Re

Re=response=応答、感応=物事に触れて心が動くこと。小田和正さんの大好きな曲からいただきました。

とうとうここまで・・・

2009-10-26 | つれづれに

とうとうここまで来たか・・。

『蛮幽鬼』明日ははや東京千秋楽ですね~。

違う違うっ!!(いや違わないけど)

インフルエンザッ!!

先週木曜日から二男の学年が閉鎖になったうちの小学校、
明日から今週いっぱい、とうとう学校閉鎖に・・。

今日現在で閉鎖中の6年生を除いても欠席がなんと60人、
うちインフルエンザ確定の児童が25人(ほかに6年生17人)。
市内の小中学校で学校閉鎖は初めて。サイアクの事態。

昨日の日曜日は当学校区でいちばん大きな神社のお祭りがあって、
例年どおりそれはそれは賑わっていたので、おそらく感染者は
数日以内にさらにさらにさらに増えると思われ・・。
うちも、2ヶ月お稽古した子供囃子、二男は今年が最後、おちびは
今年が初めての参加だから、もちろん出かけたさ(大汗)

今のところ、わが子たちは3人ともまだまだすこぶる元気(笑)だけど、
二男は先週木曜からさらにお休みが延びたわけで、
もうさすがに退屈でたまらぬ様子。
今日は3年生のおちびも給食後すぐ下校させられ、明日からはふたりで
過ごせるので少しはマシか。
それにしても、元気のあり余った男の子たちが毎日外へも出られず、
友だちとも遊べず・・ストレス溜まって逆に病気になりそう(笑)

わたしも、毎日子どもたちの昼ごはんを作っていかなきゃならないし、
帰宅すりゃ家のなかは大変なことになってるし、学校や子ども会の行事予定が
次々変更になったりで、散々(涙)
仕事のほうも大変なことになってるし。
学級閉鎖、学年閉鎖の連絡が毎日(月曜日は特に)じゃんじゃん入って大混乱。
人手は減るわ、作業が煩雑になるわで、みんなピリピリ。
ただでさえおぼつかない新人はオロオロ・・。
こんなのいつまで続くんだろう~~(涙)


明日の『蛮幽鬼』東京千秋楽。
激戦のなか新感線でも上川さんのほうでも当選できて、
「これは縁がある~~♪♪」と大喜びしたものの、
二学期のローテ替えで、この日はどーーーーしても休めない事態に(涙)
とてもとても残念だけど、別の日を譲っていただけるありがた~い話が
降ってきたので、東京楽チケは望まれる方のところへ。
そして今日、この事態。
万一仕事の都合がついたとしても、結局行けなかったか。
やっぱり縁がなかったのね、東京楽(涙)
おせんべゲットの道は遠い・・(それかっ?!)


明日はお仕事をしっかり頑張ろっと。
東京楽を捨ててまで「やる!」と決めたことだもの。
うぅ、、初の大仕事。最後までしっかりできますように!

『蛮幽鬼』 1回目

2009-10-26 | 観る、聴く

劇団☆新感線2009秋興行 INOUEKABUKI SHOCHIKU-MIX
『蛮幽鬼』 新橋演舞場 
10月21日(水) 1階5列


鬼になろうとして、鬼になれなかった男。
いや、鬼にならなかった男。

今、そう確信している。

自分を陥れすべてを奪い、尊き志を持った唯一の友まで惨殺した者たちへ、
過去の名を捨て、己を捨て、復讐の一念にのみ魂を捧げ鬼になろうとした
伊達土門=飛頭蛮。
しかし彼のなかには、捨てようとして捨てきれない人の心が在り続けた。
だから彼は、揺らぐ。揺らぎ続ける。
昔愛した女に。復讐の虚しさに。そして謀略の罠に。
もちろん彼はそんな己に気づかない。あるいは目を背けている。

サジはわかっていたのだと思う。
土門のなかに人の心が残っていることを。
だから、サジにとって利用するに足る男だった。
彼が人の心を失ったほんとうの鬼なら、サジは操ろうなどと考えまい。

土門はなぜ鬼になれなかったのだろう。
それは、土門の心の弱さゆえ?それとも強さ?

彼のなかには、調部が生き続けていたからではないかと思った。
京兼調部。
同志であり、愛する女の兄であり、土門のことを深く信頼してくれていた
唯一の友だった。そして彼は、親をも討つ覚悟で腐敗した祖国の再生を願う、
尊き志を持つ男だった。
その志と、ゆえに耐えがたい無念を最も知るのは、他ならぬ伊達土門。
調部が、飛頭蛮となった土門のなかに生き続け、
彼が人の心を捨てた鬼になるのを許さなかったのではないだろうか。
思えば飛頭蛮は、サジを除き、その手で誰も殺めてはいない。
(追記:間違い!ペナンらを皆殺しにされた怒りでめった殺ししてますね~。
    まあ、、この怒りは調部にも止められなかった、と苦しい解釈。笑)
調部が、復讐の一念で土門がその手を血で汚す前に、その愚かさや虚しさを
教えた。
調部が、為すべきことは復讐ではなく、美古都を守り祖国を再生させることだと
土門に気づかせた。

サジは、鬼だった。
利用され、裏切られ、彼は復讐の鬼と化した。
人間を利用し、裏切り、あらたな鬼を生み、すべての人間を葬り去る。
それがサジの目的。
子どもの頃から殺しの技術だけを教える暗殺集団のなかで育てられてきたサジ。
もとより人の心を持つことは許されなかったに違いない。

復讐の闇から抜け出しつつある土門は、事の発端はどうあれ、
祖国を血で血を洗う恐怖と混乱に陥れた張本人が、サジであったことを知る。
最も憎むべき相手である。
しかし、彼もまた自分と同じ不幸な宿命を背負い、復讐の闇を彷徨い
続けていることに、同情を禁じえない。
もしかしたら、サジのなかにわずかに残る人の心を感じていたかもしれない。
それでも、土門はサジを討つ。
サジの復讐を終わらせ、愛する美古都と祖国を守るため。

そして、土門は最後の仕事を為す。
天下の逆賊飛頭蛮として、美古都大王にその首を取らせること。
復讐のために祖国を血と混乱で惑わせた己の、落とし前をつけなければならない。
そしてそれを、新しく美古都大王が治める祖国再生への礎とさせる。
唯一の友、京兼調部の志を果たさなければならない。

十幾年もの間触れることの叶わなかった愛する美古都の身体を、
ようやく万感の思いで抱きしめ、大王の剣を腹に呑み込む。
飛頭蛮として死んだ男のなかに流れていた熱い血は、まちがいなく伊達土門。
土門は光を見る。
これですべてが終わる。
復讐の闇=監獄島から今ようやく、自らの力で脱した。


「シアターガイド」11月号の『蛮幽鬼』特集のなかで、上川さんが
とても気になることを話していた。
『蛮幽鬼』は、とあるいのうえ×中島作品のバージョンアップ=2.0
になっているにおいがする・・と。
そのとき真っ先に思い浮かんだのは、おなじいのうえ歌舞伎の『朧の森
に棲む鬼』だったけれど、それは自分の中ですぐに打ち消した。
タイトルから推し量れるようなそんな単純なバージョンアップであるはずは
ないし、そもそもアレのバージョンアップなんて不可能でしょ。
じゃあどれっ?! ・・ということで、かなり悶々とした(笑)
実際観てみてわからなかったら、新感線ファンとしてもめっちゃ悔しいし。

果たして結果は・・すぐわかった(笑)
既視感のあるシチュエーションだとか、聞き覚えのある台詞だとか、、
たしかにぷんぷんする。アレ、に違いない♪(と、観劇中ひとり興奮)
でも、バージョンアップと言われると、なかなか理解に苦しむ。
帰りの新幹線のなかでパンフレットを読んだ。
なんだ、、書いてあるじゃん(笑)
「アレ」はどうやら正解だ♪
上川さんの解釈には「な~るほど、いつもながらさすが♪(ぱちぱち)」
たしかに「別バージョン」っぽいというのは、わたしでもわかった。
しかし、「バージョンアップ」てのが、やはり解せない。
そこのところが、実はいのうえさんがかねがね話していた
「『SHIROH』でやりきれなかったこと」であるようだが、
それが何だったのか、いまだによくわからなくて(涙)結局悶々としている。

その上川さん。ダブル主演で対照的な人物を演じる芝居が重なる。
『SHIROH』然り、『表裏源内蛙合戦』然り。
そして演じるのは、必ず「揺らぎ」「もがく」ほうの人間。
今回も、揺るぎのないサジに対し、土門はしばしば揺れる。
たまには逆の立場もと思わぬでもないが、
そういう「揺らぎ」や「もがき」を見せるのが、やはりなんといっても上手い。
そういう役や作品を重ねるごとになお、
繊細さや激しさ、狂おしさを増してきているように感じる。
観るほうも覚悟が必要である(笑)苦しすぎるのよ・・。

伊達土門。
哀しくも美しい、幸せだと思える最期を見せてくれたのが幸いだけど、
あれから何日経ってもまだ、彼の揺らぎやもがきに、心がしくしくと痛む。

あぶない、あぶない・・

2009-10-22 | つれづれに

昨日、ようやく『蛮幽鬼』を観てくることができました♪

いやあ・・よかったーっ(当たり前)
「昨日」でよかったーーーっ(え?)

実は・・なんと今日から二男たち6年生がインフルエンザによる学年閉鎖。
というわけで、職場に担任から連絡が入り、昼前に6年生は全員下校。

ひゃあ・・あぶないところだった(冷汗)

市内および近隣市ではインフルエンザがますます猛威を奮っています。
学年閉鎖、学級閉鎖は週を追うごとに増え続けていて、
わたしたちの職場も大混乱の毎日です。
そして息子たちの小中学校にもちらほらインフルエンザの子が出てきたので、
昨日の観劇も、実は観終えるまでドキドキでした。

突然具合が悪くなって「迎えに来てください!」という学校からの電話が
入るのがどれだけ恐ろしいことか・・。
わたしにとっちゃ、サジなんかよりずっと怖い(爆)
職場ならともかく、現在地=東京は新橋演舞場、なわけで・・。
すぐ劇場を飛び出したって、まず3時間ほどかかるわけで・・。
そもそも開演したら、ケータイ切っちゃってるわけで・・。
親に連絡が取れないからと、第2連絡先である祖母んちにかかちゃったら、
もちろん観劇のことは何もしらない、それもまさか東京なんて・・
すなわち大目玉必至なわけで・・。
休憩時、終演時、「着信アリ」でないことを祈りつつ、
ぷるぷるしながらケータイに電源を入れてました。

とりあえず、今日もうちの子はまだ元気いっぱいですが、
2、3日は要警戒、かな~。
あさって夜の御園座なんだけどな~
しあさってはお祭り、6年生は最後の子ども囃子なんだよ~
頼むよ~~。

それにしても、元気な男の子が明日から1日中、親もいないお家にひとり。
いったい何をするのか、何が起こるのか(汗)
こんな事態だし、先生からも様子伺いの電話が突然入るから、
「外へ出てはいけません。お友だちと遊んでもいけません。」
となれば、ゲーム三昧、DVD見放題か・・ふ、不健康すぎる~。
ちなみに閉鎖は月曜日まで。
そして母は、明日から遊びたい放題のおひとりさまのために、
ランチを用意せねばならない(めんどくせ~)

仕事といい、受験生といい、観劇といい、
今年のインフルエンザには厄介ごと、心配ごとが絶えません。
困ったもんだ・・


昨日の感想は、またのちほど・・いつか・・きっと・・たぶん(笑)

第四十五回記念 吉例顔見世 

2009-10-19 | 観る、聴く

10月もはや半ばにして、ようやく観劇の日がやってきました!

今年の御園座吉例顔見世はすごいんだから~~♪♪♪
43年ぶりに御園座で上演される『仮名手本忠臣蔵』(そもそも忠臣蔵が
大好きなわたし♪)
松嶋屋三兄弟、さらにそのご子息たちまでもが揃い踏み~!
第一報には思わず舞い上がりましたっ。

今年は観劇数をここまでずいぶん絞ってきた甲斐があったというもの(笑)
ただ、せっかく御園座でこれだから・・という気もちは山々なれど
諸事情により回数はぐっと限られてしまって。
この際、この日の昼夜通しの観劇はえいやっ!
奮発の一等席だっ!(それにしてもたっけ~、笑)

大奮発した甲斐があったわ~~(涙)
昼の部11列ほぼセンター、夜の部6列花道すぐ横。
(歌舞伎は不思議と花道すぐ近くによくよくご縁がありまする♪)
ほどよく舞台全体も役者さんの表情もよ~く観えました。いい眺めだ~~。
そして花道からは今日も視線が降る降る~~(きゃあ♪)

なにより、初めて生で通しで大好きな役者さんで観た忠臣蔵、
素晴らしかったです!
昼の部は、時代物・侍社会の様式美や歌舞伎の、そして演目独特の
ユニークな演出の数々がとても興味深く、楽しかったです。
一方夜の部は一転して世話物に。侍社会に翻弄される男女、親子、兄妹が
見せるそれぞれの忠義の心に涙が止まりません。
お目当ての役者さんたちの熱演に心が震えました。


1日まるっと御園座に預けて、大満足の観劇となりました♪♪
御園座さん、こんなの名古屋で見せてくれてほんとにありがとう~~!

本日の「きゃあきゃあ♪」を思いきり書きまくりたいところですが、
今週は特に時間が取れません・・
(仕事はヤマ場だし、水曜日には「蛮幽鬼」マイ初日だしっ♪)
土曜日にもう一度夜の部だけ観るので、そのあとになんとか・・。

台風一過

2009-10-08 | つれづれに

なんだかひさしぶりね~と思ったら2年ぶりだとかの台風襲来。
それが、今年でちょうど50年ということで特集番組やら催し物が続いた
「伊勢湾台風」とほぼ同じ、東海地方には最悪のコースで、その風速は
ここ10年で最大とみられる・・となんともスゴイ台風だそうな。

というわけで、この週明けは猛威を振るうインフルエンザ対応に加え、
台風対応まで加わり学校関係も大わらわ。で、このなにやらスゴイらしい
台風に対しては、おととい火曜日の午前中にすでに給食は中止が決定。
そして昨日のうちに本日の休校も決定。
給食中止でも警報が出ていてもいちおう出勤義務はあるわけですが、
「(大きな声じゃ言えないが)無理して出てこなくてもいいよ~」
というありがた~いお話だったので、エライさんたち以外はほとんどが
有給休暇を使って遠慮なくお休みに♪
近辺によほどの被害が出ない限り、雨戸を閉め切ったお家のなかで、
ひさびさに、ゆ~っくりの~んびり休日を過ごせるんだわ~♪と
ゆうべからワクワク(笑)

だって、ここしばらく、、というかこの先12月半ばまでずーっと、
子どもたちや町の行事に関わらない土日はないっ。まったくない!んだもの。
仕事では相変わらず毎日目いっぱいの体力使い切ってヨレヨレなのだけど、
毎週末あれやこれやと行事に出かけると、それだけでもくたびれるし、
それで休みにやっておきたい家事ができないで残ると、さらに疲労感が倍増(涙)
仕事のほうはしんどいのだけどやりがいも日々高まっているので、
むしろ土日のほうが疲れるし、気が重い、、はっきり言うとキライだ~~。

それが、今日みたいに降って湧いたかの休日、
行事も用事もないし、こんな悪天候だから最小限の家事さえすれば文句ない。
存分に自分のことしてよいのね~♪(どんだけ時間があると思っているのか、笑)
というわけで、とっても嬉しい。

・・・が。
台風の猛威は夜明け前に、このあたりには幸いたいした被害ももたらさず
足早に過ぎ去り、強風はなお続くもののお天気は急速に回復。
となれば、いつまでも雨戸を締め切っておくのも憚られ・・。
おひさまを見てしまうと「動かなければ」とつい強迫観念?に駆られるのが、
主婦のかなしさ(笑)
「乾くゾ」と思ったら、洗濯機をもう1回まわしたくなるし、
昨日ずぶずぶに濡れた子どもたちの運動靴も洗わなくちゃ、掃除機も
かけられるな、庭の木の葉も今日のうちに掃除したほうがいいな、、
結局、なんやかやと家のことをしてしまったではないか。。。
「今日は完全休業!」と割り切ればいいだけなんだろうけどね~。

せめてと夕方になってブログを書き始めたけど、、こんな内容に(笑)。
いざ書こうと思ってもなかなか思うように進まず、
書きたかったことがどんどん書かぬまま流れていく今日このごろ。

ちっ、時間だ。
台風でお休みになるかと思った塾も平常どおりあるじゃん。。
早目の夕食も送迎も、結局いつもどおりか~。

突然のお休み、
家事的にはなんとか満足、ワタクシ的にはちょい不満足・・で終わります。

いよいよ・・・

2009-10-05 | つれづれに

いよいよ・・
『蛮幽鬼』! ではありません。
『御園座吉例顔見世』! でもありません。 

インフルエンザです。

いえ、わが家はまだ大丈夫ですが、
じわじわ~~と不気味に、市内の小中学校に魔の手を広げております。
うちの給食センターにも、先週今週と学級閉鎖・学年閉鎖の連絡が
相次いで入るし、職員やパートさんにお子さんの学校から連絡が入ったりで、
ドタバタしています。
ちなみに今朝は、学年閉鎖が中学校で1学年、学級閉鎖が中学校で2クラス、
小学校で3クラス。
市内の他2つのセンターでも同様のようです。
やはり驚くべき感染の勢いです。

実は、今日から学年閉鎖になった中学校は、息子の通う学校。。
来週連休明けには中間テストが控えています。
息子たち3年生には絶対落せないテスト。
2年生の学年閉鎖で、インフルエンザの校内蔓延に歯止めがかかれば
いいのですが。
中学生から弟や妹に感染して、さらに小学校に広がるのも心配です。

それにしても。
受験生にとっては、かかるならさっさと今のうち、かも?
なんとか中間テスト以降11月上旬の模試までに!(笑)
こんな状態で2月3月の受験日までヒヤヒヤしているのはいやだもん。

しかししかし、
とりあえずは、中間テストが終わるまでは家族全員、
インフルエンザなんかにかかるわけにはまいりません。
実は彼、2年生の学年末テストを何年かぶりに罹ったインフルエンザで
ダメにしてしまった苦~い経験が。その二の舞だけは御免!
本人はさすがにその自覚があるので十分気をつけているようだけど、
「うがい・手洗い、栄養、睡眠」
本人はもとより下の子たちにも、これまで以上に徹底させなきゃ!

う、かくいうわたしも、
こんなことしていないで、早く寝なくちゃっ!