、します」
小田「ダンナのようには上手く弾けないんだけど」

と、たか子ちゃんに提供した曲♪『おやすみ』
小田さんがコーラスをつけて。
そのあと「どうしても、彼女の声をのせてもらいたくて」
と、この日2度目の♪『今日もどこかで』
たか子ちゃん、バンドメンバーとともにスタンドマイクで
すてきなコーラスを入れてくれた。
万雷の拍手。

たか子ちゃんがステージをあとに。
そのあと、小田さんがバンドメンバーに何か耳打ち。
どうも、急遽オマケの1曲を歌ってくれるみたい!

♪『生まれくる子どもたちのために』

グランドピアノでたっぷりしっとり弾き語り。
ひゃあ~~♪ もう、、なんてラッキー!!
「君よ 愛するひとを 守りたまえ
 やさしく 手を広げて 子どもたちを 守りたまえ」
高校生だったころから何度も何度も何度も聴いてきた言葉が、
こうしてなんとか子を持つ身となった今では、
あの頃より何倍も心に響いてくる。
そして、これまでの長~いようであっという間だったような、
小田さんの歌と歩んできた時間を思う。

これでこの日のライヴすべてが終了。
18:40に始まって、このときで21:45。たっぷり3時間。
この日も、
全力でみんなのために、心をこめて歌ってくれた小田さん。
ほんとうに、ほんとうに、ありがとう。
「いつかまたどこかで」
いつものこのあいさつは、3ヶ月後の名古屋ドームまで持ち越し。
来られなかった人のために、、のドームツアーですが、
もちろん2度目、3度目のわたしたち、また行っちゃいます(笑)
あんな広いドームを、また走るのかしら・・
さすがに選曲や構成も変わるだろうし、ゲストもありかな・・
などと、友人とはすでに盛り上がってます。
たとえ「米粒より小っちゃ」くても!
「時間があったら遊びに来て」
もちろん時間、あります、なくたって作ります!
しっかし6日でほんとによかった・・(笑)

ほんとうに、ほんとうに、、これで夏も終わりだ。

大雨と雷と黒い服の女

2008-08-31 | 観る、聴く

まったく何が嬉しくて、大雨と雷のなか足元ずぶずぶになりながら
夜の渋谷の雑踏を掻きわけ掻きわけ歩いてるんだか・・

ウーマン、だったんですよ。黒い服の女。

もういちど会いたくて。
いや、彼女に会いたいんじゃないんだけど。
しかし・・なんでこの日にこの天気・・
いや、とにもかくにも無事に観てくることができてよかった。
ある意味、忘れられない観劇になりました。
たいへんだったのよ・・マジで(笑)←この話はあらためて。
この日は、はじめてぴかちゅうさまとお会いし、
席は別ですが同じ舞台を観てきました。
観劇前後に食事とおしゃべりもさせていただき、楽しい時間を
過ごせました。ありがとうございました♪

『ウーマン・イン・ブラック ~黒い服の女』
8月29日(金)19:00 パルコ劇場 L列センター

憧れのパルコ劇場。
パルコプロデュースのお芝居は好きなものが多いし、
でも名古屋ではこのサイズで観られないので、
一度ここで観てみたかったのです。

初めてのパルコ劇場。
ああ、「劇場」って感じがする!
名古屋では演劇専用ではない大きなホールでしか
観たことがないから、とても新鮮な驚きでした。
舞台も名古屋の厚生年金会館に比べたら2/3くらいかな。
舞台セットがぎゅっとコンパクトに収まっており、
なるほどこれがジャストサイズだわ、と苦笑。
そう、セットだけでなく・・
やっぱり来てよかった!
うまく伝えられないのだけど、
このお芝居は、このサイズのものだなと実感。
(本場ロンドンではもっと小さいようですが)
暗さといい空気といい、実に濃密な感じを受けました。
今思うと、名古屋ではこれほど暗いとは感じなかったし、
舞台から伝わる空気ももうすこし緩い、拡散した感じだった
のがわかります。
照明も引き締まった感じで、効果がよくわかりました。
音響効果も、町の喧騒、列車の音、馬車の音などには、
名古屋で感じたような違和感はありませんでした。
あの悲鳴や事故の大音響にはやっぱり引きましたが。

後方席から観て。
名古屋では3、4列目、役者さんを観るには最高でしたが、
近すぎる難点はやはりいくつか。
今回は劇場が小さいので、15列目とはいえ、おふたりの
表情もなんとか観えたし、冒頭上川さんの登場シーンや
スパイダーを探して通路を走り回るシーンも含め、
舞台全体を目の前の画としてすっぽり収めきることができるのは
新鮮な感覚。
照明や音響も、その効果を十分感じることができましたし。
何より、役者さんの視線をまっすぐ受けられるのが
嬉しかったです♪ 
だって・・前方席だと、その視線は常に頭の上を通り過ぎて
いるんだもの!これはけっこう悲しいものなのです(笑)

6週間ぶり。
微妙に違っていました。
遊び的な感覚で変わっている(だろう)ところも、
より深く演じられるようになったと思われるところも、
逆に前よりあっさりしたと感じられたところも、
いくつか見てとれました。
普段の観劇ではまずリピートなどしないので、今回は
「舞台は日々変わる生きものである」ことを実感できて、
あらためて舞台は面白いなと思いました。
演じているほうはなおさらでしょうね、きっと。

上川さん。
お元気そうでした。
第一声には、毎度「ああ、この声!」と感激します。
そして軽やかに舞台に上がった姿に、まず「あれ?」と思いました。
髪型が、、違っていました。
前髪が下りてる。
雑誌などですでに出回っている舞台写真のように、
名古屋では、すっきり上げて流していましたね。
これが、たまらない大人の雰囲気だったんですね~♪
おもわず「うは♪」ってニヤけてしまいましたもん。
いえ、今回かっこよくなかったとは決して言いません。
若く見えすぎてしまって・・いや、いけなかないですが。
前のほうが英国紳士らしくて、より好きだったなあと。
ロンドンでは・・このままですかね。
日本人ってただでさえ若く(子どもっぽく)見えがちだから、
前の髪型のほうがいいと思うけどなあ。
ご本人がいいならいいですけど。 ←怒ってないって。
そうそう。
一幕、ちょっと熱くなりすぎてたかなあという気がしました。
二幕はもうそうなっても当然のことなので気にならないのだけど。
さすがに置いてけぼり喰らったような感覚になりました。

深化。
今回いちばん変わったなあ、良くなったなあと思ったのは
恐怖の底からデイリー氏に助け出され、
彼の家に落ち着いてもなおその恐怖から抜け出せず、
子どものように震えているヤング・キップス。
コップの水もむせるどころか喉にも通らず、
言葉は途切れ途切れ、声をを発するのも息をすることさえ
いっぱいいっぱいの、まさに極限状態・・
こちらまで喉の奥がひっつきそうなくらいでした。
そんな彼を観ているのが苦しい、というか怖かったです。
ほんとうに恐ろしいのは人の記憶かも。
忌まわしい記憶がいつまでも体中にまとわりついて
決して決して離れないという恐怖。
忘れたくないものは消え、忘れたいものは残る。
震え続けるヤング・キップスと、
何十年も忌まわしい記憶に苦しみ口を閉ざした町の人々。
人の記憶の残酷さを今回強く感じました。

会話の重さ。
これはのちの話の筋がわかっているから感じることでしょうが、
役者がキップス氏に対して、
「わかります。ぼくにも子どもがいますから。」と
神妙な面持ちで理解を示す。そしてキップス氏が役者に対して、
「そう。大切に育てて。」
とやさしく言葉をかけるシーン。
ふたりのこの短い会話の重さ。
それが観るごとに、自分のなかで増してきました。
初めて観たときには、そこに暗示される何かに一抹の不安を
感じながらも、ごく表面的な単純な温かさだけを感じました。
けれど、キップス氏の抱える真実を知った2度目の観劇。
忌まわしい真実を共有することになったふたりが交し合う
目と目の間に、やるせない悲しみと互いの安穏な未来への
祈りの交流を感じました。
温かさというより熱さを感じたように思います。
3度目。さらに、役者がのちにその忌まわしい真実を
ほんとうの意味で共有することになる(だろう)ことが浮かんで、
胸がぎゅっと締め付けられる思いでした。
とてもいいシーンです。

不気味な音。
ときどき頭の上の方に、風のようなあるいはロッキングチェアを
ゆっくりこぐような「ゴー、ゴー」というかすかな音が
聴こえて・・こんな音響効果も入れていたんだ、と
途中まで思っていました。なかなか不気味で雰囲気出る~。
しかし、どうも何でもないシーンでも聴こえる・・おかしい。
え、ってことは何?わたしだけってことないよね??(怖)
観劇後判明。どうも外の雷だったようです。
外はいつのまにかどしゃ降り、稲妻がびかびかしていました。
こわ~~~!

カーテンコール。
名古屋で観たとおり。三回・・かな。
おふたりで向かい合っての礼や、互いに敬意を表しあう仕草、
そして元気よくスパイダーも登場。
帰宅を急ぐお客さんが多いのかな、スパイダーを待たず?に
急いで席を立つ方がけっこう多く。
スタオベもなし。みなさんわりとあっさり席を立つのですね。
いや、わたしはそれはそれでいいと思いました。
名古屋だと(ファンにとっては)2公演しかないし、
なかなか来てもらえない役者さんだから、自分も含めて
思い入れが強くなってしまうのでしょうね~。
名古屋って最近何でもスタオベみたいなところがあって、
いい加減抵抗してみたくもなりますが(笑)
あのときはスタオベも素直な気もちで、したくてしたし、
なかなか会場をあとにし難い気分が残りました。
パルコのお客さんの、この日のスタオベなしあっさり退席は、
別にこの日の芝居がよくなかったとかでは全然なくて、
観劇に慣れたお客さんのごく普通の態度、今日も明日も
あさっても続く舞台の日常なんだな、と感じました。
地方公演には地方ゆえの、また初日や楽日にはまた別の、
特別な熱さがあって然りだとその時なんとなくわかったし、
当然のことながら、役者さんたちもそのように受け止めて
くださっているのだろうと、ふと考えたりしました。

笑顔。
やっとあのすてきな笑顔に会えました。
名古屋でもちゃんと見せてくれたけど、
ほら如何せん、頭の上を通過してたから(笑)
いいですね~~♪ 笑顔がまっすぐ向けられてる♪
ま、正確にはもう少し下(前方)あたりがベストとは
思いますけど~~
いいんです、ちゃんとこっち見てる♪(自己満足)
そして、この日の熱演とすてきな笑顔に、
心からの「ありがとう」と
いよいよロンドンへ「いってらっしゃい」
そんな思いを拍手に乗せて送ってきました。

最後の一分一秒まで、
演じることを精いっぱい楽しめますように。
そして、この芝居の故郷のお客さまにも
斉藤さんと上川さんの「ウーマン・イン・ブラック」を
楽しんでいただけますよう。
成功を祈ります。
晴れやかな声で、英国公演の報告を聞かせてくれるのを
静かに待ちたいと思います。

「五右衛門ロック」 観劇

2008-08-20 | 観る、聴く

劇場を間違えたり・・(汗)
チケット取ってあるのを忘れてたり・・(わたしじゃないわ)
I列を1列と勘違いしたり・・(これも違うけど)
A列が最前と思いきや最後列の劇場もある・・(らしい)
ま、いろいろありますが・・
日時も場所も公演も、今度こそ間違いなしっ!
そしてココに書いてある「A列」ってのは正真正銘最前列っ!
サイコーーだわ・・チケの神さま、ありがとう♪
古田さんが、、江口さんが、、じゅんさんが~~
すぐそこ!・・てか「ココ!」だもの~!
すべて全身で受け止めてきましたよ!
初見にして最後ですが、かぶりつきで楽しんだ「五右衛門ロック」
これぞ新感線!熱いナニワの夏祭りだ~~♪♪

「五右衛門ロック」
8月17日(日)13:00~ 
大阪厚生年金会館大ホール A列 上手サイド
中島かずき・作  いのうえひでのり・演出  森雪之丞・作詞
出演: 古田新太 松雪泰子 森山未來 江口洋介
    川平慈英 濱田マリ 橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと
    北大路欣也 

楽しーーーい!!
ま、これしか言うことないです、感想終わり(笑)
こんなの新感線にしかできないっ!それはやっぱりスゴイことです。
どハデで、おバカで、エロくて、
でもドキドキはらはらして、超かっこよくて、
意外に奥が深くてじんとくる。
新感線を観終わったあとの高揚感は、いつだってサイコー!!

大阪厚生年金会館の舞台、実は今年2度目です。
4月にキャラメルの『きみがいた時間 ぼくのいく時間』を
観にきたのがここだから。
うん、さすがにこの日この舞台にかの方の姿は残ってなかった(笑)
さてそのときは2階席(でも最前列)、今回は最前列。
その違いもあってか「この舞台ってこんなに大きかったのか」と
びっくり!!
奥行きも高さもたっぷりなんですね。
というか、新感線がソレを存分に使い切っているということかな。
(キャラメルのお芝居には、ほんとはそんなに必要ないものね)
その大きな舞台空間を余すところなく思いきり大きく自由に
使い切って、お芝居全体がすごく立体的に見えました。
人が、音が、光が、風が、衝撃が、・・・
まさに<飛び出す絵本>の感覚!
ストーリー自体、マンガか絵本かって感じがするし(笑)
とにかく、全身で感じちゃうわけです。
ディズニーのアトラクションにでも入っているような感覚を
得たことも。 生のド迫力、すごかったなあ!

以下、今回はストーリーをたどるよりも
印象に残った役者さんのレビュー中心で。

古田新太さん(=石川五右衛門)
なぜあのメタボがあんなにかっこいい?!(笑)
高下駄に、着流しの裾を片手にちょいと端折った姿の
超かっこいいこと、キマること!!
そして、おバカもエッチもな~にやっても許されちゃう、
許しちゃう(笑)みたいなオーラ全開がたまらない。
こればっかりはご贔屓さんも絶対敵わない(断言)
なかでも「お色気対抗歌合戦」のバックでのダンスには
お腹がよじれるほど笑わせてもらいました~。
一方、殺陣ではこれまた独特のかっこよさが最高です!
華麗とは違うし、重厚というのでもなし、
でもなんだろう・・毎度めっちゃかっこいい。

松雪泰子さん(=真砂のお竜)
ちょっと苦手なのですが、今回それも吹っ飛びました。
「吉原御免状」や「キャバレー」のときよりずっといい!
もうすっかり弾けてて、度胸もいいしノリノリ(笑)
お竜=峰不二子のイメージって、そうそう、それそれ!
ラストが最高でした♪♪

森山未來くん(=カルマ王子)
彼も「キャバレー」では松雪さんと共に、
満足のいかない出来でしたが、今度は魅せてくれました。
得意なタップやダンス、歌、と盛りだくさん。
体のキレがいいから、殺陣や構えもばっちりキマります。
こういう内容なら、舞台で断然輝きますね♪

江口洋介さん(=岩倉左門字)
舞台では初見。
いい感じでこの濃~い集団に溶け込んでいました。
何より楽しそうでしたね。
歌は上手かったけど、殺陣はもうちょっとかな~。
ホッタル族といるとき、いちばん江口さんらしい芝居が
観られたような気がします。

北大路欣也さん(=クガイ)
もう・・さすがです♪その佇まいだけでホレボレします。
クガイが登場すると、空気がすっと引き締まる感じがしました。
なにしろ最前列なので(♪)目の表情までよく見えます!
こう・・目でぐっと睨んでから台詞が出る・・そのひと呼吸が、
ああ、、たまらないです。ほんのわずかな瞬間ですが、
その目に、言葉に出せない感情が見える感じがするんですね。
舞台で、あの眼力の奥深さを味わえるとは・・感激。
おまけに、歌まで聴けるとは思いませんでしたし。
よくぞ出演してくださいましたです!

そのほか・・
じゅんさんと濱田マリちゃんの「ちっちゃい夫婦」(笑)は
も~個人的にツボ、ツボ、ツボ♪♪
サイズ的にも(笑)反応の良さも、ナイス・キャスティング!
慈英さんと右近さんの、とってもウザいスペイン人コンビも、
ただ胡散臭いだけでなく、とっても肝な人物だったりするのね。
その展開がなかなか面白かったです。
これだけゲストが強烈に居並ぶと、
聖子さんはじめ劇団員さんは、さすがに出番が少ないですね。
まさとさん、けっこう好きなんですけど(笑)今回ほんとに
少なかった~。でも「業務連絡~。・・・雑巾2枚」は、
漏らさず反応しましたよ♪ うん、まさとさんらしい(笑)
それから、川原さんの殺陣は間近で観るとほんとにほんとに
かっこいいし(古田さんとはまた全然違うかっこよさなのよね~)
冠さんの生シャウトには・・
「メタマク」はDVDだったので「おお、これが!」と
シビレました♪
名古屋のゲキ×シネ、「メタマク」だけになっちゃったので、
拗ねて「観にいくもんか」とか思っていたけど、
この冠さんと未來くんを観たら、すっかり心変わりです(笑)

そして、舞台スタッフのプロフィールをじっくり眺めてみて、
この舞台演出のレベルの高さに納得しました。
衣装、照明、特殊効果、舞台監督などは、
蜷川さんの舞台の中でも印象に強く残っている作品や、
わたしは観ていないけれど高評価を得ている作品を手がけた
一流の仕事師さん揃い。
そこに、音楽やアクションという肝の部分は、長~~く
新感線を愛し支え創り上げてきた生粋の新感線仕事師たち。
こんな最強仕事師たちががっちりスクラム組んでいるんだから、
スゴクならないわけがない!
ほんとに、今回の舞台演出は格別に面白かったですから!


というわけで、ストーリーには一切触れませんでしたが(笑)
いろいろ考えずにスカーーっと楽しめる、
暑い夏にはぴったりのお祭り芝居。
文句のないお席で、
この楽しさを共有できるお友だちが一緒で、
こんなに楽しい観劇はありません。
感謝、感謝。


夏もそろそろ終わりだな・・。

「五右衛門ロック」観劇とお楽しみ♪

2008-08-18 | 観る、聴く

楽しかったーー!!
新感線☆RX「五右衛門ロック」
嬉しかったーー!!
たくさんのブログ仲間さんの集い。
バンザイ!ナニワの熱い一日。

暑い夏を思いきり熱くさせてくれそうな予感バリバリだったこの公演。
日ごろブログ上で楽しくおつきあいさせていただいている方たちと
観劇日を合わせて大集合することに。
音頭とりはいちばんの仲良し、かずりんさん ありがとうね♪
ご一緒したのは・・ムンパリさんとお友だちさん、スキップさん
とお友だちさん、とみさんきばりんさんひーさん
みんみんさん麗さん、総勢11名!
地元でも遠征でも、観劇後はたいてい急ぎ帰らなければいけない
わたしですが、昨日は子どもたちは実家預けだし夏休みだしってことで、
観劇前のランチも観劇後のお茶もゆっくり楽しむことができました♪
(せっかくだからお泊り組に参加したかったくらい!←こら~~)
初めてお会いする方も多くて、すごく楽しみでした。
これまでブログやコメントのやりとりから感じていた印象どおり、
素敵な方ばかりでした。
ミュージカルからストプレ、歌舞伎、新撰組まで、
それぞれ好きな分野や役者、演出家、最近観た芝居、、
ふだんわたしのまわりではありえない会話(笑)が次から次へと。
こーゆーの、オフ会ってんだよね??
参加してみたかったんだ~~と感激♪
(ま、、ひよっこのわたしからたいした話は出てきませんが・・汗)
好きなことを語るお顔は、み~んなキラキラしていて素敵!
お茶のあと夕食を摂っていってもよかったのだけど、
楽しいお話で満腹になっちゃいました(笑)
みなさま、楽しい時間を本当にありがとうございました。
また、いつかどこかの劇場で♪


というわけで、「五右衛門ロック」の感想はのちほど!