散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

久々に座敷席へ

2023-06-17 20:00:22 | 飲み歩き・札幌市内
今日は珍しく大きな買い物をして(←いつかご紹介する日も来るであろう)、結構混雑する地下鉄で北24条へ移動。街中はとにかく観光客と久々のデートや家族連れで出かけてきた人が多い印象だ。それもあっての北24条移動である。

そして、開店少し前だが、いつもの焼鳥「T3」へ。開店と同時に入ってもなぜか先客がいることが多い店だが、今日も重鎮らしき人が一人で飲んでいる。今日の私はちょっと珍しく奥の座敷席へ。

1杯目は当然のことながらビールスタート(来た瞬間半分くらい飲んでしまい、写真なし)。通しはハム、鶏ハム、アスパラなどのサラダ風のものが出された。



まずは焼鳥。今日はつくねとささみ梅しそを注文。





ここの焼鳥は絶対値はそこまで高くないと思うのだが(←マスターゴメン)、とにかく私の体になじむんだよね(食べ始めて約40年)。タレの甘辛の味がじんわり、ささみの梅しその味がさっぱりとしみわたる。

焼き上がりに多少時間がかかるのが手羽先だ。これも肉たっぷりで、骨の際の所がいい感じに焼けているのを歯でこそげとる。



飲物は焼酎水割りに切り替えて、一旦、長芋千切りで落ち着こう。



焼酎水割りで少し飲むペースを落として、ここから野菜シリーズ、ポテトサラダとキュウリの浅漬けを追加。





締めにもう一度タレ味が食べたくて、室蘭風焼鳥を注文。辛子との相性もよろしい。



そしておにぎり(鮭)を1個作ってもらって食べたのだが、出来立てのため海苔の香り良し、ご飯の温かさもとても良かった(写真なし)。

結局、今日はカウンターに2名だけと店が暇だったので(昨日までは大変だったらしい)、明日法事で早く家を出るというママは先に帰ってしまった。マスターに勘定をしてもらい、しみじみと座敷席からの風景(←店内ね)を眺める。

 

マスターもお年だし、この店も永久に続くという訳ではないのだよな等と思いつつ、今日は堪能したのでこのまま帰ることにしよう。
コメント

20230617ギャラリー巡り

2023-06-17 15:24:17 | 美術・アート
本日は市民→HOKKAIDO ART→スカイホール→さいとう→三越→富士フイルム→大通→エッセ→大丸→道銀駅前支店→赤レンガテラスの11か所。

■札幌市民ギャラリー「第77回 全道展」。



秋常留依「Remodeling factory」:私の好きな細密画タイプの作品。
板谷論使「種まく人(左)」:端正な画ながら少々キッチュな作品を手掛ける印象がある作家だが、これは素直に静謐な物語を感じさせる作品だ。
大久保寧「みー」:カーテンをかぶって椅子に立つ子供を描いたものだと思うのだが、本体の姿が見えないだけにいろいろな想像をしてしまう作品。

大野海玖「不死を生む責」:地球大異変の中、ただ一匹たたずむ頭足類であろうか。もし、科学の力によって死ねない生命を生んでしまったのだとしたら、それは罪深いかも。
黒木孝子「邂逅」:青と黒の強い縦線が印象的。
佐々木ゆか「Persona~虚実を壊して~」:大画面に迫力のある、しかしながらピンクの印象が強い女性。

杉吉篤「木馬」:なんか絶対木馬じゃないものに、人らしき影が乗っているのが不気味だ。
宮下淳「寒い朝」:羊人間の上に鯨の幻影が浮かんでいる。画が上手く、象徴的。
森弘志「白矮鶏/印度孔雀」:二匹の鳥が向かい合って鋭い視線を向ける。つい「武蔵vs小次郎か!」くらい思える迫力。

伊藤倭子「枇杷」:枇杷の黄色が光る。こういうシンプルな作品がじわじわ来る。
高崎勝司「棲」:石板とノコギリを写し取ったような、アルミ凹版の作品。
石橋周子「新怪魚」:大きな魚がそのまま石化したような雰囲気のある作品。

川橋雪弘「ハジメトオワリニ」:服を脱ぐポーズをとらせ、あえて顔の部分を隠れた状態にした上半身の木彫。なかなか面倒な作品であろう。
水口司「沖縄の記憶~グスクの空~」:コンクリートブロックを使った大きな作品だが、そこに込められた力が「さぞかし大変なことがあったのだろうな」と思わせる。
橋本諭「祈り-再生」:ロビーにあったこの作品は撮影しても良いでしょう。



■HOKKAIDO ART GALLERY「中村善策&田辺三重松展」。北海道の重鎮の展覧会。全作品撮影可能という太っ腹ぶりだったが、ここではごく一部の作品を紹介したいと思う。
中村善策「大沼と駒ケ岳」:善策が駒ケ岳を描いた作品があまり記憶にないが(この展覧会では他にも1点あった)、これは旧拓銀頭取室に飾られていた作品だとか。拓銀崩壊で、いろいろな作品が世に出たのだろうな。



田辺三重松「海浜」:ちょっと三岸チックなところもある、海辺の風景。黒い岩山の迫力がなかなか良い。



田辺三重松「魚」:廊下側のガラス越しなので、写真がイマイチだが、迫力があって素晴らしい作品だ。魚介もカレイ、アワビ、キンキ、イカといろいろ。中央の黒くて丸っこいのはゴッコ(ホテイウオ)かも。



■スカイホール「グループ環展」。安定の上手い人ぞろい。

■大通美術館「木村富秋・由紀子展」。
木村由紀子「CRETOS2023」:私はこのシリーズが好きで、最大のものは200号にもなる。黒いクレーターのような、細胞をクローズアップしたような、様々な解釈ができる抽象画である。

■ギャラリーエッセ「北村哲朗彫刻展」。いつもいろいろな種類の木を使い、なかなか独創的な形を彫り出す人。

最後は赤レンガテラスに行き、道庁赤レンガを撮影。しかしこのスペースは温室のように暑くなるため、長くはいられない。高さもビルの5階にあるし、どうも中途半端なんだよね。

コメント

閉店347

2023-06-17 12:48:07 | いろいろ写真館
たまたま通りがかったので、閉館になったPIVOTを撮影する。





普段は意識していないが、結構巨大な木が生えているね。
コメント

そこにいたなら悪くない

2023-06-17 12:28:20 | 飲み歩き・すすきの周辺
札幌市民ギャラリーから昼食の場所を求めて、南2~3条辺りを西へ進む。



結局すすきのに来てしまい、先日通りかかって「そういえば一度くらいは行ってみないとな」と思っていた、昼飲みのできる「HD」へ。割と席数がある印象だった通り、今回もまだ2~3割程度の客入りだろうか。私はなるべく人と離れて、窓に向かったカウンター席の一番奥に席を取った。

さて、席を取ったもののどうなるのだろう。少し様子を見たが何も起こらないので、どうやらカウンターに行って注文する型式らしいと気が付く。で、注文に向かい、第一弾はビールとマカロニサラダにしてみた。



少々暑い中歩いてきたので、ビールが美味い。マカロニサラダは出来合いの品だが、メニュー写真のイメージよりも割と量がある。昼食のつもりで入った私にはありがたいことである。

続いて第二弾。最初に注文していたハムカツが届いたときにちょうどビールが無くなり、真の悪いタイミングでレモンサワーを追加注文しにいく。そういえば、この時間は飲み物半額なのだが、レモンサワーは通常500円、半額で250円。通常値段となると、少々高い気がするね。



ハムカツは厚めながら、安っぽいハムを揚げたもの(←それでいい)。添えられている野菜(大根千切り)があまりにもサラダというにはおざなりすぎるが、まあこんなものだよね。

ということで、積極的にここを目指してくるほどではないが、たまたまこの近くにいて、なおかつ飲み物半額タイムであれば良いかな、と思える店であった。セルフサービスだけど、注文して時間がかかる品は店の人が持ってきてくれるし、食べ終わった後も店の人にお任せしてよいみたい。感じは決して悪くないのであった。



私がいた間にかかった音楽はTUBEライブ→サザンオールスターズライブ→大黒摩季「夏が来る」と、真夏ムード全開であった。
コメント (2)

20230617最近読んだ本

2023-06-17 09:23:45 | 読書
■「無言板アート入門」楠見清
看板・掲示板としての機能を果たさなくなったものを取り上げた写真集。作者はそれぞれにタイトルも付けており、まさにアート&詩である。

■「野蛮な読書」平松洋子
書評というよりは人生の中に読書があった、という感じ。

■「土曜日は灰色の馬」恩田陸
これまた作者の個性の方が飛び出てくる、書評・マンガ評・映画評。

■「道ばた仏さんぽ」半田カメラ
石仏や摩崖仏を集めた写真集。非常に立派で見に行きたいものもあるくらいだが、現実には公共交通機関では非常に行きづらいところが多く、こうやってまとめてもらえるのが大変ありがたい本である。

以下、図書館の3冊。
■「添乗員さん、気をつけて」小前亮

■「証言「プロレス」死の真相」
いろいろなレスラーが通り過ぎていった。私も馬場さんの享年に近づきつつある。

■「昭和切手少年」泉麻人
私もこの人よりは数年後だが、切手収集やってたよ。昭和少年には人気の趣味で、思えば国宝シリーズや切手趣味週間で日本の美術に触れていたものだ。後は本に書いてあるのと同じく、普通切手(1円の前島密から)をもれなく集めたりね。
コメント