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衆参の「ねじれ」は、きちんと二院制のメリットが活かされた証拠

2012年11月11日 09時22分42秒 | 選挙制度・政治制度
衆議院と参議院で、多数政党が異なるという現象は、
二院制のバランスがよく働いているという証拠では
ないでしょうか。



2005年 衆議院 自民 勝
 
2007年 参議院 自民 負

2009年 衆議院 民主 勝 

2010年 参議院 民主 負



多数をとった政党が独善的な政策を行い、
それに対して、参議院が反応しているわけです。



自民党は2005年の小泉郵政選挙で多数をとった
挙句、2009年の政権交代選挙まで、再議決を
多用したりして、かなり強引な政権運営をしました。



2007年の参議院選挙の自民党の敗北は、
自民党政治への批判です。



また、2009年に勝利した民主党が
公約をないがしろにしたため、
2010年の参議院選挙で負けています。



有権者は、政権に失策があれば、
バランスをとって参議院にチェック機能を
活かすわけです。



「決められる政治」などと言う人がいますが、
それは、きちんと参議院でも衆議院でも有権者
に納得させられるだけの政治をやらない人達の
言い訳に過ぎないと思うのです。




(当ブログの過去記事)

参議院は重要 3
http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/d8b4cfac5316dff8518c9b1c6b7a08ea

参議院は重要 2
http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/20e6175124c3081e6f7c5d7bd2ae6d4e

くるくると首相が変わるのは悪いことか?
http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/eeddd540494a0034e43232453d9f09c3

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