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魔女の宅急便
スタジオジブリ - STUDIO GHIBLI
7/31 (金) 21:00 ~ 23:09 (129分)
日本テレビ系列 (地上波) 映画 / 洋画
◇◆◇ みどころ ◇◆◇
今年は『魔女の宅急便』の誕生20周年記念!
こう聞くと誰もが「えっ?そんなに経ってる?」と驚きの表情を見せるはず。
そう、そうなんです。実はもう20年も経つんです。
この物語が何年経っても古さを感じさせないのは、主人公のキキが親元を離れ、知らない町でさまざまな人との交流を経て一人前の魔女として成長するという普遍的なテーマと、宮崎作品ならではの色鮮やかなパレットを使った美しい風景描写、そして表情豊かなキャラクターたちのおかげだろう。
チャーミングで愛らしいキャラクターと、物語と映像のクオリティの高さにはとにかく毎回感心させられるが、なかでも一番の驚きは作品が与えてくれる幸福感につきる。
多くのファンを持つ角野栄子原作の『魔女の宅急便』を宮崎監督ならではのエッセンスで脚色し、「第二次世界大戦を経験しなかったヨーロッパ」を舞台に物語は繰り広げられるのだが、“戦争をしていない平和な世界”を舞台にしているところにも監督の強いこだわりが感じられる。
そんな平和の中で静かに進んでいく物語はもちろん十分に魅力的なのだが、エンディングでその静寂が壊されるところはなんとも圧巻。
まだまだ未熟な魔女のキキが、仲良しのトンボの命を救いたいという一心から突如強い心を持ち、本物の魔女へと変貌していくそのシーンはなんとも言えない迫力と感動を伴う。
そして、その後に描かれるエピローグは一転、この上なく優しい空気に包まれ、観ている者の顔に自然と笑顔がこぼれてくるような幸福感を与えてくれるのだ。
◇◆◇ 内容 ◇◆◇
「今夜に決めたわ!! 出発よ!」
今年13歳になるキキは、黒猫のジジに今夜旅に出ることを伝える。
この世界では、人間と魔女の間に生まれた女の子は13歳の年の満月の夜にひとり立ちさせなければいけないという古くからのしきたりがあった。
もちろんキキも例外ではなく、その夜、近所の人たちに見送られながらジジと共に家を飛び立った。
翌朝、キキたちは大都会コリコの町に到着した。
大都会にすっかり興奮した二人だったが、興奮しすぎてちょっとした事件を起こし、警察沙汰になってしまう。
気のいい少年・トンボの助け船のおかげで事なきをえたものの、宿泊する宿もみつからず早くも落ち込んでしまうキキ。
そんなとき、通りがかりのパン屋さんの前でお客さんの忘れ物を手に困り果てている女主人・おソノさんと出会う。
キキは空を飛んでこの忘れ物を持ち主に届けてあげたことからおソノさんに気に入られ、彼女の好意でパン屋さんの空き部屋に下宿させてもらえることになる。
そして、店先で宅急便を開業する。
初めての仕事に張り切るキキだったが、初仕事でさっそく届け物のぬいぐるみを森に落とすという失態をおかしてしまう。
慌てて森を探しまわるキキはそこで画学生のウルスラと出会う。
ぬいぐるみは彼女が持っており、おかげでキキはなんとか初仕事を成功させることができた。
声優さんたち
高山みなみ (キキ)
佐久間レイ (ジジ)
山口勝平 (トンボ)
戸田恵子 (おソノ)
信沢三恵子 (コキリ)
三浦浩一 (オキノ)
関弘子 (バーサ)
加藤治子 (老婦人)
斉藤昌
丸山裕子
坂本千夏
津賀有子
土井美加
亀井芳子
小林優子
浅井淑子
渕崎ゆり子
井上喜久子
土師孝也
西村知道
田口昴
池水通洋
監督 宮崎駿
脚本 宮崎駿
原作 角野栄子
撮影 杉村重郎
音楽 久石譲
作画監督 近藤勝也 / 大塚伸治 / 近藤喜文
挿入歌
「ルージュの伝言」
「やさしさに包まれたなら」
作詞・作曲:荒井由実
歌:荒井由実(アルファレコード)
何度観ても心温まる傑作ですね。
楽しみ。
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