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Re=response=応答、感応=物事に触れて心が動くこと。小田和正さんの大好きな曲からいただきました。

名古屋に劇場がなくなる!?

2006-01-31 | つれづれに

「愛知厚生年金会館がなくなるかも」って~~~~!?
「勤労会館も廃止が決まっている」って~~~~!?
夕食を急ぎ作りながら見ていたいつものローカルニュースから、ものすごい
衝撃波を受けてしまった。「なにそれ~!どーゆーことよ!?」

厚生年金会館については、ここ数年「年金の無駄遣い」と批判の的になっている
年金福祉施設のひとつとみなされ、社会保険庁が順次進めている売却方針により、
閉鎖の危機に直面しているとのこと。

無駄遣い?? 名古屋人にとっちゃ、えらい役に立っとるがね!
そもそも名古屋には、劇場ってものが圧倒的に少ない。厚生年金会館はキャパ
1700弱。大ホールにはちと手の届かないアーティストや、そこそこ人の
呼べそうなお芝居を、昔からいーっぱい提供してくれてるのよ。
上川さんだってここには来てくれるし、お芝居にハマるずっと前、学生の頃から
どれだけお世話になったことか。
おまけに、ほぼ同規(?)の勤労会館まで、2010年3月には廃止が決定
しているそうな。知らなかった・・。マジですか・・・?

名古屋人は、これからどうすりゃいいんですか。
また「名古屋飛ばし」に泣かされるわけ?
今だって、適当な規模の劇場が少なくて(ほかの理由もあるだろうけど)、
名古屋で観れないお芝居は、いーーーーっぱいあるというのに。
そう度々大阪だの東京だの、遠征してられないわ。
かなしすぎる・・・。  こんな名古屋はきらいだ・・・。

厚生年金会館の廃止あるいは売却問題は、さすがに興行団体?だとかが、
「これではいかん」と声を上げ、対策を練るとともに、署名を集めるのだとか
報告されていた。がんばれーー!署名いっくらでも協力するわ~。

このままでは、上川さんがいざ舞台に戻ってきたとき、
名古屋にはお迎えする場所がないかもしれないじゃない!
中日劇場でミュージカルはありえないし、
御園座はもっとありえない。(というか、見たくないし)
ったく、どうしてくれるのよ。

おととしの8月、この厚生年金会館で楽日を迎えた「イット・ランズ・イン・
ザ・ファミリー」カテコでもらった(上川さんが投げたかもしれない)
ピンクのちっちゃなカエルちゃん。
「またかえる」の約束のおまもりのつもりで、大切にしてるのに。
カエルちゃんが、泣いてるよ・・・。

第4話 「炎の中の抱擁」

2006-01-30 | 功名が辻

あまりに期待しすぎたか・・・
前半のクライマックス、名シーンと、制作サイド自信の第4話。
初見感想「なんかよくわからん」
2回目鑑賞後感想「なんかよくわからんが・・よくわかった」(by秀吉)
3回目鑑賞後感想「ま、よかったとしよう」
こんな自分は、ちょっと鈍いんだろうか。

竹中半兵衛の描かれ方は、あれでいいんだろうか・・。
特別史実に詳しくはないし(彼の天才軍師たる逸話はけっこう誇大された
ものだともあるし)、ぴっちり史実に忠実に作って欲しいという訳でも
ないんだけど、ドラマ上「名立たる軍師」とするなら、彼の天才的な思索を
もう少しわかるように見せて欲しかった。(読めない自分がバカなのか??)
なるほど、と思ったのは、信長でなく秀吉のもとで働きたいというスタンスを
とったことだけ、かな。
あとは、少し遡って(笑)織田方につくことを決めたのも、えらく唐突で
「え?突然なんで?」って感じだし、稲葉城攻めの裏道を教えるのも、
あれでは「千代と一豊を一緒にさせるがための城攻めなのかい?」と思えて
しまう、あさはかなれど。その言動の陰に隠した天才軍師半兵衛の
巧妙なかけひきは、視聴者が推測しまくれということ?初見では、そこまで
読み取る余裕はなかったなあ、自分。
おまけに喀血・・。総司かと思った(笑)え~?もう死にそうじゃん、
まだ当分生きて仕事(横山城から浅井攻め)あるっしょ!と思うのだが。
もうひと仕事させてもらえるんだろうが、なんだかもったいない感じ。
やっぱり、無理やり千代&一豊に絡ませるからだ・・とぶつぶつ。

で、タイトルにある通りの「炎の中の抱擁」シーン。
これはPR等でもう何度も見ているわけで、ただ・・そこで何故抱き合う!?
な率直な感想がまずあって、それはドラマの流れの中で、申し分なく
納得するであろうという大きな期待が・・いけなかったかもしれない(笑)
すごいドラマチックなんだけれどもー、
「そこで刀まで置いて抱き合っている場合じゃない~!はよ逃げな~!」
と、やっぱり思ってしまった・・。抱き合ってもいいから、たとえば
猛火から千代を守りながらとか、もうちょっと切羽詰まってもらわないと。
そのあと、わりと悠々と燃える城からふたり出ていくんだなあ。

炎のなかの、津川さん@一之丞は凄みがあってよかった。ふだんあまり好き
じゃないのだけれど、このときはマル!!この迫力に、一豊思わず「好いて
おりまする!」と叫んじゃったのね。千代を愛しく思う気持ちは芽生えていた
とは思うけど、だから嫁に、などとはまだ思いもよらなかったのが本音では、
と思う。こんなふうに背中を押されてやっと、というところが一豊らしくていい。
余談。一之丞が一豊の胸倉をグッと掴んだところで、鏡吾が弦次郎の胸倉を
掴んで凄んだ、TRUTHの神戸千秋楽のラストが甦ってしまった(この
集中力のなさ、笑)

つっこみまくった第4話だが、やっぱりいいシーンはいい!
「千代、死ぬな・・・死ぬな!」は胸にずんと来た。ふたりの表情がなんとも切ない。
しかし、早くも会話の主導は千代。そこはかとなく賢いなあという印象。
燃え落ちる稲葉城を遠く見つめ涙する濃のカットを入れたのはGOOD!
なんといっても、父道三の難攻不落の城、自分が育った城なのだからね。
稲葉城が落ちて信長一行が美濃に向かう道、顔のほころぶ一豊がかわいい。
原作どおり「嫁、嫁、嫁」って本当に聞こえてきそう。
そして、婚礼シーンは美しかった!
法秀さまは本当にいいなあ! 千代を迎える喜びが静かに温かく伝わる。
ふたりの杯に神酒が注がれ広がる様子が、流れる音楽にぴったりマッチして、
ほんとうにどきどきするくらい感動的。ほの暗いところがまたいい。
それをじっと見つめる新右衛門&吉兵衛を見たとたん、涙があふれた。
この婚礼シーンだけで「やっぱり4話よかったわ」という気持ちになる。

そうそう、婚礼の日のそわそわした一豊の姿は、上川さんならではだった。
槍ごっちん!は、ほんと彼らしい。細かいね。
馬上手綱を離し槍を振り回すという、例のシーンはここに!
喜びいっぱいの表現だったのね。はは、そう見ればかわいい。それにしてもすごい。
新右衛門&吉兵衛、初夜のご指南うんぬんのシーンも、いよいよふたりの
本領発揮という感じ。これからがますます楽しみ。
初登場、弟康豊。嫌味を言っていきなり反目のふたりは、毛利の隆元&元春の姿が
つい浮かんで・・やっぱり集中していないかも(笑)


どうも、ここまで(ってまだ4話)見て思うのは、千代・一豊の心情を絡めて
見せるシーンは、贔屓目としても、なるほど見ごたえがある。 けれど、
戦国の世たる背景を担う部分、合戦だとか策略だとか武将の性格づけだとかの
描かれ方がもの足らないなあということ。これから、山内家のホームドラマ的
要素が主に描かれるようになってくるだろうけど、時代を描くシーンはきっちりと
贅沢に取り込んでほしい。せっかく立派なキャスト並べているんだから。
くれぐれも、千代・一豊夫婦の無理やリな絡ませ方は勘弁!
というのに、次回は市の方が・・・!

あー、うだうだ書いたなあ。でも、すっきりした!(笑)

まるN!

2006-01-29 | つれづれに

28日放送、土曜スタジオパーク内「まるN」のフラッシュニュースコーナーに、
ちょうど1週間前の掛川の映像がちょっと流れた。
「SHIROH」大楽のカテコにしろ、小田さんの名古屋のライヴにしろ、
自分がその目で見、その耳で聴いてきたそのものが、
こうして映像になって残るというのは、なんてしあわせ!

掛川での上川さん、たった1分のニュース、それも映っているのはほんの
何十秒(笑)でも、いいんです。
ほんとにここ行けたのよね~と感慨あらた♪ いい思い出だわ。

そういえば、ゆうべ気のおけない友人の集まりの席で。
掛川の写真を見せてあげた友人のひとこと。
「なんかさあ・・市役所のひと~?(笑)」
・・・・・・
ファンでないひとの、忌憚なき感想。
「これさ、ベルベット調のすてきなスーツなんだよ~。
 隣のおじさんたちのフツーのとは違うんだからあ(笑)」とちょっと反論。
でも、そうか、そうなんだ・・いやそう見えないこともない。
たしかにこう、公務員然としたところがもともと。
いや、この日はまわりに合わせたのであって、ね。
でもでも、やっぱりこんなすてきなひと、市役所には絶対いないって。
それでもいたら・・毎日住民票でも取りに行く、か。
妙に笑えたひとことだったので、取り上げてしまいました。

居心地のよい場所

2006-01-29 | 大好きな・・・

この歳になると、いろいろな方とのお付き合いというのがあって、
付き合いの長さ、深さ、出会いのきっかけ、立場的なもの・・そんなものから、
「自分」というものの出し方が、微妙に違っているよなあとよく感じる。
それは無意識であったり、意識的であったり。
いいことなのか、悪いことなのか、
まあ一種の性癖みたいなもので、仕方ないと思っているけど。

ゆうべは、息子たちがお世話になっているボーイスカウトで、
入団当初からのお付き合いになる、母親仲間との久しぶりの会があった。
おととしあたりまでは、けっこう頻繁に会っては、
それこそよく話題につきないものだと苦笑しながら、日付が変わるまで、
延々飲んで、食べて、喋っていたものだが、
昨年は、残念ながら個々の事情もあり、そういう機会がぐっと減ってしまった。
だからゆうべは、待ちに待った感もある(今さら)新年会。
飲んで、食べて、歌って、喋って・・・あっという間の時間。

ここはいいな、といつも思う。
いちばん自分が楽になれる場所。 
自分からほぼすべてのガードを外しても安心でいられるところ。
それは何でだろうとよく考えたりするのだけど、
今もってわかりそうでわからない。
でも、自分には「ここにこのひとたちがいつもいる」ってことが、
嬉しくて、ありがたくて、ちょっと誇りでもある。

頻繁に会っていたころは、
いつもみんなも同じようなきもちで楽しんでいることを
冗談まじりにも確認しあうようなこともあって、
それがまたこの上ない安心感に繋がっていたけど。
今も・・そうかな。
そうであってくれれば、と思っている。

定期検診は必ず

2006-01-27 | つれづれに

「異常なしですね。よかったねえ。」
ああ・・・長かった10日間。
これぞ「命拾うたぞ」の心境。冗談ではなく。

2週間前「これって不正出血っ!?」(って大騒ぎするほどではないんだけど)
という事態が起こり、とりあえず週末を半ベソ状態で過ごし、週明けに、
ドキドキしながら婦人科を訪れ、とりあえずエコー診察とガン検診を受けた。
その昔の妊娠を期待してのドキドキ受診とは正反対。

かねてから友人に薦められていた病院で、噂どおり、先生はとてもやさしくて、
ていねいで、話もしやすい。しかしっ・・
いろいろ丁寧に説明をしてくれればくれるほど、「もしかしたら」ってとこに
ひっかかっちゃうもので。「まあ、あんまり心配しなくていいから」と
言われれば言われるほど、実はすごい不安になっていく自分であった。
「結果は10日後ね」ということで、ひたすら忍耐の10日間となった。

ふだん「なんとかなるさ」「すべて相働きて益となり」などと、
わりと物に動じない性質のつもりでいたんだけど・・
いざとなると、えらい小心者だったらしい。我ながら情けな~~。

実は母がほぼ手遅れ状態の卵巣がんで(ただこれは切除後奇跡的に、はや
10年無事である)、母方祖母は肺がんで亡くなっているし、同じく母方の
叔母がたには乳がんあり子宮筋腫ありと、体質的には非常にキケンではある。
ただ、これも母方からのありがたい遺伝体質で、ふだんは風邪ひとつ
滅多にひかない、超健康体。妊娠出産以外、病院には縁がない。
それでも35歳を迎えてからは、健康オタクの友人が毎年忘れずに
誘ってくれるので、仲良くお出かけ気分で、人間ドックは受けている。
婦人系は、体質上専門医で受けた方がいいとの薦めもあり、
個人的に別途専門医の検査を受けることにしていた。
・・が、最近2年サボった。
これが、要らぬ心配を増長させている。自分が悪い。

ともかく、止血剤とやらを処方されて、心配せずに待ちなさいと言われたんだけど、
これがまた改善しなくて。クスリが切れた先週末に再度受診。
「あれ、止まらないかあ。」
この何気ないひとことが、小心者の心をさらに脅かしてくれた。
再度クスリをくれたが、心身ヘロヘロ、半ベソ状態。
翌日の掛川ゆきも止めようかと真面目に悩んだくらい。
(なんのことはない、結局行ったんだけど、笑)
ステキな上川さんにお会いできて、その日は心晴れ晴れとしたんだけど・・
翌日からまたモヤモヤ気分。

待って待って待って、やーっと検査結果を聞いたわけで。
卵巣の腫れも、大丈夫そうとのこと。
そのあとついでに、周期的タイミングがよかったので、体がんの検査を
してくれた。また10日ほど待たねばならぬらしいが。
とにもかくにも、第1関門クリア。 よかったーー(泣)

次からは必ず、半年ごとに検診に行きます。 誓います。

TVnavi グッジョブ!

2006-01-26 | 大好きな・・・

思わずためいき・・な超ナイスショットは、最新号の連載「辻の向こうから。」
毎月上川さんが書くってだけで最高~♪なのに、この素敵なグラビア!
(この雑誌、以前から上川さんのショットものすごくいいものばかり♪)
おまけに今回は「拡大版」
まあ頼まれてこうなったんだろうけど、最近のインフォメみたく語る語る(笑)
お仕事の順調さ、楽しさが溢れてるというか。
ある意味、正直なひとね・・かわいい(って失礼だわね)
初っ端から「曖昧模糊」って、意味わかるけど絶対漢字書けない四字熟語の
登場もいつもの彼らしく。思わず膝をたたくよな「たとえ」はなかったけど。
はや、来月がまた楽しみで。

TVnaviは、ほかに堺雅人さんの「超私的エッセー」てのが、ずっとお気に入り。
このひとのエッセーは、視点も面白いし文もなかなか良い!けっこう歯切れよく、
表現もなるほど~と思うことしばしば。だからかな、1年で終わりかと思いきや、
まだまだ続いて14回。
今回のお題は「寒-さむい-」(こう書いちゃうところがすでに心憎い)
そのなかで、鈴木一真さんの話について「ひとつひとつの単語がいちいちさむい。」
と書く。・・・なんだか、ものすごいツボ、だった(笑)うまいよ~。
というわけで、こちらも来月がまた楽しみ。

今号もうひとつ良かったのは、唐沢寿明さんのインタビュー記事。
いちいち関係づけるのもなんだけど・・上川さんと本質的なところが似てるなあ
と思った。ちょっと新鮮な驚き。
語り方が、言葉とか調子とか、まったく違うのだけど、役者として何が大切で、
何をしたいのか、そんな根っこの部分が意外に同じなんだなと思ったわけで。
それにしても、相変わらずやんちゃだけどいい兄貴分て感じだね、このひとは。
そうそう、こちらのショットも渋い雰囲気でよいね~。

TVnaviさん、わたしは大好きです。今後もかんばれー!

殿の世話はたいへん

2006-01-25 | 家族

我が家の殿は、現在タイにて、男42にして初めてのひとり暮らしを
しているわけだが・・・
手がかかる(笑)
便利な世の中なので、何か困ればすぐメールで頼めるし、
(困ったら何でもいいから相談して、と一応優しく言ってある)
まあ半分淋しいんかな、とも思うけど。
毎日質問、お願い事項が多い。

ホテル暮しからマンションに移ったので、なにしろ大変らしい。
最初のお願いが「生活に必要なもの、ひと通りリストアップして。急いで!」
自分でわからんか、とPC前にツッコミながら、
ここにいた頃の生活を振り返り「ま、わからんわな・・」とためいき。
次の朝起きてから寝るまで、動きを再確認しながら、
必要なものを次々書き出し、親切な説明、コメントつきのリストを作り、
即メールしてさしあげた。
さっそく、リストを持ち歩いて、いろいろ買い物したらしいが、
慣れぬことゆえ、ものすごい疲れたらしい。

おとといは、アイロンかけとボタンつけのやり方を教授せよ、ときた。
そんなもんメールで・・とまたPC前にツッコミ入れ、
懇切丁寧なイラスト入りの説明が載ってるHPを探して、
即メールしてさしあげた。
日ごろから、今どきネットで調べられないものはない!などとのたまっていたが、
検索している時間(余裕)もないのか、そこまで頭がまわらないほど
パニくっているのか。

マンションに備え付け?の洗濯機が、放置されて久しいか、前の住人の
扱いが悪かったかで、いまだにカスが出てたまらないから「洗濯機クリーナーを
すぐ送れ、現地で見つからない」という。
500円そこそこのクリーナーだが、重量あるんだから、送料だけで倍以上
かかるって・・。
「ゴキブリが多い!うちで使ってるゴキブリキャップ送れ。」
どうやって申告するんだ、毒物じゃないの?郵便局でも首ひねられたよ。

他にも、毎週ご指定のテレビ番組を録画、DVDにダビングして、
定期的に送る約束もある。
年末年始なんて、特番だらけで大変だったんだから!

とにかく、ひとりの生活がなんとか波に乗るまでの騒ぎなんだろうけど。
日中はまだ慣れぬ(だろう)職場で奮闘して、へとへとなんだろうし。
ほんとは1週間ほど、身の回りを整える手伝いに行ってあげられると
いいのだけど、さすがにそうはいかないから。
まあ、しばらく無理難題(というほどでもないか)のメールに、
夜な夜な(ツッコミ入れながら)付き合ってあげるか、と。


それにしても・・わが息子たちには、せめて高校出るくらいまでには、
ひととおりの家事をできるように、今からすこしずつ仕込まなきゃ、と
強く思うのであった。
(5年の長男は「このまえ家庭科でボタンつけを習ったから、
オレできる!」と自信たっぷり。忘れないように、これからちゃんと
やらせよう~)

「にんげんドキュメント 小田和正」

2006-01-24 | 観る、聴く

ボロ泣きした。
22日夜放送のNHK「にんげんドキュメント 小田和正・58歳を歌う」

昨年6月から半年をかけて行われた全国ツアーを通して、58歳という年齢を
迎えた小田さんが、ここ数年来のこころの動き、そして今回のツアーにかけた
思いを、赤裸々に語り見せてくれた。
ぽつりぽつり、と語られる真実の言葉と、舞台裏の満身創痍な姿。
痛々しくも、哀しくもあった。

そういう姿を見せるのは嫌いなひとだった、と思う。
でも、今そういう自分の姿を直視し、さらに包み隠さず見せることで、
伝えたい何かがある。今伝えなければならないこと。
「ここまでがむしゃらにがんばってきた。君たちだってがんばってきた。 
 まだまだやれる、がんばっていける。いっしょにいこう。」 
ということ。
自分が歌うことで何がしたいか、何をすべきかを、ようやく見つけたかのような
小田さんの言葉は、いつになく穏やかで温かかった。ありがたいと思った。
「個人主義」や「そうかな」に収められた曲がどれも、
やけに心の琴線に触れるのは、自分も歳をとったせいかなと思っていたけれど、
小田さんの「伝えたい心」がたっぷり込められているからなんだと、
話を聞いて思った。伝えたい心が本当に伝わったのだと。

舞台裏でのしんどそうな姿を見ると、もう無理をしないで欲しいと思いつつ、
やっぱりまだしばらく小田さんの歌を聞いていたいと思う。
番組に宛てた自筆のメッセージの最後の一文が、嬉しかった。
「自分はもう少し走っていられそうです。」

おまけ。
12/21 名古屋でのツアーファイナルの様子が映像で残ったのが、個人的に
すごく嬉しかった。ステージに上がる本当に直前の姿。小田さんの登場を
待つオープニングのインストによる高揚感が、きのうのことのように
迫ってくる。そして、最後のあいさつ、
「みんながほんとうはどんなものを求めているのか、自分ではあまりよく
 わからないけど、またこれからも、曲を書いて、がんばって、また戻ってきます」
今も忘れられないひとことを、こうして残してくれたことに感謝、感謝。
もう、最近NHK、グッジョブ!!
自分だけは視聴料倍払ってもいいくらいだわ(笑)

第3話 「運命の再会」

2006-01-23 | 功名が辻

今回はスイッチの入らない一豊さまが、なかなか見ていて楽しかった。
台詞が少ない分、表情とかしぐさに、一豊さまらしい性格がふんだんに現れている。

今回のタイトルどおり運命の再会のシーンは、よくできていたと思う。
千代がお茶を差し出した手のひらに、あの銃弾をのせて、そっと一豊の顔をうかがう。
あの銃弾がこの大事なシーンの伏線だったのねーと感心。胸キュン、だった。
そのあと部屋の外で初めて言葉を交わすところも、よい!
「・・おおきゅうなったのう・・」
とっさに、美しゅうなったのう、という言葉が出ないところが、もう一豊くん!
こういうときどう対処していいかわからなくなるんだろうな(笑)
その表情といい、声といい・・さすが。
対して「はい!」と笑顔の千代。
再会が嬉しくてたまらないのと、無骨といおうか真っ正直なままの一豊さまが
おかしくておかしくてというような満面の笑みが、とても素敵だと思った。
これで一瞬のうちに、千代に恋してしまったわけ、だね。

千代との再会シーンが良かったのはもちろんだけど、
今回藤吉郎と一緒のシーンの一豊さまも、細かいところで面白かった。
とにかく藤吉郎に圧倒されまくって、いちいちびっくり!どっきり!なのね(笑)
それでも何とか、いろいろ学んでついて行かなくちゃ、
という真面目さがまたのぞいてて。
確かに、何もわからずの若殿が、これから武将たる人生の酸いも甘いも
学ぶのは、まずこの藤吉郎からなわけだから。
千代との再会からの帰途、藤吉郎と馬を並べて会話しながら、藤吉郎に
つっこまれてどんどん馬を寄せられてしまうところなど、面白いなと。
それにしても、籐吉郎の柄本さん巧いなあ!
柄本さん、武田さん、前田さんを相手に、上川さん本当に楽しいだろうな♪

それから、六平太がいよいよ忍びとして登場。
香川さんも巧いから、これからがすごく楽しみ。
千代との再会は泣けた。・・なのに、
六平太が忍びと知って、すかさず一豊のことを頼む千代って(笑)
六平太は原作での存在が好きなんだけど、ドラマではかなり変えている。
ちょっと残念だが、別物として楽しもう。
半兵衛との会話では、忍びらしいしたたかさがいい。
あ、千代との再会シーン、あのわざとらしい木枯らし?が嫌だった(笑)

嫌だったといえば、冒頭のナレーションによる解説かなあ。
これからきっと毎回こういうのが入るのね・・
そういうのは、見ながらだんだんに自分の中で、現代社会だとか
自分の立場に似た部分を見つけていく発見が楽しいと思うのに。
「こんなに似ているんです~」とか面白おかしくイラスト入れられちゃったり
すると、げんなり。その数分ドラマに使って、といいたい。
そして・・出ましたね。
「すこし話はとぶ」 笑いました。それも今度はちょっと控えめに。
まあ、これからこうしてエピソードをいろいろ挟むんだと理解したが、
話がとんだあと、唐突に次の場面に戻り、一瞬わからなかった(笑)
そのエピソードとは全然繋がりがないのね。
小説のように、ちょっと行間入れてくれないかな。

最後は、かっこいい一豊さまで締めます。
夜の川岸に佇む横顔、めちゃくちゃかっこいいじゃないですか。
きっと千代が、対岸の西美濃にいることに悩んじゃっているのだね。
しかし、史実どおり信長の槍っていうのはこうして見ると本当に長い!
それをブンブン振り回す一豊さま、逞しい!
山内家の一大事に気づく吉兵衛&新右衛門も面白い。
この一大事に、おふたりがどうするかな?

一話ごとに確実に見ごたえを増し、次話への期待をうまく膨らませてくれて
いると思う。今からでも、もっとたくさんの人に見てもらえるといいな。

意外なところで

2006-01-21 | つれづれに

掛川からの帰り、近所の写真屋さんに今日のフィルムを早速現像に出し、
30分後わくわく、どきどきしながら、受け取りに。
いつもどおり、写真を出してもらって確認。
写真を出しながら、店のおじさんが・・・
「上川・・隆也。山内一豊、功名が辻だねえ。
 あれ?名古屋城だっけ? 
 あのひとはすごいよね、信長、秀吉、家康3人に仕えたんだからね~」
「いや、そこは掛川城。今日行ってきちゃいました(笑)」
「掛川って、城残っていたっけ?ないんじゃない?」
「10年くらい前に立て直したの」

いやはや、驚いたやら、恥ずかしいやら(笑)
馴染みの店だけに、こんな追っかけみたいなことが知れて赤面。
(まさかわかるとは思わなかった・・浅はかなり)
上川隆也だの、功名が辻だの、「??」のひとがあまりに多い自分のまわり。
自分が宣伝しまくっている友だち以外で、初めてだわ・・両方わかるひと。
それも、おじさん・・。
きっと大河ドラマ見てくれているのね。これからもよろしく、なんて。

写真を袋にいれながら
「きれいに撮れているじゃない」
「へへ、よかった♪」
あ、おじさん、わたしのネガから勝手にプリントしていないわよね!?

次に行くとき、ちょっと恥ずかしい・・かも(笑)