インド料理を食べにでかけたところ、
お隣の座席がインド人のご夫婦。
お二人は、右手を使ってとても巧みにカレーを食べ進めています。
私たちはいくつか違うお料理を食べた最後に
カレーがでてきたのですが、
スプーンを使おうとしたら「NO! NO!」の声。
流ちょうな日本語で「手を使って!」と。
左利き二人組みなので、ともに左手を出したら再び「NO! NO!」の声。
「右手で」
というわけで、右手を使ってカレーを混ぜたところ
「あついわ~~~」
口に運ぶ手つきがおぼつかないのを見かねて
手をスプーン状にして、食べ物をのせ
曲げた親指で食べ物を押し出して食べる方法を
実演指導してくださいました。
「やりやすいわ~~~」
ご夫婦は南インドのナントカという街のご出身のようですが、
まるでわかりませんでした。
インドとという国に対する私たちの知識の乏しさに恥じ入るばかりです。
せっかくいろいろお話したいのに、なんか知識が乏しくて
すすまないのです。
食べ終わった後は、おしぼりで右手をしっかりふき取って帰りましたが、
おしぼりが飲食店でこれほど実際的に役に立つお店は
そうそう他にはあまりないなーと感じました。