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花狂~偉大なる先人達の孫~

戦後食糧難の時代、魚沼に花を根付かせた先人達。60年もの時が流れ私達がその孫世代。今日も日々花を育てています。

春風が雪を融かす。

2013-04-17 21:19:06 | 伝える
平成25年4月17日

朝、外に出て車のフロントガラスが凍るようなことがなくなりました。最低気温が上がり、暖かい春風が吹き融雪がすごい速度で進んでいます。
昨年の4月の月末に雪融けが早い畑でもなかなか融けず山菜の株割りで出た土を畑に撒いたことを思い出します。
今月中には、かなりの畑で出ると思います。
ようやくもうすぐで魚沼の春が来るように思います。




出荷場では、サンダーソニアの出荷がありました。
こうやって、魚沼の花がすこしづつ増えてきます。

雪融け進む。

2013-04-10 20:35:58 | 伝える
平成25年4月10日
雪融けが順調に進んでいます。
昨年は、雪融けが早い布場平でも4月いっぱいは一面の雪がありましたが今年はあと10日もすればかなり減るのではないかと思います。

産地で一番早く芍薬の切り花が始まる畑はもうすこしで土が見えてくると思います。



3メートルもあった雪を除雪した畑です。土が出ました。


今年のお正月に息子が作っていたかまくら。

春はもうそこまで来ているようです。心待ちにして春が来るのを待っていました。

低気圧の一日

2013-04-07 20:41:23 | 伝える
すこし前にも関東にとても強い風が吹いてニュースを見ながら農家や花屋を心配していましたが、今回の低気圧は全国的なものでした。
春の台風のようなものです。
幸いにも魚沼では、大きな影響が無かったのではないかと安心したんもつかの間、夕方の風ではしごが倒れ軽トラックのフロントガラスが割れてしまいました(涙)

まぁ仕方ないと、安く修理出来るようにお願いを明日することにし雨と暖かい南風で雪が融けたことを喜ぶことにします。

快晴。

2013-04-05 07:20:26 | 伝える
大変、暖かい一日でした。
まだ雪が一面にある畑では、様々な方法で除雪する作業が進んでいます。
やり方を変えることにより、融雪速度を早めたり段差をつけたりしています。
耐雪ハウスの中では、百合球根の植え込みが順調に進んでおり、露地の畑に早めに植え込む予定の場所は、雪が片付けられ土が顔を出しはじめています。


パワーショベルで雪を掘り起こして融雪剤を撒いている畑です。


トラクター除雪で段差をつけた畑です。
融雪速度が変わります。



去年はとても暑く厳しい年でした。早く出荷を再開したいという気持ち以上に、よい品質のものをお届けしたい。喜んでもらえる花をお届けしたい。という気持ちが強くあります。
それに向けて、雪の畑では花農家が顔を真っ黒にしながら頑張っています。

4月

2013-04-04 07:38:44 | 伝える

とても気温が低く雪が多く降る冬から、融雪が進む4月がやってきました。
毎年毎年、『今年も雪ぎえがおせえよのぅ』と畑から雪が消える事を花農家の皆さんは心配していました。
昨年と違い、3月がとても暖かく融雪が進んでいます。
始まった4月ですが、さらに融雪が進み昨年よりは早いスタートが切れそうです。
ハウス内では、百合球根の植え付けが進んでいる様子です。

いよいよ花仕事の季節がきたなぁと喜んでいます。

何回目だっけ?

2013-02-26 12:55:32 | 伝える
2月26日
今シーズン最強の寒波がようやく去って、久々に晴天の魚沼です。
「すかゆ」か「舟山」か?
TVでは青森県の「すかゆ温泉」の豪雪が伝えられていますが魚沼の「舟山」も「なかなか凄い」ですよ~


「ゆうと」君が雪下ろしをしていたので「何回目?」と聞くと「何回目だっけ?」って答え。。
「確か7回目?8回目?」もう何回屋根に上がったかも判らないほど・・・
雪下ろしをした雪を何処にやればいいのやら・・・




隣にもう一つハウスが埋まっているわけではありません。ハウス脇の雪を積み上げた「純粋な雪」です。


屋根に周りの雪が完全にくっついてしまいました。


「ひさお」さん。
トンネルのような道です。



「ひさお」さんのナルコ。
お彼岸頃に出荷かな?
豪雪の中にも元気に育っている緑の「ナルコ」を見てホッとしました。

ただただ「頑張りましょう!!」

巨星 逝く・・

2013-02-01 12:31:30 | 伝える
2月1日

昨日、昭和50年代~60年代に「魚沼ほりのうちの花」の興隆に大変大きく貢献いただいた「鈴木和太郎」さんが亡くなられました。(享年82歳)

氏はユリの品種改良・育成を手がけられ産地の球根生産、切花生産の拡大に大変貢献されました。

鈴木さんの大きな活躍は昭和40年代にアメリカから導入されたスカシユリの「エンチャントメント」のウィルスフリー株の育成に始まりました。30年代に導入された「エンチャントメント」はウィルスにひどく冒されたもので球根養成や切花の元球根に使うことが出来ないものでしたが、氏はその品種の優秀性に気づき優良株の選抜を繰り返し、ついにウィルスフリー株の育成に成功しました。ウィルスフリーの「エンチャントメント」は「改良エンチャントメント」と名づけられ、産地の球根生産や切花生産の一大品種となりました。そして日本全国に生産が拡大するとともに、何と導入元のアメリカやオランダにまで輸出されるようになったのです。

そして50年代に育成された赤いスカシユリの「紅の舞」、黄色スカシユリの「金杯」、日本初のピンクスカシユリである「マイプレティ」の3品種は当時の堀之内町農協が販売権を買い取り、この3品種を軸に共選販売を確立・拡大が行われたのでした。
(詳細は産地HP豪雪は花のゆりかごをご覧下さい)

氏の往時の活躍を偲ぶとともに、ご冥福を組合員一同祈りたいと思います。

魚沼ほりのうちの花


今日の魚沼は春のような良い陽気です。

新潟県青年農業士、指導農業士認定式

2013-01-29 21:33:02 | 伝える
1月29日

本日新潟県青年農業士、指導農業士、地域生活アドバイザーの認定式がありました。

青年農業士は新潟県および地域の若手農業者のリーダー的な担い手として、また指導農業士は地域の農業リーダーおよび後継者の育成を担う農業者として県が毎年認定しているもので。現在魚沼市の花き生産者では青年農業士が8名、指導農業士が8人認定されています。

今年は魚沼市の花生産者から2名の青年農業士、1名の指導農業士が新たに認定されました。



青年農業士に認定された「しんたろう」君。大活躍してくれると思います!!

小正月

2013-01-17 12:59:44 | 伝える
1月15日は小正月です。

大変ご挨拶が遅れましたが、
「皆様あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いします。」

正月の15日は小正月です。各集落などで「賽の神」などの行事が行われます。
まあ最近は成人の日が3連休法案で流動的になってしまったため、それに合わせて賽の神行事も行われるようになったりしていますが・・・


まず会場をカンジキで踏み固めて、中心に青竹を差し込みます。


昨年秋に刈り込んでおいたススキを巻きつけていきます。


ススキを荒縄で纏め上げ、正月のしめ縄、松飾、お札などを縛り付けて「賽の神」の完成です。


今年の年男・年女の方々などが点火します。


「賽の神」の炎と煙でスルメをあぶり、家族で食べて今年の無病息災を願います。

スルメのほかに餅や豚汁などを頂きました。
こういうお祭りで頂くものは「本当においしいものですね。」