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円安で日本企業が買収され易くなる ゲンダイの記事から

2013年03月13日 08時28分06秒 | その他
円安 金融緩和 アベノミクスで日本企業は草刈り場
(ゲンダイネット)
http://gendai.net/articles/view/syakai/141310




(引用開始)

今後、シャープは、サムスンの下請け、部品工場と化していく。それを見たLGなどの韓国企業や海外勢はどう思うか。日本企業を買いたたこうと、触手を伸ばしてくる恐れがある。それを後押しするのがアベノミクスの金融緩和と円安だ。金融ジャーナリストの小林佳樹氏が言う。

「ここにきて海外のアクティブファンド、いわゆる“モノ言う株主”が日本株の買い増しをエスカレートさせています。欧米に加えて日本が金融緩和を進めることで、世界的なカネ余りが加速し、資金を調達しやすくなっているのです。ドイツ銀行の年次調査によると、13年の世界のヘッジファンドの新規資金は前年比3倍以上になる見通しです。ジャブジャブ余った世界中のマネーが、舌なめずりしてアベノミクスの日本に狙いを定めている。円安が進むほど安い円をどんどん調達でき、日本企業を買収しやすくなりますからね」

 日本企業は草刈り場になりかねないのだ。

 おまけに、欧米ファンドの資金には赤いマネーも入っている。中国政府系ファンドはすでに名だたる日本企業の株を大量保有し、時価総額は4兆円を超える。電機業界では、昨年9月末時点で、NECや日立(3位)、ソニー(4位)、パナソニック(5位)の大株主だ。今は「静かな株主」だが、いつ本性を現してもおかしくない。

(引用終了)



ちなみに、円安前には、日本企業は世界各地で
いろんな企業買収をしていました。それが良いのか
どうかは別として、日本円が強かったからです。




日本円を「安くする」「弱くする」というのは、
デメリットも大きいと思います。




「TPPに参加すれば、日本企業は輸出を増やせる」と
考えるのも、ずいぶんと楽観的な気もします。




産業の空洞化を進められてきていますから、
円安で業績が「改善」したかのように見えても、
実体経済にどれほどの影響があるでしょうか。




技術の流出や停滞、組織の荒廃、人材の不足など、
もっと本質的な部分にこそ問題があるように思います。



消費者マインドなどとも言われますが、インフレと
消費税増税は、消費者マインドを冷え込ませます。



(当ブログの過去記事)

円安は必ずしも日本に良いことだけではないと私も思います
http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/1e88b932290e6eeb64055c7af2817afa

自民・安倍氏のインフレ政策は勤労者の貯金を目減りさせる
http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/9f29a0260bebe839734e1cf3e2ff9ef8


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