投票は原則、午前7時から午後8時まで。ただし、開始・終了時刻を繰り下げ・繰り上げしている投票所もある。
第22回参議院選挙は11日投開票される。
政権交代後初めての大型国政選挙で、民主党政権の政権運営に対する中間評価が下される。
菅直人首相(民主党代表)の「消費税10%」発言で消費増税が論戦の軸になり、選挙戦最終日の10日も各党党首は「最後の訴え」で消費税に関する主張を展開した。
12日未明には大勢が判明する。
首相は福井県坂井市で「財政破綻(はたん)に陥らないためには、税制についても議論する必要がある。与野党を超えて話し合いを始めよう」と主張。
ただ、消費増税については「明日から(税率を)引き上げるというのではない。次の総選挙までは話し合い。逆に言えば、総選挙までは1円も消費税は上げない」と強調した。
同じく「消費税10%」を掲げる自民党の谷垣禎一総裁は山梨県笛吹市で「一番だというものを作って底上げする中で、雇用、景気、地域格差の問題を解決しよう」と主張。
消費増税については「(菅首相は)財政を立て直すための見取り図ができていない。マニフェストのバラマキを是正するとはっきり言わないと、消費税はバラマキの尻ぬぐいになってしまう」と、民主党を批判した。
公明党の山口那津男代表は東京・秋葉原で「政権交代以来、民主党政権が迷走に迷走を重ねている。実現できないなら、約束するな。これが国民の率直な思いではないか」と語った。
共産党の志位和夫委員長は東京都小金井市で「今度の消費税の問題は、大企業の法人税の減税とセットで出されている。福祉のためでも、財政再建のためでもない」と主張。
社民党の福島瑞穂党首は那覇市で「消費税率10%に断固反対する。と訴えた。
国民新党の亀井静香代表は東京・有楽町で「去年、4年間消費税を上げないと約束したのに、自民党と、消費税をはじめ政策の談合をしている疑わしい状況にある」と指摘。
新党改革の舛添要一代表は東京・浅草で、首相の「消費税10%」発言を取り上げ、「自民党が10と言うから、自分も10だと言う。そんないい加減なことで総理大臣はつとまらない」と批判した。
たちあがれ日本の平沼赳夫代表は横浜市で「民主党が出しているマニフェストは永田町では『うそつきの書』と言われている」と述べた。
みんなの党の渡辺喜美代表は東京・有楽町で「菅さんは話がぶれるから『ぶれ菅』と言われるが、経済では『空き菅(空き缶)』だ。総理大臣になったとたんに増税ですか」と批判した。
幸福実現党の石川悦男党首は東京・新宿で「消費税増税は反対」と訴えた。
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民主政権に初の審判 参院選11日投開票
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