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Re=response=応答、感応=物事に触れて心が動くこと。小田和正さんの大好きな曲からいただきました。

「天の笛」「ふゆめがっしょうだん」

2007-02-28 | おはなしの部屋

2月の読み聞かせは、最初で最後の6年生を担当しましたが、
最終週は、4年1組にいきました。
このクラスも、今年度はたぶん最後になるでしょう。
ということで、
今回は、ぜひ子どもたちの心に残してほしい本を選びました。

 「天の笛」
    斎藤隆介・作 藤城清治・絵
    佼成出版社

いつになく厳しい冬。凍え死にしそうな仲間の鳥たちを助けるために、
小さなひばりが、太陽のかけらを取りに行く決心をします。
でも太陽は、厚い厚い雪雲を抜け、さらに高い高い空をいったところ。
おまけに熱い熱い火のかたまり。近寄れば焼け死んでしまうかもしれない。
それでも、ひばりは命をかけて飛び立ちます、みんなのために。

小さなひばりの、大きな勇気と愛。何度読んでも、胸が熱くなります。
言葉がとてもきれいで、テンポもよい。わたしは読みやすいです。
ただ「天の笛」たるひばりの鳴き声は・・・困ったもんです(笑)
季節的にも、春を待つ今が最適。(今年は暖かすぎですが)
何より、この本の圧倒的な美しさを見てほしい。
藤城清治さんは、大好きな影絵作家さんです。
たぶん、子どもたちはこんな美しさにはなかなか出会う機会がないと思う。
4年生は国語で宮沢賢治を習ったので、同じく藤城さんの影絵が
すばらしい「銀河鉄道の夜」とすごく迷ったのですが、
季節を考えて、今回はコレを選びました。

というわけで、とっておきの1冊、満を持しての登場となりました。
冒頭、少しざわついていた子どもたちでしたが、話が進むにつれ、
どんどん集中してくる感じを、ひしと受けました。
みんなの心に何かを残してくれたら、嬉しいなあ。

重い本を選んだので、あとの1冊は見て楽しい、科学絵本にしました。

 「ふゆめがっしょうだん」
   富成忠夫、茂木透・写真 長新太・文
   福音館書店 かがくのとも傑作集

春を待つ、いろいろな木の芽の冬姿の写真です。
落葉した葉の柄がついていた跡が、     
かわいらしいこびとや動物の顔に見えるのが、とっても不思議!
にぎやかなおしゃべりが聞こえてきそうです。
校庭や帰り道の木々に、ちょっと目を向けてくれたら。

はじめの方の写真は、きっとわけがわからないんですね、
どの子もきょとんとしています。
それが、だんだん「顔」が見えてくると、
その表情がぱっと明るくなりました。
4年生でも、まだまだ十分楽しめる絵本です。

4年生くらいになると、ちょっと長くて重い内容にもかなりついてこられるし、
面白い本への反応もまだ素直だなあと思います。
この子たちが5年生になったら、今度は何を持っていこうかな。
早くも思いをめぐらせてしまいました。

「ありがとう」 ~感謝の会

2007-02-27 | つれづれに

「みなさんは、1日に何回『ありがとう』と言っていますか?」
「1日のなかで、たくさん『ありがとう』を言ってくださいね」

23日、息子たちの小学校で毎年恒例の「感謝の会」があり、
あいさつに立った教頭先生のこの言葉で、会が始まりました。

そう言われて、1日を朝起きたときから振り返ってみると、
どれだけたくさん「ありがとう」と思えることがあるか、
正直びっくりします。
でも、大人の自分でも、そのうちどれだけ実際『ありがとう』と
言葉にできているかな。

「ありがとう」はとてもすてきなことばです。
言われるほうも、言うほうも、間違いなくしあわせな気分にしてくれます。
絵本『いのちのおはなし』のなかで、著者の日野原先生は、
「人間が生み出したもののなかで、
 あいさつのことばほど、すばらしいものはありません」
と、子どもたちに話します。
「ありがとう」ということばはその筆頭だと、わたしは思っています。

今子どもたちの小学校生活は、たくさんの地域ボランティアの方の
お世話になっています。
登下校の交通安全、家庭科実習や課外活動、野菜づくりの指導や畑の手入れ、
校庭花壇の水やりや剪定、清掃用竹ぼうきの寄付、本の読み聞かせ、など。
恥ずかしい話ですが、昨年この会に招待されて初めて、
日々子どもたちが、こんなにたくさんの方たちのお世話になっていたのかと、
びっくりして、思わず涙が出てしまいました。

「感謝の会」は、子どもたちが1年間の「ありがとう」の気持ちを、
こうしたボランティアさんたちに伝える会です。
計画、準備、進行、すべて子どもたちがやります。
ボランティアさんたちのお世話になっている様子をビデオやスライドで
紹介したり、なぜボランティアをしてくれるのか、どんな苦労があるか、
などの質問コーナーもあります。
そして、ステキなお花(↑の写真)とたくさんのお手紙、
マーチングの披露や全校生徒の合唱「さくら」をプレゼントしてくれました。

会の終わりに、今年は読み聞かせの仲間が、お礼のことばを述べました。
「今日はほんとうにありがとう。
 でも、わたしたちこそ、ほんとは『ありがとう!!』なんですよ。
 みんなのところへ行くたびに、いっぱいパワーをもらってくるんです」
彼女の言葉、ほんとうにそのとおりなんです。
朝の読み聞かせを終えて、急いで家に帰るときの気持ちって、
ほんと~~に清清しくって、出かける前より元気になっているのです。
彼女が、とってもすてきな言葉で、
そういう思いを子どもたちに伝えてくれたのが、また嬉しかったです。
彼女にも、心から「ありがとう」です。

「ありがとう」をたくさん感じられる気持ちと、
「ありがとう」とちゃんと言葉にして言えること。
そして、日野原先生がおっしゃるように、
自分の時間(いのちの時間)を、毎日ほんの少しでも、
自分以外の誰かのために使うこと。

これを忘れないで、毎日をきちんと過ごしていきたいものです。
子どもたちはもちろん、本当はおとなたちこそ。
みんながそんな気持ちでいられたら、
社会はもっとやさしくなれる、ね。

予想もはずれ・・

2007-02-27 | つれづれに

抽選やら席運やらに外れるのは、悲しいかな、慣れっこ。
しかし、予想というか期待もまた、はずれたな~。

上川さん、「わるいやつら」がクランクアップし、すぐ次のお仕事へ
移行されるようですね。
ありゃ、まだ舞台じゃないのか・・・

これで6・7月あたりもなし??
想定外。
ああ・・やっぱり『TOMMY』入れときゃよかった(泣)

はいはい、ネガティヴな感情に囚われないように、ですね。
(あ、方面的に違うか?笑)
はいはい、いつまで~も待ちますよ~。
こうやって「すみません、も~う少しお待ちください」ってだけでも、
ときどき、元気な明るい声を聞かせてくださるなら、ね♪

しかし、ああ・・『TOMMY』
あっきー、ごめんね~~!
しぃちゃんもごめ~~ん!

「わるいやつら」 第6章

2007-02-25 | ドラマ

これだけとことんイヤなやつを演じてくださると、痛快ですね。
心置きなく冷たい目で見られる(笑)

ほんと!あの涙にさえ、ぐらっとこなかったもんね~!
・・と強気の発言を吐いておきながら、
(でももしかしてもしかして、
 あの涙に、実はちょこっとでも全うな感情が入っているのだったら・・
 ごめんなさい~戸谷先生、上川さん、わたしが浅はかでございました。)
本当のところはどうなのかなあ?
そのわからなさが、戸谷先生なんだけどね。
わたしは、あれ、思いっきり引きまくりでした(笑)
「どうしたら許してもらえるだろうか」とか手ブルとか・・おいおい。
隆子も相当引いてますよね、面白かった。
「うわー、な、泣くか!なんてヤな男だ~~」
も~上川さん相手になんて失礼なことを思ってしまうんだか(笑)
上川さんのきれいな涙が、こんなふうに貶められるとは・・さすが戸谷先生。
豊美に対して罪悪感はないだろうけど、
殺したときの感覚とか、発覚することへの恐怖とかに激しく動揺して、
自分でもわからないけど、涙がこぼれちゃったの?
あ~こんな深読みしていると、
戸谷先生にちょっと心寄せちゃうわ・・イケナイ、イケナイ。
あの涙は・・同情する価値ありません、です。
でもね、そんなイヤな男全開シーンでしたが、
「もう、終わったから」
と、最後のひとことで微笑む先生、すっごくステキ~~♪♪な上川さんでした。
(ほら~~メガネはずせばいいんだってば!)
しかし、その裏に隠しているものは怖い・・。

ああ、涙だけでこんなに書いてしまいました(笑)
今回は書きたいこといっぱいなのに。

今回わるいやつというより「イヤなやつ」でしたね、とにかく。
看護士長の息子さんの話を持ち出すところでも、全開!
色気や情けで落とせない場合は、弱みにつけこむか。
しかし・・大先生=戸谷パパって、そういう人だったのかあ。
もしかして、そういうのが原因で息子がおかしくなったか?(笑)
ここにも、華麗なる父子の因縁が・・(違うか、笑)
戸谷パパといえば、豊美にあげたママの大事な指輪。
先生、それだけは埋めませんでしたねえ。
大事なものだから・・いえいえ、まだ使い道があるだろうから。
ってことで、今度はチセのところに!
信ちゃん、ママが泣いているよ・・・

チセのところでのシーンは、いつもながら面白いです、大好き。
先生が豊美を殺したことを知って、さすがのチセも引きまくりですね。
チセの意図しないところで、先生が勝手に行った殺人。
夫殺しの完全犯罪を覆されかねない危険をはらんだ殺人。
そして、自分の掌で転がしていたかのような男が、
いつのまにか自分の意思で動き出していることの不気味さ、嫌悪感。
先生の豊美殺しは、一瞬にして、チセとの関係も断ってしまったようです。
お金をせびりに行って断られた場面、面白かった。
「なんだよお~」(がくっ)って・・かわいいじゃん♪
金銭感覚?がとっても非常識な先生、やっぱりボンボン?
だだっ子、ママにお小遣いをせびって断られ、拗ねるの図(笑)

このチセ、今度はどうも豊美と手を組んだようですねえ、びっくりな展開!!
でも、チセと宿に泊まったのは豊美だけ?
電話の向こうに男の声、とたまちゃんは言っていましたよね。
それは誰?いったいどの男でしょうか? 

さて、最後に話を前半に戻しちゃうんですが。
戸谷先生、豊美を殺した翌朝から、まさに龍子を殺したあとの豊美状態。
これが実に面白いと思いました。
龍子殺しは実際には自分がやっていないから、とはいえ、
チセの旦那殺しは自分でやっている。なのに、平然としていられた。
ところが豊美を殺してから、突然恐怖心に襲われるようになる。
注射や薬という間接的な手段でなく、自分の手が、豊美の首を絞めた。
医師としてではない、生身の自分が犯した殺人。
「人を殺した」という事実を、初めて受け入れる恐怖。
先生の生身の心が、怯えている。
豊美が感じたような罪悪感から生じる恐怖ではないにしろ、
人を殺しても何とも思わないと思われた男が、こうして怯えている。
豊美が見たら、どう思うでしょうね。
笑うのでしょうか、それとも泣くのでしょうか?

次回、ジェットコースター的展開になりそうです。
わるいやつらはうようよ・・。誰がどうなる?
戸谷先生だけが突き落とされるのか?それじゃあ面白くないなあ。
戸谷先生の悪あがきにぜひ期待(笑)
「俺をはめるなんざ、百年はえ~んだよっ」と言ってみ!

なんだよ~~!

2007-02-25 | つれづれに

今晩放送になった映画『ローレライ』
こらーーーーーっ!カットしてあるじゃんか!
大事な場面・・・
大きな声では言えないが・・そこだけ見れば気が済んだはずの映画(爆)

エンドロールからも名前が消えているし。
(ま、カットしたのに、ここに名前があるってのもおかしな話だが)

こんなのありか・・
そういう局だったのか・・ほほう!

『風林火山』 第7話「晴信初陣」

2007-02-24 | ドラマ

もう土曜日だっつーの・・今さら(笑)
でも今回は書く。7話、かなり面白く見させてもらったので。

2月に入って脱落しかかったけれど(何しろ気もそぞろおぼろ・・笑)
見てます、なんとか。
どうも地名にも人物にも疎いので、いまだに苦労していますが。

『風林火山』台詞がいいなあ!
毎回ひとつふたつ、ストーリーの核になり、心にずんとくる台詞があります。
(元就も同様だったけど、功名にはそれが少なかったのが残念だった。)

第7話は「恨み」について。
北条氏康(松井誠)は、「恨みは己がしがみつく欲」だと言い、
恨みを以って武田を討とうとうする勘助の仕官を受け入れない。
「武田を討ちたければ、恨みを忘れて己の大望だけを見つめよ。
 さすれば、敵の姿もはっきりとその目に映ろうぞ」と。
くしくも、武田への仕官を申し入れたとき、若き晴信に投げつけられた
言葉と同じである。
「恨みだけでは、武田は討てんぞ。
 大望がなければ、恨みを晴らしたとて何になろうぞ」
己の戦い方、生き方を否定されたかのような勘助。
「それは恵まれた者の言う言葉。某とは境遇が違いすぎまする」
かろうじて切り返したものの、勘助の心は大きく動揺する。

北条への仕官を断られた勘助は、信濃に向かう。
そこで出会った真田家の当主幸隆(佐々木蔵之介)は、
「恨みは戦場で人を強くする。足元をすくうのも恨みじゃ。
 要は、使いこなすことが肝要なのじゃ」と言う。
晴信、氏康とはまた違うことを言う武将に、勘助は興味を抱く。
そして、勘助自身をすべて認め受け入れてくれる
幸隆・忍芽(清水美砂)夫妻に惹かれた勘助は、
幸隆に望まれて、食客として真田家のために動き始める。

う~ん、面白いです!
それぞれの言葉にその人物の器の大きさと魅力が感じられ、
なかなか仕官が叶わぬ勘助の器との違いが歴然。
でも、だからこそ、その勘助がこれからいかに心と術と磨き、
この大きな男たちと向き合えるようになるのか、
期待が大きく膨らみました。

一方、晴信と父信虎。
某局の華麗なる父子も、異常なほどに父親が息子を憎み、陥れることさえ
憚りません。ただ、その恨みの根拠はわりとわかりやすい、
(まだ明らかになっていないけど、たぶん・・の予想がつく)
というか、同情めいたものも若干感じてしまう。
それが、この信虎は・・いったいなんなのでしょうか?
息子の才能を恐れて?それだけなのか?
あまりにえげつないやり方。わからなさ。
一種の狂人だったのか?
仲代さんの演技も含めて、と~ても受け入れがたい人物で・・疲れる(笑)
あんなにいいお父さんだったのに・・(違うっ)

今回は、北条氏康の松井誠さんにホレボレしました♪♪
初めてドラマで拝見しましたが、
おおーー!さすがに時代劇のできる人だー!と感激。かっこいい~。
また、真田幸隆の佐々木蔵之介さん。
ぱっと見て、わかりませんね(笑)
こちらは時代劇の経験があまりないそうですが、
お芝居は巧い方ですから、これから楽しみです。
幸隆の妻、忍芽は清水美砂さん。
ひさしぶり~、時代劇では初めて見ますが、とてもいい雰囲気で
びっくりしました。忍芽という女性がそもそも魅力的なんですよね。
こちらも楽しみだな~と思いました。

少し(?)気分が乗ってきたので、
このままついて行けれるかな~~♪

戸谷先生っ!

2007-02-24 | ドラマ

戸谷先生、すごいっ!
あそこで、あんなふうに突然泣けちゃうのね~。(やな男~)
先生、役者になれる!
先生かっこいいし、あんなふうに涙流せるなら、
上川隆也みたいな役者になれる♪
医者なんかやめちゃえ~~!
そしたら、隆子となんか結婚しなくたって、
借金あっという間に返せる・・かもよ~♪

どうしてもこれだけ先に言っておきたかった(爆)

見どころ、つっこみどころ満載。
めっちゃ楽しいドラマだわ・・(見かた、間違ってる??)

中村橋之助さん&ファミリー

2007-02-23 | つれづれに

昨日、TBSの「はなまるカフェ」のゲストが、中村橋之助さんでした。
偶然見つけたので、最初の方は少し逃しちゃいましたが、
元気いっぱいの3人の息子さんたちのお写真から、お話は始まったようです。

橋之助さんの息子さんたちは、今11歳、8歳、5歳。
うちの子たちのちょうど1歳ずつ下なのです、同じ男の子3人で。
息子さんたちがまだ小さかった頃、橋之助さんファミリーの
追っかけドキュメントみたいな番組が時々あって、それが大好きでした。
奥さまの三田寛子さんが、また大好きなんです。
礼儀やしきたりに厳しい梨園の妻として、やんちゃな男の子たちの母
として猛烈に忙しい毎日を、あの独特のペース(笑)と笑顔で、
健気に奮闘する姿がほんとうに印象的でした。
まるで母子家庭みたいだとブーブー言っていた頃でしたから、
三田さんの姿にどれだけ反省させられ、刺激されたことか。

その頃とってもかわいらしかった息子くんたち。
今や、からだも大きく、少年らしく立派に成長されていて、びっくり!
みんな今も歌舞伎が大好き。
3人で創作のお芝居を作って、お兄ちゃんがあれこれ指導したり、
本が大好きな長男くんは「これは歌舞伎に使えそう」と橋之助さんに提案したり、
三男くんはCS歌舞伎チャンネルを1日中見ても飽きないとのこと。
一方で、自転車クラブや少年野球のチームに所属して、
のびのびと、ごくフツウの現代っ子らしい生活も。
橋之助さんは、そんな息子さんたちと、親子というより兄弟の感覚で、
サイクリングや野球をめいっぱい楽しんでしまうそうです。

そんな父子を見て、奥さまの寛子さんはちょっと寂しそうだったり
するそうですが、最近は子育ても一段落ということで、
それまで全く呑めなかったお酒を、少しお付き合いするように。
昨年の結婚記念日に、奥さまがプレゼントしたステキなデキャンタに、
ワインを入れてご夫婦で楽しむのだそうです。
(それぞれ勝手に冷蔵庫から缶ビール出してきて、プシュッとやってる
のとは大違いだわ~笑)

相変わらずというか、ますますすてきなファミリーでいらして、
嬉しくなってしまいました。
橋之助さんのお人柄はもちろんですが、
何より寛子さんが今も変わらず明るく健気に、
家族を支えているおかげだろうなあ、と感心しました。
(感心している場合ではない・・と思われ)

で、橋之助さん今回の出演は、3月京都南座で公演のPRのため。
『霧太郎天狗酒もり』(←「もり」の字難しくて出せな~い!笑)
ほかに、勘太郎さん、七之助さん、愛之助さんらがご出演。
初演は二百何十年前、最新の公演でも111年前という演目だそう。
今では歌舞伎の世界なりのデジタル化が進んでおり、
それはそれで面白いのだけれども、
今回はすべてアナログに戻して、歌舞伎らしい歌舞伎、古くさ~い歌舞伎を
やってみようかな、ということで、
今ではあまり見られないようなオーソドックスな仕掛も数々、
それも楽しみのひとつではないかというお話でした。

只今その稽古真っ最中だそうで、その様子のお写真と、
実際に歌舞伎の舞台で使われている面白い仕掛のいくつかを、
持ってきてくださって、使いかたを教えてくださいました。
やってみると、簡単なようでいて、でもそれらしく見えるには、
なかなか熟練がいりそうです。
なるほどアナログ的な面白さ、ちょっと垣間見たような気がしました。


なかなか歌舞伎の世界に足を踏み入れられないでいますが、
確かに、いろいろな魅力のある世界であることは、間違いないですね。
これだけ長い間、多くのひとに愛され続けているのですから。
今はさらに、歌舞伎のなかで古いものと新しいものが、
それぞれの良さを認め、認められつつ、刺激しあって、
ますます良いものに向かおうとしているのかな、と感じてます。
いつか、そう遠い日にならないうちに、
その世界を楽しめるようになればいいな、と思っています。

またまた落ちた・・・

2007-02-23 | つれづれに

あああ・・・どこまでわたしって運がないのかしら~
中日新聞主催の「夜回り先生 講演会」
みごと抽選もれ。
抽選もれは慣れっこさ~とはいえ・・毎度めちゃ悔しい!

でも。今回のはいいもんねっ。
夜回り先生こと水谷修先生、4月に市が呼んでくださることに!
先日子どもが学校からプリントをもらってきて、ガッツポーズ♪
「これで万一(「万一」だと思ってる)抽選もれてもお話が聞けるわ~。
 でもこういうときに限って、当選したりして~~♪」
と余裕かましておりましたが。
こういうときでも、落ちるもんは落ちる、らしい。


忘れもしません。
いつぞやの深夜、『SHIROH』のDVDを見てさんざん泣いたあと、
さあかたずけましょうとテレビ画面に切り替えたとき、
偶然放送されていたのが、水谷先生のドキュメンタリー番組。
真夜中にメールしてくる子どもたち。
ほんとは「助けて」と叫んでいる子どもたち。
どんなに疲れていても何があっても、子どもたちの声を聞き、飛んでいく先生。
助けてあげられなかった子どものために涙する先生。
思わずどっかり腰を下ろして最後まで見入ってしまったのでした。
最後まで涙が止まりませんでした。
それがすでに有名だった「夜回り先生」でした。
なかなか講演会に参加できる機会がなかったのですが
やっとやっと、そのときがめぐってきました。
学校から申し込んだのだから、今度こそ入れる、はず・・。


落ちまくり人生(笑)
そうとう運はたまっているはず、はず、ひがしはず・・(爆)
いざあの方のときは、これを気前よく一気に!! といきたいものです。

今度はインド?

2007-02-22 | つれづれに

今朝の朝刊にも出ていたけど、
最近、中部地方の自動車部品製造各社のインド進出が加速化している。
うちの会社にも、そんな噂はまことしやかに流れていたけど、
やはり現実化しそうな気配が。

次の城は・・インドか?
タイミング的にあり得る。2、3年後の国替え。
本人もヤバイと思っているみたい。
でも、それがなければもしかしてロシアがあり?
ああ、いずれも勘弁だなあ。(とは言ってられないか・・)
やはりタイは楽園だったのか~。

だから、もっと若い頃北米で手を打っておけばよかったのだ・・
(わたしは行く気満々だったのに、夫が勝手に断ってきた。)
  ↑今だに根に持っている

グローバルな(ケニアの)彼女は尊敬するけど、
グローバルな夫は・・・正直嬉しくない。
元気でお留守は楽チンだけど。