星蜜記

ホシ蜜と申します。リンパ浮腫、乳房再建、食べ歩き、ワンコ(柴7歳)のことなどあれこれ思うままに綴っています。

マダムペコと歌舞伎デート

2015-09-27 23:55:10 | 音楽・映画・マンガなど
りんぱっぴー先輩のマダム・ペコと先週の金曜日に歌舞伎を観に行って来た。会場はよこすか芸術劇場。

汐入駅に到着すると、何やらロケの準備をしている様子。
見覚えのある綺麗で小柄な女性がオーラを放っていた。小声でペコさんに「「かもめが飛んだ日」の人!」と。とっさに名前が出なかった~。
「隣のおじさんは誰ですかね?」と聞くと、「ほら、朝の番組に出てるジャニーズの人!」と、ペコさんも名前が出てこない~! おばさん同士の会話っておもしろい ^m^

劇場は駅のすぐ近く。中に入ると速攻でイヤホンガイドをゲット。歌舞伎を見始めた頃は、イヤホンガイド聞くなんてかっこわるいかなぁなんて思ったこともあったけど、1度借りてみたらこれがすごく良くて、今ではマストアイテム。たとえば、この場面の鼓や笛といった鳴り物はこういう情景を表してますよ~なんてことを解説してくれるので、イメージがじゃんじゃか湧きやすくなってどっぷり世界に浸ることができる。

演目はこれ ↓


「引窓」は・・・、寝た (^^ゞ 私はお姫様が出てきたり早替りがあったりといった派手なのが好きなんだよね。 市川左團次演じる濡髪長五郎が出てるときだけしっかり起きてた。やっぱり迫力がある。屋号が高島屋なので、口上の時に「バラのマークの高島屋ぁ~~」なんて言ったりする。今回は言わなかったけど。

この後、少し長い休憩。
ホールのカフェカウンターで軽く腹ごしらえ。


4代目中村雁治郎襲名披露興行なので口上(すみからすみまでずずずぃぃっっっと~、ってやつ)があり、とっても良かった。雁治郎さんは人間国宝坂田藤十郎と女優で政治家でもあった扇千景の息子さん。立派な口上でなかなかすてきだった。藤十郎さんの妹さんが中村玉緒で、この口上の時も左團次さんは「中村玉緒さんとはマージャンパチンコ仲間」なんて言ってお客さんを笑わせていた。

また休憩をはさんで、最後は「連獅子」。獅子の親子の情愛の舞が素晴らしく、何度見ても興奮する。今回は中村扇雀と虎之助の本物親子。虎之助くん17歳、かわいいぃぃぃ(*^_^*) 父は力強く子は健気。観客はみんな何度も拍手拍手。

やっぱり歌舞伎はおもしろい。今回はちょっと寝ちゃったとこもあったけどね。
食わず嫌いで敬遠する人もいるけれど、昔からの大衆芸能なんだから、難しいことを考えずに気軽に楽しんでみるのがいいいと思うなぁ。

去年は4代目市川猿之助9代目市川中車襲名披露。襲名前は「亀ちゃん」の愛称で親しまれた猿之助と従兄弟同士の中車。中車はご存知香川照之さん。

この時の「義経千本桜」は大好きな「川連法眼館の場」。亀ちゃんが猿(猿之助)になって狐(源九郎狐)を演じるというしゃれた趣向。

幕は大河ドラマの「龍馬伝」で中車と共演した福山雅治がデザインしたそうな。↓


その前の年は鬼平犯科帳の中村吉右衛門で番町皿屋敷。やっぱり役者は顔が大きくなくちゃ。ものすごい存在感があって超かっこよかった~♪



鑑賞後ふたりとも大満足で、いそいそと次のお楽しみに向かった。
それはまた次の記事で。 今日のところはこれにてお開き (^^)/~~~
コメント (6)
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