スイカズラ(吸い葛) スイカズラ科 スイカズラ属
別名:ニンドウ(忍冬) 冬場を耐え忍ぶ事からこの名がついた。
若い枝は毛が密生し、葉は、木質のつるに長さ3~8mmの葉柄をもって対生する。
葉身は卵形から長楕円形で、長さ2.5~8cm、幅0.7~4cm。
毛は葉の裏面に多く、表面は少ない。
葉は全縁だが、幼い枝では粗い鋸歯が出ることがある。
花は5~7月に咲き、甘い香りがある。
花弁は筒状で、先の方は上下2枚の唇状に分かれ上唇はさらに4裂、はじめ白いが徐々に黄色くなる。
そのため、一つの枝に白い花と黄色い花が同居することが珍しくない。
後述の異名である金銀花はこれによる。
果実は径5~7mmの液果で9~12月に黒熟する。