散歩日記XX

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1日散歩だったはず(4)

2023-04-08 12:34:55 | 美術・アート
急げば次の札幌方面の列車に乗れそうだったが、ここはあえて1時間先送りして街中を歩く。

街中に明らかに廃業した建物がただ残されているのは、地方都市あるあるだなあ。



こちらは現役の魚菜店。



そういえばということで、久しぶりに「そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター」に立ち寄ってみた。



写真展は4月26日からということで、現在は特別な展示はやっていないそうだ。



それでも中をぐるりと見て歩く。夕張の「目なし炭」。目地がなくて、割れにくい硬質なものだそうだ。



こっちは赤平の珪化木。石炭になったところと、木の模様が残ったところが入り混じっている。



賑わっていたであろう昭和36年の岩見沢地図。



下の方に岩見沢駅がある。



センターを出てアーケード街に戻る。おそらくもうやっていないが、味のある看板を発見。



そして、今日は時間があるので、岩見沢駅の裏手に行ってみようと思う。駅から直結の駐輪所兼跨線橋通路があるのだ。


→右側にうっすら自転車の影。

とても立派な通路。



裏手の建物に到着すると、アート作品が展示されていた。佐々木けいし「(タイトル表示なし)」。岩見沢北地区振興協議会・贈であるのだが、作品はカットしたレールを使っているのかな。





さて、裏手のロータリーに出ると、タクシーはいないし、雪がまだ積もっている。



とても目立つレンガ造りの建物があった。



岩見沢レールセンターといい、現在もレール加工を行っているそうだ。



しかしここは用地内にも入れないし、一般開放も極めて稀なのだとか。惜しいよなあ…。



少し歩くと幾春別川があった。これ、三笠までつながっているのかな?





「北本町小学校跡地記念之碑」を発見。学校が廃校になるのも田舎あるある。



そして、岩見沢発祥の地を発見。知らなかった。





開拓者と開墾の様子が描かれた記念碑。



山口県柳井市平郡出身士族移住記念碑。わざわざ「士族」っていうの、厭らしいけど、かつては心のよりどころだったのかも。



昭和九年九月開拓五十年記念碑、岩見澤町長高柳廣藏題。



そして、別の橋で幾春別川を渡って駅方面に戻る。



まだ歩道に雪が残されている。



立派な跨線橋を通って、駅へ。そろそろ列車の発車時刻だ。


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