まあ、誰も心配してないかとは思いますが…
今朝の朝メシは軽めにして、いざお仕事!と思ったら、アポが次々とドタキャンに遭い…こんな中でも慌てず騒がず、特に成果のないまま出張先から引き上げ…先週も金曜の帰り道でしたが夕方にかけての時間帯だったので7時間近くかかってしまい、それに懲りて今日は少し早めに出て夕方の渋滞は避けようかと…と思ったら、ラマダンで皆さんおとなしく過ごしているせいなのかすいすい進み、珍しく5時間ちょっとで帰ってくることができ…
ただ、その車中でも刻々とお腹や背中にじんましんが広がっていくのを感じ…
そしてこちらに来るときに、安全対策やら健康管理について相談に乗ってくれる方がジャカルタにいることを思い出し、連絡をしてみたら、抗ヒスタミン剤は薬局でも買うことができるけど、素直に病院に行ったらどうかとのこと。それに費用は保険でも面倒を見てくれるということも思い出し…
自分の部屋に戻ってから、こちらに来た時にもらった便利帳を出してみて調べてみると、意外にもこちらは夜遅い時間帯まで病院は開いていることも知り、まあものの試しというか、もっと重い病気になったときのために病院に行く予行演習ということで、まずはタクシーに乗り運ちゃんに行き先を告げ…
総合病院でそれもインターナショナルと銘打っているところを選んでみましたが、運ちゃんもスムーズに病院まで連れて行ってくれ…
で、玄関入ってからさてどうしようか…う~んと悩んでいたら、ちょうど総合受付のようなカウンターがあったので、英語で「初めて来たんだけど…」と話しかけても、どうやら英語が通じず、しまいに腕を見せながら「ダーマトロジスト(皮膚科医)!イッチー(かゆい)!」と訴えていたら、なんとか理解したのか、「ちょっと待て」とカウンターに座らせられどこかへ電話をかけているよう…そしたら、コンシェルジュのような方が出てきて「May I help you?」と聞いてくれたので一安心。
そしたらその方からは「韓国人か?日本人か?」と聞かれ、「日本人だ」と答えたら、「ワタシ、スコシニホンゴデキマス」ときたので、もっと安心^^
ってことで、皮膚科医の先生も今いるとのことで無事受付も済ませ、そこからトントン拍子に先生が呼びに来て…
女医さんでしたが、MUより年上で白人系な方…これは英語でまくし立てられるのか、サッと診て追い返されるのかとおそるおそる座って、「2日前からかゆくなってきたので、たぶんじんましんなんだと思う」と話したところ、「まずは2日前からどんなことをしたのかを話してくれ」とのこと…で、晩メシを食べて明け方気持ち悪くなった頃と時を同じくしてかゆくなり始めたと話したところ、MUの患部を診て、「仕事は屋外か、屋内か?」と聞き始め…色々聞かれたんですが、たぶん植物のかぶれや蚊が原因とにらんでの質問で、MUがここ2日は野山に行ったりとか激しい運動をしていないということを確認し、原因をつかみきれていない様子…それから「症状が出始めた時にはどこにいたのか?」ってところで、MUも出張先にいたことはまだ伝えていなかったことに気付き、「実は地方にいた」というところで先生の目がきらりと光り…さらに「その出張先のホテルに泊まっていた」というところで、先生は納得の「じゃあ、そのホテルの寝具かリネンにダニか何かの虫が付いていてそれに刺されたんだ」との御診断。
「かぶれの形からしてそうかと思ったんだよ」ってことで、食べ物は全く関係なかったということになり、昨夜は単にひもじかっただけになりましたとさ^^;
それから内服薬の飲み方や、塗り薬についてもしっかり説明していただき、来週経過を診たいとのことで、それまでの薬を出してもらうことに…いや~、なかなか日本でも見たことのない先生でした。
かつてウルシにかぶれて行った大学病院とは大違い^^;あの時は若い先生が診て、次に指定された時に行ったらまさに教授回診で、教授が一瞥するなり「植物だな」と診断を下すと、MUを診た若い先生が「やはりそうでしたか」とメモを取り…ってお~いそんなに自信無いまま診断したのかい!とツッコミの一つも入れたくなりましたが、そのうちにじわじわっと白衣の人垣に囲まれ…学生さん達の見本になってましたとさ^^;
まあ今日は満足する医療を受け、そのプラシーボ効果もあるのか今はかゆみも小康状態ですね^^