東京都内と成田空港を結ぶ京成電鉄の新線「成田スカイアクセス」が１７日、開業した。
同線を走る新「スカイライナー」は日暮里（東京都荒川区）―空港第２ビル駅間を最短３６分で結び、京成本線を走っていた旧スカイライナーに比べ、１５分間の短縮となる。
開業した新線は京成高砂駅（葛飾区）から北総線と成田市までの新設路線部分などの計５１・４キロ・メートル。この日導入された新スカイライナーは、山本寛斎さんのデザインによる藍(あい)色と白の外観の新型車両「ＡＥ形」で、最高時速１６０キロとなる。
料金は運賃と特急料金で計２４００円。１日に上り２８本、下り２６本が運行する。
旧スカイライナーより上下線で１３本増えた。
この日午前６時３３分頃、日暮里駅ホームに成田空港行きスカイライナーの一番列車が入ってくると、大勢の鉄道ファンらが熱心に撮影を行い、停車中に同社の花田力社長らによるテープカットが行われた。
花田社長は「世界の主要な国際空港のアクセスに肩を並べることができ、成田空港がより身近になる」とアピールしている。
新型スカイライナー発進、都内―成田空港３６分
社会 YOMIURI ONLINE（読売新聞）
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